IMPLYゲート
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入力 | 出力 | |
A | B | A → B |
0 | 0 | 1 |
0 | 1 | 1 |
1 | 0 | 0 |
1 | 1 | 1 |
IMPLYゲート は論理包含の論理ゲートである。論理含有と同じく、AならばBの真理値表に対応した論理ゲートであり、A→Bは¬A OR Bに対応する。他の論理ゲート(AND、OR、XOR)とは異なり、2つの入力は区別される。
記号
[編集]IMPLYゲートを表す記号は2種類(ANSI、IEC)ある。
Traditional IMPLY Symbol (MIL/ANSI) 記号 | IEEE IMPLY Symbol (IEC 記号) |
論理式では「→」を用いて、C = A → B = ¬ A OR B と表せる。
実装
[編集]IMPLYゲートは2つのメモリスタを用いて実装できる[1]。メモリスタAに電圧をかけ、電流を測定する(入力A)。メモリスタBに電圧をかけ、電流を測定する(入力B)。左の入力端子にV_{COND}を、右の入力端子にV_{SET}を同時にかける(IMPLYを実行)。メモリスタAに電圧をかけ、電流を測定する。メモリスタBに電圧をかけ、電流を測定する(この測定結果が A IMPLY B である)。
関連項目
[編集]出典
[編集]- ^ B. Julien, S.S. Gregory, J.K. Philip et al. ‘Memristive’ switches enable ‘stateful’ logic operations via material implication Nature vol.464, pp.873−876 (08 April 2010).