岡部淳也
表示
おかべ じゅんや 岡部 淳也 | |||||
---|---|---|---|---|---|
本名 | 同じ | ||||
別名義 | 岡部暢哉 | ||||
生年月日 | 1965年5月7日(59歳) | ||||
出生地 | 神奈川県横浜市 | ||||
職業 | プロデューサー・ディレクター・クリエーター | ||||
ジャンル | 映像、玩具、特撮、CG、クリエイティブ | ||||
活動期間 | 1980年代後半 - | ||||
活動内容 | |||||
公式サイト | OKABE JUNYA Official Site | ||||
主な作品 | |||||
『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』 『CAT SHIT ONE -THE ANIMATED SERIES-』 『BRAVE STORM ブレイブストーム』 『ZVP〔座頭市対プレデター〕』 | |||||
| |||||
備考 | |||||
ビルドアップ創立者 視覚効果協会(VES)会員[1] |
1994年から2004年まで
略歴
[編集]1985年、特撮工房ガラパゴスを設立[2]。映画『帝都物語』(1988年)で特殊造形を担当する[2]。その後、ツルモトルームに間借りし、テレビ関係の仕事や玩具原型などを手掛ける[2]。
1989年、原型作業で知り合った品田冬樹とともにビルドアップを設立[2]、同社の代表取締役に就任。『帝都物語』での仕事が評価され、同社で『ゴジラvsビオランテ』(同年)のビオランテ造形を担当[2]。
2008年、ビルドアップが円谷プロダクションに吸収合併され、同社代表取締役副社長[2]兼クリエイティブ統括に就任。
2010年、ブラスト(旧 IDA)代表取締役に就任[3][2]。2012年、経済産業省「“日本の未来”応援会議 〜小さな企業が日本を変える〜」コアメンバー 受嘱[4]。2018年には、経済産業省「はばたく中小企業・小規模事業者300社」に選定される[5]。
受賞歴
[編集]- 1994年
- エミー賞( NHKスペシャル「生命40億年はるかな旅」)[6]
- 一般社団法人 東京ニュービジネス協議会「第5回ニュービジネス大賞」ヤングアントレプレナー賞(岡部暢哉 名義)[7]
- 2010年
- 東京コンテンツマーケット「TCMアワード2010大賞」大賞(「CAT SHIT ONE -THE ANIMATED SERIES-」)[6]
- 2011年
- 「第9回 視覚効果協会賞(VES Awards)」ショートアニメーション部門ノミネート[8](「CAT SHIT ONE -THE ANIMATED SERIES-」)
- 2018
作品
[編集]テレビ番組
[編集]- 自然がいちばん!地球塾(1990年、オープニング映像制作)
- マクロス7(1991年、オープニング映像CG制作)
- とんねるずのハンマープライス(1991年、オープニング映像制作)
- NHKスペシャル「生命40億年はるかな旅」第2集:進化の不思議な大爆発(1994年、CG映像制作)
- 英語であそぼ(2001年、キャラクター制作、オープニング映像制作)
- 英語であそぼ(2002年、キャラクター開発、デザイン、造形、美術、CG、オープニング映像制作)
- ひとりでできるもん(2002年、キャラクター・オープニング制作)
- 笑う犬の情熱(2002年、キャラクター全種開発、デザイン、オープニング映像制作)
- 宇宙大作戦チョコベーダー(2003年、全27話 番組制作)
- 天才てれびくん(2005年、企画、プロデュース、脚本、監督)
- アキバちゃん(2008年、製作、監督)
- ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY(2008年、製作統括)
CM
[編集]- 日清食品 : UFO仮面ヤキソバン(1990年、特殊造形美術)
- レナウン : INエキスプレス(1990年、特殊造形美術)
- セガ : ファンタシースター(1991年、特殊造形美術)
- パナソニック : 乾電池(1992年、特殊造形美術)
- サムソン : バイオティービー(1992年、CG映像)
- アサヒビール : 黒生(1992年、CG映像)
- 進研ゼミ(1993年、キャラクター造形美術)
- 学習研究社(1993年、CG映像)
- セガ : バーチャロン(1993年、CG映像)
- ソニー : クラッシュバンディクー(1996年、CG映像)
- ナショナル : カテキンペパ(1993年、CG映像)
- キリンビバレッジ : スウォーター(1993年、CG映像)
- FromA(1993年、CG映像)
- ダンロップ : 撥水タイヤ(1993年、特殊造形美術)
- サムソン : エニーコール(1993年、CG映像)
- 資生堂 : レシェンテ(1993年、CG映像)
- 日本生命(1994年、CG映像)
- アース製薬 : ゴキジェット(1994年、キャラクターデザイン、特殊造型、CG映像)
- コンパック : ブレサリオ(1994年、CG映像)
- チェルシー(1994年、特殊造型美術)
- アプリコット(1994年、特殊造型美術)
- ソニー : クラッシュバンディクー2(1997年、CG映像)
- コミュニケース(1995年、CG映像)
- EZweb : 浜崎あゆみ(2000年、特殊造型)
- プレステージD(2000年、特殊造型)
- シャープ : ザウルス(2000年、キャラクターデザイン、特殊造型)
- カゴメ : 野菜ジュース(2003年、キャラクターデザイン、特殊造型)
- 永昌源 : 杏子酒(2003年、キャラクターデザイン、特殊造型)
- コナミ : メタルギアソリッド(2004年、キャラクター美術造型)
- 任天堂 : ラセンダー、ドリルレロ(2005年、VFX、キャラクター制作)
ゲーム
[編集]- バーチャファイター(1993年、CG映像)
- サクラ大戦(1996年、CG映像)
