CHRONICLE (フジファブリックのアルバム)
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『CHRONICLE』 | ||||
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フジファブリック の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | スウェーデン ストックホルム | |||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | EMIミュージック・ジャパン | |||
プロデュース |
フジファブリック Anders Hellgren & David Myhr 亀田誠治(#2,#9) | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
Allmusic link | ||||
チャート最高順位 | ||||
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フジファブリック アルバム 年表 | ||||
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『CHRONICLE』収録のシングル | ||||
『CHRONICLE』(クロニクル)は、フジファブリックの4枚目のオリジナルアルバム。2009年5月20日にEMIミュージック・ジャパンより発売[1]。
概要
[編集]前作から約1年4ヶ月ぶりにリリースされたメジャー4枚目、通算では7枚目となるアルバム[2]。 初タッグとなった亀田誠治プロデュースの「Sugar!!」や「同じ月」のほか、スウェーデン・ストックホルムでレコーディングされたバンド初の海外レコーディング音源を含む全15曲を収録[2][3]。トータル・タイム約70分という超大作となっている[4]。
本作は初回限定盤・通常盤ともにCD+DVDの2枚組仕様となる[2]。付属のDVDには25日間におよんだスウェーデンレコーディングに密着したドキュメント映像を中心に、「Sugar!!」のビデオクリップや同曲のアコースティックバージョンなど80分強の映像を収録[3]。初回限定盤にはライブの先行予約案内および「モジャハット」オリジナルステッカーが封入された[3]。
『フジファブリック』以来の全曲志村正彦作詞作曲のアルバムとなった[注 1]。作詞作曲のみならず、全アレンジまでほぼすべてを志村が一人で手掛けた、それまでのバンド然とした手法と明確に異なる作品[5][6]。
アルバムとしてはオリコンアルバムチャートでバンド史上初のトップ10入りを果たす。
発売から7ヶ月後の2009年12月24日にボーカルの志村正彦が急死したことにより、本作が彼の遺作となった。
収録曲
[編集]楽曲クレジット
[編集]全作詞・作曲: 志村正彦、全編曲: 志村正彦、プロデュース: フジファブリック with Anders Hellgren & David Myhr (#1, 3-8, 10-15)、フジファブリック・亀田誠治 (#2, 9)。 | ||
# | タイトル | 時間 |
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1. | 「バウムクーヘン」 | |
2. | 「Sugar!!」 | |
3. | 「Merry-Go-Round」 | |
4. | 「Monster」 | |
5. | 「クロニクル」 | |
6. | 「エイプリル」 | |
7. | 「Clock」 | |
8. | 「Listen to the music」 | |
9. | 「同じ月」 | |
10. | 「Anthem」 | |
11. | 「Laid Back」 | |
12. | 「All Right」 | |
13. | 「タイムマシン」 | |
14. | 「ないものねだり」 | |
15. | 「Stockholm」 |
# | タイトル | 内容 |
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1. | 「Sugar!!」(ビデオ・クリップ) | スウェーデンドキュメント45sec ver. |
2. | 「Sugar!!」 | アコースティック・ライブセッション at "COLD ROOM" |
3. | 「ルーティーン」 | レコーディングセッション at Monogram Recordings |
4. | 「北欧選手権 in Stockholm, Sweden」 | |
5. | 「25日間に渡る初の海外レコーディングドキュメント」 | メンバーによるオーディオ・コメンタリー収録 |
楽曲解説
[編集]- バウムクーヘン
- Sugar!!
- 11thシングル。
- Merry-Go-Round
- Monster
- クロニクル
- エイプリル
- Clock
- Listen to the music
- 同じ月
- Anthem
- PVが存在し、ストックホルムでのレコーディング風景が見られる。
- Laid Back
- All Right
- タイムマシン
- ないものねだり
- 一部「Day Dripper」のサビと同じメロディの部分がある。
- Stockholm
- 今作で唯一、ストックホルムで書き上げられ完成した楽曲。タイトルはレコーディング場所にちなんで付けられた[3]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 「詞は全て、ノンフィクション」と志村は語っている。
出典
[編集]- ^ “フジファブリックがニュー・アルバム『CHRONICLE』を5月20日にリリース決定”. bounce. TOWER RECORDS ONLINE (2009年3月5日). 2018年9月30日閲覧。
- ^ a b c “フジファブ海外レコーディングの成果をアルバムでお届け”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2009年3月5日). 2018年9月30日閲覧。
- ^ a b c d “フジファブリック最新作に奥田民生が応援コメント”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2009年4月14日). 2018年9月30日閲覧。
- ^ “フジファブリック、ニュー・アルバム『CHRONICLE』の詳細が判明。奥田民生も絶賛(?)の内容”. bounce. TOWER RECORDS ONLINE (2009年4月15日). 2018年9月30日閲覧。
- ^ “LONG REVIEW――フジファブリック 『MUSIC』”. bounce. TOWER RECORDS ONLINE (2010年7月21日). 2018年9月30日閲覧。
- ^ “フジファブリックのすべて 〜これまでのアルバムを駆け足でおさらい〜”. bounce. TOWER RECORDS ONLINE (2010年7月21日). 2018年9月30日閲覧。