E.T. アドベンチャー
E.T. アドベンチャー | |||||||||||||||
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アトラクションのエントランス(ユニバーサル・スタジオ・フロリダ / 2012年) | |||||||||||||||
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主なデータ | |||||||||||||||
種類 | ライド・アトラクション(ダークライド) | ||||||||||||||
製造者 | サリー・コーポレーション | ||||||||||||||
設計者 | ユニバーサル・クリエイティブ | ||||||||||||||
テーマ | E.T. | ||||||||||||||
音楽 | ジョン・ウィリアムズ | ||||||||||||||
高さ | 1.5–3.7 m (4.9–12.1 ft) | ||||||||||||||
速度 | 8.0 km/h (5.0 mph) | ||||||||||||||
車両種 | 自転車 | ||||||||||||||
両ごとの定員数 | 12名 | ||||||||||||||
列数 | 3列 | ||||||||||||||
列ごとの定員数 | 4名 | ||||||||||||||
所要時間 | 4分30秒 | ||||||||||||||
協賛 | 株式会社NTTドコモ | ||||||||||||||
身長制限 |
122cm 付き添い者同伴の場合は92cm | ||||||||||||||
チャイルドスイッチ | 利用可能 | ||||||||||||||
ユニバーサル・エクスプレス・パス 利用可能 | |||||||||||||||
シングルライダー 利用可能 | |||||||||||||||
車椅子に対応 |
E.T. アドベンチャー(英: E.T. Adventure)は、世界のユニバーサル・パークス&リゾーツにあった、『E.T.』をテーマにしたライド・アトラクションである[1]。
存在するパーク
[編集]過去に存在したパーク
[編集]概要
[編集]ユニバーサル・スタジオ・フロリダ
[編集]第1号として1990年6月7日にウッディー・ウッドペッカーズ・キッズゾーンにオープンした。現在は、世界のユニバーサル・パークス&リゾーツの中で唯一存在するパークとなっている。
アトラクションに設置されているアニマトロニクスはサリー・コーポレーションによって製作された[2]。2012年にダイナミック・ストラクチャーズによって、新たな分岐器が導入された[3]。
ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド
[編集]フロリダ版がオープンした翌年の1991年6月12日にロウアー・ロットにオープンした。2003年3月14日、世界のユニバーサル・パークス&リゾーツの中で最初にクローズし、後身のアトラクションとして「リベンジ・オブ・ザ・マミー・ザ・ライド」が2004年6月25日にオープンした。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
[編集]2001年3月31日にパーク開園と同時にハリウッド・エリアにオープンした。2009年5月10日にクローズし、後身のアトラクションとして「スペース・ファンタジー・ザ・ライド」が2010年3月14日にオープンした。
あらすじ
[編集]屋外待ち列
[編集]待ち列は、『E.T.』の撮影が行われているサウンド・ステージをテーマにしている。モニターには映画の製作スタッフが体験談や作品のトリビアなどを語っている様子が映し出される。また、映画公開30周年を記念したDVD再発売のポスターが、英語をはじめとする様々な言語で展示されていた。
プレショー
[編集]屋内の待ち列に入場する前にモニターにスティーヴン・スピルバーグが登場し、ゲストに忠告する。E.T.は地球に取り残されており、「E.T.が不在の間、故郷のグリーン・プラネットで病気が流行し、壊滅寸前になっている。すぐにE.T.を帰してほしい」と、E.T.の先生であるボタニカスからの伝言が伝えられる。E.T.の魔法の指からでるヒーリングパワーだけがグリーン・プラネットを救うことができるため、ゲストは地球にいるE.T.を、空飛ぶ自転車でグリーンプラネットに送り帰す任務を受ける。また、グリーン・プラネットに行くにはパスポートが必要だと伝えられる。その後ゲストはクルーに名前を伝え、パスポートをもらう。
屋内待ち列
[編集]任務を受けたゲストは森の中へと進むが、NASAと警察がE.T.を捕まえるため、すでに先回りして捜索を開始している。ボタニカスも登場し、E.T.の帰還を懇願している。その後、ゲストは自転車を模したライドに乗り込む[4]。
ライド
[編集]ライドにE.T.を乗せていることがばれてしまい、NASAと警察に追いかけられる。彼らを振り切るため、空を飛び、ビスタシティの夜景を見ながらグリーン・プラネットにワープする。無事到着すると、ボタニカスに再び遭遇し、彼はE.T.の友人を救うようにゲストに促す。E.T.のヒーリングパワーでグリーン・プラネットを旅し、彼の友人を復活させ、たくさんの赤ちゃんE.T.が戯れたり遊んだりしてお祝いを始める。最後に、ゲストはE.T.とすれ違い、プレショーでクルーに伝えた名前でゲスト全員に感謝の言葉を述べる。その後、ゲストは地球に戻る[5][6]。
キャスト
[編集]- E.T.: 真山亜子