- バーチャルプロレスリング(1996年、CG映像)
- エースコンバット2(1995年、CG映像)
- 風のクロノア(1997年、CG映像)
- サクラ大戦2 〜君、死にたもうことなかれ〜(1998年、CG映像)
- バッケンローダー(1998年、CG映像)
- セヴンスクロス(1998年、CG映像)
- 電脳戦機バーチャロン(1999年、CG映像)
- ソニックシャッフル(2000年、CG映像)
- MotoGP(2001年、CG静止画)
- ゼノサーガ(2002年、CG映像)
- 巨人のドシン(2002年、CG映像)
- パンツァードラグーン オルタ(2002年、CG映像)
- ソウルキャリバーII(2003年、CG映像)
- テイルズ オブ シンフォニア(2003年、CG映像)
- プロサッカークラブをつくろう!(2003年、CG映像)
- Quest of D(2004年、CG映像)
- ガンスリンガー(2004年、CG映像)
- トランスフォーマー(2004年、CG映像)
- グレイトバトル フルブラスト(2012年、CG映像)
映画
[編集]- グリーン・レクイエム(1985年、特殊造型)
- 餓鬼魂(1985年、特殊造型)
- 帝都物語(1988年、特殊造型)
- ゴジラvsビオランテ(1989年、キャラクター造形美術)
- ケルベロス-地獄の番犬(1991年 キャラクター開発・造形美術)
- ゴジラvsキングギドラ(1991年、キャラクター造形美術)
- 河童(1994年、キャラクター造形美術)
- ACRI(1996年、キャラクター造形美術)
- GUNDAM Mission to the Rise(1998年、CG映像)
- るにん(2004年、特殊造形・VFX)
- SPECTER(2005年、企画・プロデュース・脚本・監督・玩具開発・原型・製作)
- 鎧 サムライゾンビ(2009年、特撮監督・特殊造型・VFX)
- フリージア(2007年、特撮監督)
- ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ(2008年、造型プロデュース)
- 少林少女(2008年、造型プロデュース)
- 大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE(2009年、プロデュース・脚本・ビジュアルスーパーバイザー)
- CAT SHIT ONE -THE ANIMATED SERIES-(2010年、プロデュース)
- BRAVE STORM ブレイブストーム(2017年、プロデューサー・脚本・編集・監督)
- ZVP〔座頭市対プレデター〕(2017年、プロデューサー・脚本・監督)【YouTube公開作品】
- ゲッターロボ(2025年、監督・脚本)
オリジナルビデオ
[編集]- D(1999年、プロデュース、脚本、監督)
- やくざ23区 新宿編「新宿御苑」(2006年、脚本、監督)
- ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース(2009年、製作統括)
ステージ、イベント、展示、その他
[編集]- 米米CLUB(1990年、ステージ美術、コスチューム開発)
- 大恐竜展 : ディノアライブ(1992年、ロボット全体演出・制作)
- 「竹谷隆之の仕事展 ~「仮面ライダー」から「漁師の角度」まで~」(渋谷パルコ3/2000年、企画、プロデュース)
- 怪奇生物の世界(2003年、映像制作)
- ウルトラシリーズ(2004年、プロモーション用アートワーク)
- ASIAN KUNG-FU GENERATION(2004年、PV撮影用キャラクター制作)
- 「竹谷隆之の仕事展」(アーツ千代田3331/2013年、企画、プロデュース)
アート、フィギュア
[編集]- 宇宙大作戦チョコベーダー(2001年、キャラクター食玩企画)
- メタルギアソリッド3(2004年、ノベリティー用フィギュア原型・量産)
- ぴ〜きゅ〜(2006年、フィギュア企画・販売)
- Animals As Art: 第1弾 シロクマ親子(2017年、美術造型品 企画・販売)
- クローンワンコ(2018年、美術造型品 企画・販売)
- BRAVE STORM ブレイブストーム: スタチューフィギュア「シルバースーツ タイプR2」(2018年、フィギュア企画・販売)
ネット配信番組
[編集]- バ怪獣 ゴメラ(2012年~2015年、プロデュース、脚本、監督)
関連項目
[編集]出典
[編集]- ^ a b Junya Okabe - Visual Effects Society
- ^ a b c d e f g h i j VSビオランテコンプリーション 2015, p. 36, 「GODZILLA VS BIOLLANTE staff Message 岡部淳也」
- ^ 岡部淳也 - 株式会社ブラスト 公式ウェブサイト
- ^ “ちいさな企業”未来会議( “日本の未来”応援会議 ~小さな企業が日本を変える~ )取りまとめ - 経済産業省 中小企業庁
- ^ はばたく中小企業・小規模事業者300社」及び「はばたく商店街30選」を選定しました - 経済産業省, 2018年3月26日
- ^ a b 会社案内 - 株式会社ブラスト 公式ウェブサイト
- ^ ニュービジネス大賞 第5回(1994年)受賞者 - 東京ニュービジネス協議会 公式ウェブサイト
- ^ 9th Visual Effects Society Awards - Visual Effects Society
- ^ AWARDS WINNERS - GOSH! FILM FESTIVAL
参考文献
[編集]- 『ゴジラVSビオランテ コンプリーション』ホビージャパン、2015年12月16日。ISBN 978-4-7986-1137-2。
外部リンク
[編集]- 株式会社 ブラスト
- 岡部淳也 (@junyaokabe) - X(旧Twitter)
- Junya Okabe - IMDb