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IMPLYゲート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
入力 出力
A B A → B
0 0 1
0 1 1
1 0 0
1 1 1

IMPLYゲート は論理包含論理ゲートである。論理含有と同じく、AならばBの真理値表に対応した論理ゲートであり、A→Bは¬A OR Bに対応する。他の論理ゲート(AND、OR、XOR)とは異なり、2つの入力は区別される。

記号

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IMPLYゲートを表す記号は2種類(ANSI、IEC)ある。

Traditional IMPLY Symbol (MIL/ANSI) 記号 IEEE IMPLY Symbol (IEC 記号)

論理式では「→」を用いて、C = A → B = ¬ A OR B と表せる。

実装

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2つのメモリスタを用いたIMPLYゲート(図は間違っており、正しくはメモリスタの両端は導通していない)

IMPLYゲートは2つのメモリスタを用いて実装できる[1]。メモリスタAに電圧をかけ、電流を測定する(入力A)。メモリスタBに電圧をかけ、電流を測定する(入力B)。左の入力端子にV_{COND}を、右の入力端子にV_{SET}を同時にかける(IMPLYを実行)。メモリスタAに電圧をかけ、電流を測定する。メモリスタBに電圧をかけ、電流を測定する(この測定結果が A IMPLY B である)。

関連項目

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出典

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  1. ^ B. Julien, S.S. Gregory, J.K. Philip et al. ‘Memristive’ switches enable ‘stateful’ logic operations via material implication Nature vol.464, pp.873−876 (08 April 2010).