コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

COSMO (コンピュータ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

COSMO(こすも)は三菱電機沖電気が共同開発した商用の大型コンピュータ(メインフレーム)のシリーズで、最初のモデルは1974年に発表された[1]

概要

[編集]

1970年代、通商産業省IBM System/370に対抗する国産コンピュータ産業の育成推進のため、国産コンピュータメーカー大手6社を3グループに再編して補助金を支給し、三菱電機と沖電気のグループは1972年から1974年にCOSMOシリーズを開発した。沖電気は主に入出力装置やIC基盤などを担当した。

1974年、最初のモデルのCOSMO 700は、三菱電機のMELCOM 7000シリーズの上位互換性を持ち、マイクロプログラム方式CPU仮想記憶装置を備え、オペレーティングシステムは多重仮想記憶方式を採用したUTS/VSであった。1976年にはCOSMO 700の後継機のCOSMO 700IIと、その上位機でマルチプロセッサ搭載のCOSMO 900を発表した.

脚注

[編集]
  1. ^ 【三菱電機,沖電気】 COSMOシリーズ モデル700, モデル700II, モデル900 - コンピュータ博物館

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]