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HIDA

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
HIDA
別名 HIDADDY
出身地 日本の旗 日本
ジャンル ヒップホップ
職業 ラッパー
活動期間 2000年
レーベル KSR
(2002年)
P-VINE
(2002年 - 2003年)
IFK RECORDS
(2006年 - )
公式サイト HIDA公式Instagram

HIDA(ヒダ)は、日本のヒップホップMC。ヒップホップグループ韻踏合組合、HEAD BANGERZに所属。大阪を拠点として活動している。別名HIDADDY(ヒダディー)。愛称はHIDAやん。本名は肥田直幸

来歴

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大阪にてソロのラッパーとして活動を始め、2000年に遊戯、DJ KITADA KENらとHEAD BANGERZを結成。その後、グループごと韻踏合組合に合流した。HEAD BANGERZのメンバーと共に大阪でショップ「一二三屋」を経営している。

ラッパーとしては、フリースタイルラップバトル大会“ULTIMATE MC BATTLE”(UMB)で4年連続で決勝進出している。2007年にはHIDAが日本各地を周りKREVAZEEBRA般若ら多くのラッパーとフリースタイルセッションを行った模様を収録したDVD『ヒダディー ひとり旅』をリリースした。

芸能界を代表するMCバトル通として知られる元乃木坂46中田花奈とテレビで共演した際、中田が「HIDAさんの横に座っているのも嬉しい」と興奮気味に語るなど、MCバトルやアンダーグラウンドHIPHOPの分野におけるレジェンドの一人として認知されている[1]。中田はHIDAが経営するアパレルショップ「一二三屋」にも訪れたという[1]

MCバトルで最強のラッパーの一人として評価されるR-指定[2]は、MCバトルを始めた直接のきっかけが、2006年のULTIMATE MC BATTLEにおける「HIDADDY 対 FORK戦」だったことを、KEN THE 390との対談の中で明かしている[3]

当時リリックを書くのみでバトルに参加していなかったR-指定は、二人のバトルを見て「このレベルで即興ができるなら自分もやりたい」と感じ、フリースタイルを始めたという[3]。R-指定は「80年代後半から90年代前半生まれまでのラッパーは、みんなあの内容を暗記してんちゃうかな」と、上記の一戦が与えた同世代への影響の大きさを評価。「俺FORKさんやるから、お前HIDAさんなって分けたら、みんなカバーできますよ」と語っている[3]

2020年1月、ショートショート落語を披露する動画『RED BULL MUSIC presents ISSEKI』が公開。HIDADDY以外には田我流NENEゆるふわギャング)に出演するなど、HIPHOP以外の分野にも活動の幅を広げている[4]

ディスコグラフィ

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シングル

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  • 果てるまで蹴る!!(2008年9月3日)
  • 一二三屋福袋2024 (feat. HARDY, 01d, ミステリオ, BIG MOOLA, KoKuShi, CIMA, mindboi & ブッダ) - 2024年1月11日[5]

アルバム

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  • 火種(2008年11月22日)

客演

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  • WONDER 3,『O'rizinoo One』(2004年10月25日)
07.Hyponexxx feat.HIDA&遊戯 of Head Bangerz
  • くレーベル,『くレーベルコンピ【其の二】100%RAP』(2006年1月25日)
02.マッハGO GO / KREVACUEZERO、遊戯&HIDA
  • RISE FROM THE DEAD,『CRUSTWERK』(2006年9月6日)
18.SPEEDSHOCK.feat.HIDADDY(韻踏合組合),ゴッチャン(MASTERPEACE)
  • ヒプノシスマイク『あゝオオサカdreamin'night』(2019年10月28日)[6]
02.Tragic Transistor(作詞で参加、歌唱は声優の岩崎諒太

脚注

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出典

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  1. ^ a b “元乃木坂46・中田花奈、HIPHOP愛を語る「高校生RAP選手権のベストバウトは…」”. ABEMA TIMES (Abema TV). (2023年4月2日). https://times.abema.tv/articles/-/10073548?page=1 2024年10月15日閲覧。 
  2. ^ “林修、“最強ラッパー”R-指定は「『只者ではない』と思いました」あの名曲の歌詞を絶賛”. スポニチ・アネックス (株式会社スポーツニッポン新聞社). (2020年1月1日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2021/08/22/kiji/20210822s00041000680000c.html#goog_rewarded 2024年10月15日閲覧。 
  3. ^ a b c “UMB3連覇の絶対王者、R-指定が語るMCバトル史”. (2020年6月25日). https://news.joysound.com/article/579155 2024年10月11日閲覧。 
  4. ^ “HIDADDY(韻踏合組合)、田我流、NENE(ゆるふわギャング)、落語に挑戦”. BARKS (株式会社BARKS). (2020年1月1日). https://www.barks.jp/news/?id=1000176714 2024年10月10日閲覧。 
  5. ^ “HIDADDY、「一二三屋福袋2024 (feat. HARDY, 01d, ミステリオ, BIG MOOLA, KoKuShi, CIMA, mindboi & ブッダ)」を配信開始”. TuneCore JAPAN (チューンコアジャパン株式会社). (2024年1月11日). https://magazine.tunecore.co.jp/newrelease/354309/ 2024年10月16日閲覧。 
  6. ^ “「ヒプマイ」HIDADDYら参加したオオサカのソロ曲トレイラー公開”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2019年10月28日). https://natalie.mu/music/news/353211 2024年10月18日閲覧。 

関連項目

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外部リンク

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