HappyCash
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HappyCash | |
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各種表記 | |
繁体字: | 有錢卡 |
拼音: | Yǒu qián kǎ |
注音符号: | ㄧㄡˇ ㄑㄧㄢˊ ㄎㄚˇ |
発音: | ヨウチェンカー |
台湾語白話字: | ū chîⁿ khah |
英文: | HappyCash Card |
HappyCash(ハッピーキャッシュ、有錢卡、ゆうせんカード)は台湾の遠東グループグループの遠鑫電子票證公司が発行するICカード型前払い式電子マネーで、台湾鉄路管理局、台北MRT、高雄MRTの鉄道路線、台北市、新北市、桃園市、新竹地区、高雄市、嘉義市等の路線バスで利用できる非接触型IC乗車カード機能も併せ持っている。2022年10月末を以って台湾のICカード市場からの撤退が決まった[1]。
概要
[編集]台湾で遠東SOGO、zh:遠東百貨、遠伝電信、遠東商銀、zh:鼎鼎聯合行銷を展開する遠東グループの各社が2014年6月に設立した遠鑫電子票證公司により展開している流通系電子マネーで、近年はバスを皮切りに鉄道でのIC乗車券エリアを拡大している。
台湾で流通する4大電子マネーだが、流通枚数は最後発のため100万枚以下で、1000万枚以上の他社とは大きく開きがあり[2]、2022年3月時点でも発行数約179万枚(市場シェア1.2%)、残高も市場シェア0.07%と存在感を拡大できないまま撤退することになった[1]。
センサーはRFID技術(NXPセミコンダクターズ社によるMifare技術)を使用しており、高雄MRT、一部市内バス路線等で利用できる。ポイントサービスとして利用額に応じたHAPPY GOポイントが付与される。
種類
[編集]種類 | 記名 | 初回販売価格 | センサー方式 | 備考 |
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HappyCash | 記名式申請可 | NT$100(空卡) | 非接触式 | |
HappyCash+HAPPY GO聯名卡 | zh:鼎鼎聯合行銷との共同展開で、ポイントサービスのzh:HAPPY GOを積立できる。 | |||
Happycash2.0 | IC乗車カード機能が付与された最新式 |
購入方法
[編集]以下の場所で購入することができる。インターネットや遠鑫電子票證の営業所でも購入が可能。
指定金融機関との共同で記名式、オートチャージ機能つきの有錢聯名卡も発行している。
チャージ方法
[編集]- 高雄捷運・台北捷運各駅(1元~)
- 桃園捷運各駅(100元~)
- 台湾鉄路管理局各駅(100元~)
- ファミリーマート(全家便利商店)(1元~)
- ハイ・ライフ(1元~)
- OK便利商店(1元~)
- 台湾中油
- 下記の遠東グループ各店舗
交通機関での利用
[編集]鉄道
[編集]- 高雄MRT 紅線・橘線(2016年7月1日より[3]) - 15%割引
、市公車との乗継割引あり→廃止[4]。2022年7月末限りで撤退[5]。 高雄捷運LRT(2017年11月1日より) - 25元の優待運賃(2018年2月28日まで無料)。2021年9月15日限りで撤退[6]。台湾鉄路管理局 全線(2016年8月31日より[7][8]。2021年末限りで撤退[9]。)
- 台鉄の同区間は太魯閣号・普悠瑪号や観光列車、団体列車等の一部台鉄が指定する列車を除いて、特急に相当する自強号に乗車する場合、70kmまでの乗車であれば区間車(通勤電車)の1割引の運賃で立席乗車が可能となる(71km以上の場合は超過分に対して自強号の運賃を適用)。莒光号、区間車の場合は距離に関係なく区間車(通勤電車)運賃の1割引となる。
- 但し、誤って乗車した場合は下車駅で正規運賃を現金で支払わなければならない。太魯閣号、普悠瑪号の場合は罰金も科される。
- 基本的に自強号、莒光号、そして区間車と同じ料率の復興号も全車座席指定席列車のため、IC乗車の場合は空席があれば着席可能だが、あくまで自願無座(立席)扱いであるため座位票(座席指定券)所持者が優先となる。
台北捷運(2016年12月1日より。2022年6月30日撤退[10]。)- 一律20%割引は2020年1月末で廃止、月間利用総額に応じたキャッシュバック制に移行[11]。
桃園捷運(2017年2月16日からの無料試乗期間より[12]。2022年2月15日限りで撤退[13]。)
バス
[編集]科技之星交通(2022年2月末限りで撤退[14])亜通客運(2022年4月末限りで撤退[15]- 首都客運の国道客運のうち台北 - 宜蘭線1570/1571/1572路(2017年3月15日より[16])
桃園市市区公車台北聯営公車・新北市公車(2016年12月1日より。2022年6月末で撤退[18])- 高雄市公車(統聯、漢程、港都、義大、高雄客運の5事業者の路線のみ2017年1月1日より、同年3月1日に全事業者[19]、同年4月15日よりIC割引適用[3]。)2022年7月末限りで撤退[20]。
- 嘉義市公車
連江県市区公車(2017年1月1日より[21]。2021年末限りで撤退[22]。)- 基隆市公車
金牌客運(2022年3月末限りで撤退[17]豪泰客運(2022年2月末限りで撤退[14])宜蘭県市区公車(首都客運112/241/281路、台湾好行冬山河線、大都会客運121路。2021年末限りで撤退[22])
フェリー
[編集]公共レンタサイクル
[編集]電子マネーでの利用
[編集]- 遠東グループ
- 遠東SOGO
- 遠東百貨
- Big City遠東巨城購物中心
- 遠企購物中心
- 愛買
- C!ty'super
- 大食代
- 遠伝電信
- 亜東医院
- シャングリ・ラ・ファー・イースタンホテル(台北、台南)
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 溫子豪 (2022年5月16日). “遠東有錢卡收攤不玩 10月底終止走入歷史”. 卡優新聞網
- ^ 電子票證重要業務資訊揭露 (Report). 金融監督管理委員會.