- コントロールパーシー: 江原正士
- ナイト・オウル: 原田大二郎
- 本官ヘンリー: 加藤治
- 本官エドワード: 屋良有作
- ボタニカス: 西本裕行
- ガーグル: 下屋則子
- ビックゾム: 肝付兼太
- オービドン: 加藤精三
- マグドル: 佐々木優子
- モンスター・ジェームス: 熊倉一雄
- モンスター・ダック: 田中信夫
E.T. アドベンチャー ザ・レジェンド
[編集]E.T.アドベンチャー ザ・レジェンド E.T. Adventure The Legend | |
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オープン日 | 2009年7月18日 |
クローズ日 | 2010年2月28日 |
タイプ | ウォークスルー・アトラクション |
スポンサー | 株式会社NTTドコモ |
所要時間 | 約10分 |
E.T. アドベンチャー ザ・レジェンド(英: E.T. Adventure The Legend)は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで開催された「E.T. アドベンチャー」の世界を追体験できるアトラクションである。2009年7月18日から2010年2月28日までの期間限定でステージ 22にオープンした[7][8]。
「E.T. アドベンチャー」の世界をツアーで巡るウォークスルー形式のアトラクションで、映画『E.T.』のメイキングや秘話の映像を観賞しながら、E.T.をはじめとする登場人物たちと間近に対面できるのが特徴で、E.T.の世界観をより深く理解し、ライド・アトラクションを体験していないゲストや映画を観ていないゲストでも楽しめる内容になっていた。
アトラクションのオープン以来3,000万人以上ものゲストに体験した夢と感動を提供し続けた「E.Tクローズンチャー」のフィナーレを惜しむ声が多くのゲストから来たことを受け、この「E.T. アドベンチャー ザ・レジェンド」が企画された。
概要
[編集]ゲストは、歩きながらE.T.を探すツアーに参加する。アトラクションの入口には、E.T.と記念撮影ができる「E.T.フォト・オポチュ二ティ」が設置された。目の前にはE.T.がいる不思議な森が広がり、複数設置された大型モニターには、映画『E.T.』のメイキング映像が流れ、スティーヴン・スピルバーグ監督自身が、E.T.が奮闘した冒険について、語りかけてくれる。森の中を進むと、E.T.の先生、ボタニカス教授が姿を現し、消えたE.T.を探し故郷グリーンプラネットへ送り届けるよう指令を出す。ここでは、ゲストはE.T.を救う冒険者という設定。E.T.がいる場所では映画の感動的なシーンがよみがえり、ゲストもE.T.とともに宇宙船に乗り、彼の故郷グリーンプラネットに向かうことができる。グリーンプラネットでは、ライド・アトラクションに登場したE.T.の友人オービドンやマグドルなどが出迎えてくれる。E.T.が住む色とりどりの世界に降り立ち、彼らと生きる喜びを祝ううちに、しばし映画の中に迷い込んでしまったような臨場感を味わえる。最後は、地球に帰らなければならないゲストをE.T.が見送り、冒険のツアーは終了する。
アトラクションの出口には、自転車のカゴにE.T.を乗せて空を飛ぶエリオットになりきることができる携帯電話サービスが登場した。これは、専用携帯ページで自身の顔写真を送信すると、エリオットの顔部分が自分の顔写真となって表示されるサービスである。
脚注
[編集]- ^ “USJ『E.T.アドベンチャー』みんなの思い出集 ─ 森の香り、呼ばれる名前、夜空飛ぶ感動アトラクション”. THE RIVER (2020年10月2日). 2021年2月10日閲覧。
- ^ “Sally Corporation: ET Adventure Custom Dark Ride”. web.archive.org (2010年11月15日). 2021年2月10日閲覧。
- ^ “Portfolio | Dynamic Attractions”. web.archive.org (2015年2月25日). 2021年2月10日閲覧。
- ^ “Manufactured Smells as a Marketing Tool” (英語). A Blog with a Bite... (2013年3月22日). 2021年2月10日閲覧。
- ^ “E.T. Adventure Ride at Universal Studios Florida KidZone”. www.theotherorlando.com. 2021年2月10日閲覧。
- ^ “『懐かしいE.T.の話をしてみよう! 知られざる「後日談」も。』”. USJ情報局 L.C.A.STUDIOS ~USJブログ~ USJ Information L.C.A.STUDIOS. 2021年2月10日閲覧。
- ^ “もう一度E.T.に会おう!期間限定アトラクション「E.T.アドベンチャー ザ・レジェンド」2009年7月18日(土)オープン”. www.usj.co.jp. 合同会社ユー・エス・ジェイ. 2021年2月10日閲覧。
- ^ “USJ、今年5月に終了した『E.T.アドベンチャー』の追体験アトラクションを発表|ライフ関連ニュース|オリコン顧客満足度ランキング”. CS RANKING. 2021年2月10日閲覧。
外部リンク
[編集]- E.T. アドベンチャー - ユニバーサル・スタジオ・フロリダ(ユニバーサル・オーランド・リゾート)