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ANDゲート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
入力 出力
A B A AND B
L L L
L H L
H L L
H H H

ANDゲート(アンドゲート)は論理積の論理ゲートである。

概要

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右に挙げた真理値表に従った動作をする。出力がHighとなるのは、ANDゲートの両方の入力がHighの場合のみである。

ANDゲートの入力の一方のみがHighの場合やどちらもHighでない場合、出力はLowとなる。換言すれば、ANDゲートは2つの入力から最小値を求めるものである。逆にORゲートは最大値を求める。

3入力ANDゲート

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入力端子が3つの3入力ANDゲート(: Triple 3-Input AND gate)も存在する。

3入力ANDゲート
3入力ANDゲート

記号

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ANDゲートを表す記号は3種類(ANSIIECDIN)ある。

MIL/ANSI 記号 IEC 記号 DIN 記号

ANDゲートの入力を AB、出力を C とすると、 という論理式を実装していることになる。

実装

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NMOS型ANDゲート

上図はNMOSによる実装例である。ab が入力、F が出力である。

代替技法

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NANDゲートで構成したANDゲート

ANDゲートがない場合でも、NANDゲートNORゲートからANDゲートを構成できる。NANDゲートとNORゲートは「汎用ゲート」であり[1]、他のあらゆる種類の論理ゲートを構成できる。XORゲートでもANDゲートを構成できるが、そのような使い方をすることは滅多にない。

脚注・出典

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  1. ^ Mano, M. Morris and Charles R. Kime. Logic and Computer Design Fundamentals, Third Edition. Prentice Hall, 2004. p. 73.

関連項目

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