CALIPSO
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CALIPSO | |
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所属 | NASA / CNES |
主製造業者 | アルカテル・スペース(主契約者)[1] |
公式ページ | CALIPSO |
国際標識番号 | 2006-016A |
カタログ番号 | 29108 |
設計寿命 | 4年 [1] |
打上げ機 | デルタII |
打上げ日時 |
2006年4月28日 11:02:00(UTC) [2] |
物理的特長 | |
質量 | 560kg [1] |
発生電力 | 231W [1] |
軌道要素 | |
軌道 | 太陽同期円軌道 [1] |
近点高度 (hp) | 687.0 km [2] |
遠点高度 (ha) | 689.0 km [2] |
軌道傾斜角 (i) | 98.2°[2] |
軌道周期 (P) | 98.5分 [2] |
搭載機器 [1] | |
CALIOP | 2波長偏光感知ライダー |
IIR | 画像用赤外放射計 |
WFC | 高分解能広角カメラ |
CALIPSO(Cloud-Aerosol Lidar and Infrared Pathfinder Satellite Observations)はアメリカ航空宇宙局とフランス国立宇宙研究センター共同による地球観測衛星。
概要
[編集]カンヌ・マンドリュー宇宙センターにおいてPROTEUSバスをベースに製作され、2006年4月28日にデルタIIによってCloudSatと共に打ち上げられた。CALIPSOに搭載されたリモートセンシング装置は常時地球の雲とエアロゾルをモニターする。他のいくつかの衛星とA Trainを構成しており、特に15秒間隔で同地点の上空を通過するCloudSatのレーダーと連携観測が行われている。
観測機器
[編集]- Cloud-Aerosol Lidar with Orthogonal Polarization (CALIOP) - LIDAR。Nd:YAGレーザーにより発振した532nm、1064nmの2波長で観測を行い、雲とエアロゾルの高分解能鉛直方向分布を与える。
- Wide Field Camera (WFC) - 気象学的解釈のため、高空間分解能画像を撮影するカメラ[1]。民生品であるBall AerospaceのアストロトラッカーカメラCT-633を改良したもの。Aquaの搭載機器であるMODISのバンド1とあわせるために選択された。
- Imaging Infrared Radiometer (IIR)- 巻雲の放射率と粒径を検波する。
2009年2月、CALIPSOは予定通りバックアップ用のレーザーに切り替えた。最初のレーザーは3年に渡り使用されその役割を果たした。予備のレーザーは予想以上に機能し続けており、2009年6月にCALIPSOのミッション拡張が承認された[3]。