- ^ a b 『高雄市公車「優惠」上線囉!』(プレスリリース)遠鑫電子票證有限公司、2017年4月14日 。
- ^ 『高雄市公車轉捷運(單向)轉乘優惠實施至106年6月14日截止』(プレスリリース)高雄捷運公司、2017年6月5日 。
- ^ 『普卡』(プレスリリース)高雄捷運公司、2022年5月27日 。
- ^ 『「高雄輕軌」有錢卡功能終止服務公告』(プレスリリース)遠鑫電子票證股份有限公司、2021年9月9日。オリジナルの2021年9月11日時点におけるアーカイブ 。
- ^ 『服務再提昇HappyCash有錢卡加入臺鐵局多卡通電子票證』(プレスリリース)台湾鉄路管理局、2016年8月25日。オリジナルの2016年8月28日時点におけるアーカイブ 。
- ^ “「有錢卡」31日起 嗶進台鐵”. 中時電子報. (2016年8月25日)
- ^ “跨完年就不能用!Happy Cash元旦起不得搭台鐵”. TVBS. (2021年12月29日)
- ^ “HappyCash有錢卡終止服務 北捷7月起停止消費扣款、加值”. 中国時報. (2022年6月28日)
- ^ “台北メトロの新運賃割引制度、2月1日施行へ 乗車回数に応じて還元/台湾”. フォーカス台湾. (2020年1月20日)
- ^ 『【新聞稿】桃捷鼓勵民眾於試乘期間 免費刷電子票證嘗鮮體驗』(プレスリリース)桃園捷運公司、2017年2月8日 。
- ^ 『【桃捷公告】遠鑫電子票證公司(HappyCash有錢卡)票證服務調整作業』(プレスリリース)桃園捷運公司、2022年1月17日 。
- ^ a b 『有錢卡特約機構終止服務公告』(プレスリリース)遠鑫電子票證有限公司、2022年2月24日 。
- ^ 『有錢卡特約機構終止服務公告』(プレスリリース)遠鑫電子票證有限公司、2022年4月24日 。
- ^ 『首都1570/1571/1572上線優惠』(プレスリリース)遠鑫電子票證有限公司、2017年3月15日 。
- ^ a b 『有錢卡特約機構終止服務公告』(プレスリリース)遠鑫電子票證有限公司、2022年3月24日 。
- ^ “使用率僅0.1% 「有錢卡」7/1退出北市14家聯營公車”. 自由時報. (2022年6月23日)
- ^ 『高雄市公車新增東南客運、南台灣客運上線!』(プレスリリース)遠鑫電子票證有限公司、2017年2月24日 。
- ^ a b 『有錢卡特約機構終止服務公告』(プレスリリース)遠鑫電子票證有限公司、2022年7月1日 。
- ^ 『有錢卡嗶進連江縣公車,支付更便利!』(プレスリリース)遠鑫電子票證有限公司、2017年1月12日 。
- ^ a b 『有錢卡特約機構終止服務公告』(プレスリリース)遠鑫電子票證有限公司、2021年12月30日 。
- ^ 『歡迎嗶有錢卡搭高雄渡輪!』(プレスリリース)遠鑫電子票證公司、2017年11月1日 。
- ^ 『有錢卡嗶進高雄C-bike優惠再加碼』(プレスリリース)遠鑫電子票證公司、2018年8月15日 。
- ^ 『C-BIKE有錢卡終止服務公告』(プレスリリース)遠鑫電子票證有限公司、2022年6月29日 。
- ^ 『「台灣中油」有錢卡功能終止服務公告』(プレスリリース)遠鑫電子票證有限公司、2020年11月30日 。
外部リンク
[編集]- 有錢卡公司公式サイト
- 有錢卡公司 (HappyCashCard) - Facebook