バックドラフト (アトラクション)
バックドラフト | |||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アトラクションのエントランス(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン / 2020年) アトラクション(ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド / 2006年) | |||||||||||||||
| |||||||||||||||
| |||||||||||||||
主なデータ | |||||||||||||||
種類 | ショー・アトラクション(ファイヤー・エフェクト・ショー) | ||||||||||||||
製造者 | ユニバーサル・クリエイティブ | ||||||||||||||
テーマ | バックドラフト | ||||||||||||||
ショーごとの収容数 | 240名(車イス・電動車イススペース5台 / 日本) | ||||||||||||||
所要時間 | 約20分(メインショー約8分) | ||||||||||||||
アシスティング‧ドック | 同伴可能 | ||||||||||||||
ウィッグ | 着用可能 | ||||||||||||||
チャイルドスイッチ | 利用可能 | ||||||||||||||
ユニバーサル・エクスプレス・パス 利用可能(日本) | |||||||||||||||
車椅子に対応 |
バックドラフト(英: Backdraft)は、ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドとユニバーサル・スタジオ・ジャパンのサンフランシスコ・エリアで運営されていた1991年公開の同名の映画に基づいたショー・アトラクションである。2023年5月に廃止された。
過去に存在していたパーク
[編集]ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド
[編集]1992年7月1日にロウアー・ロットにオープンし、2010年4月11日にクローズした。
後身のアトラクションとして、2012年5月25日に「トランスフォーマー・ザ・ライド3D」がオープンした。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
[編集]パークの開園と同時に、サンフランシスコ・エリアにオープンした。オープン当時は、三井住友カードが協賛していた。その後、2013年9月30日から2021年6月23日まで、パークの「オフィシャル・トラベル・パートナー」となったJTBが協賛していた[1]。
このアトラクションは2020年9月から休止状態が続いていたが、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは2023年5月に営業再開せずにそのまま終了することを発表した[2]。
ストーリー
[編集]ゲストは、映画『バックドラフト』の撮影が行われているサウンドステージ(日本版では、ステージ30)に入場する。
- 1つ目のステージ
- 映画『バックドラフト』の監督であるロン・ハワードのインタビュー映像が上映される。
- 2つめのステージ
- 日本版では化学工場屋外のセットとなっており、カメラの技術リハーサルとして、火災発生シーンの撮影が行われている様子を見学する。ハリウッド版では、1つ目のステージ同様にサウンドステージとなっている。ここでは、同作に出演したスコット・グレン(ジョン・アドコックス 役)とカート・ラッセル(スティーブン・マカフレイ / デニス・マカフレイ 役)のインタビュー映像が上映される。
- 3つ目のステージ
- 化学工場内部のセットへと入り、実際に「バックドラフト現象」を体験する。
登場人物
[編集]- ロン・ハワード(Ron Howard)
- 声 - 平田広明
- 映画『バックドラフト』で実際に監督を務めた映画プロデューサー。アトラクションでは、1つ目のステージで同作の製作秘話について語る。→詳細は「ロン・ハワード」を参照
- スコット・グレン(Scott Glenn)
- 声 - 納谷六朗
- 映画『バックドラフト』でジョン・アドコックスを演じた俳優。アトラクションでは、2つ目のステージで同作の撮影秘話について語る。→詳細は「スコット・グレン」を参照
- カート・ラッセル(Kurt Vogel Russell)
- 声 - 石丸博也
- 映画『バックドラフト』でスティーブン・マカフレイ / デニス・マカフレイを演じた俳優。アトラクションでは、2つ目のステージでスコット・グレンと共に同作の撮影秘話について語る。
- ロバート・デ・ニーロ(Robert De Niro)
- 声 - 中庸助
製作
[編集]1986年、ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドの「スタジオ・ツアー」内にあるコンテンツ「キングコング・エンカウンター」の成功を受け、ミュージック・コーポレーション・オブ・アメリカ(当時のユニバーサル・スタジオの所有会社 / 現在はNBCユニバーサルの一部)は、南カリフォルニアで必見の観光地としてパークの拡大を開始した。1991年には、「E.T. アドベンチャー」がオープンし、「スターウェイ」と呼ばれるアッパー・ロットとロウワー・ロットを結ぶエスカレーターが建設された。同年に公開された映画『バックドラフト』が成功した後、ミュージック・コーポレーション・オブ・アメリカの企画開発(現: ユニバーサル・クリエイティブ)がアトラクションの建設を開始し、1992年7月1日にオープンした[3]。
脚注
[編集]- ^ “パートナー情報:合同会社ユー・エス・ジェイ”. www.usj.co.jp. 2020年10月21日閲覧。
- ^ “USJ「スパイダーマン」、来年1月22日で終了…1億人超楽しんだ人気アトラクション”. 読売新聞 (2023年5月16日). 2023年5月16日閲覧。
- ^ spacemtfan (2019年1月24日). “Backdraft in Hollywood and Japan: Part 7A of our Fire Series.” (英語). ParkVault. 2020年10月21日閲覧。
外部リンク
[編集]- バックドラフト - ユニバーサル・スタジオ・ジャパン