ホンダ・ブリオ
ホンダ・ブリオ | |
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2代目 インドネシア仕様 | |
概要 | |
製造国 |
タイ インド インドネシア |
販売期間 | 2011年 - |
ボディ | |
ボディタイプ | 5ドア ハッチバック |
駆動方式 | 前輪駆動 |
ブリオ (BRIO) は、本田技研工業がアジア新興国向けに生産・販売している、5ドアハッチバック型の小型乗用車である。
初代 DD1/2型(2011年 - 2020年)
[編集]ホンダ・ブリオ(初代) DD1/2型 | |
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2011年3月から2016年4月までの販売型 | |
2016年4月から2018年8月までの販売型 | |
概要 | |
製造国 |
タイ インド インドネシア |
販売期間 |
タイ : 2011年3月 - 2020年4月 インド : 2011年9月 - 2018年11月 インドネシア : 2013年8月 - 2018年7月 |
ボディ | |
ボディタイプ | 5ドアハッチバック |
エンジン位置 | フロント |
駆動方式 | 前輪駆動 |
パワートレイン | |
エンジン |
L12B型: 1.2L 直4 SOHC i-VTEC L13A型: 1.3L 直4 SOHC i-VTEC |
最高出力 |
L12B型: 65 kW (88 PS)/6,000 rpm L13A型: 73 kW (100 PS)/6,000 rpm |
最大トルク |
L12B型: 109 N·m (11.1 kg·m)/4,500 rpm L13A型: 127 N·m (13.0 kg·m)/4,800 rpm |
変速機 | 5速MT / CVT / 5速AT |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,345 mm |
全長 | 3,610 mm |
全幅 | 1,680 mm |
全高 | 1,475-1,500 mm |
車両重量 | 920-950 kg |
タイおよびインド向けとして開発され、その後周辺地域やブラジルへの輸出も検討されている。2011年5月にタイで、同年9月にインドで発売開始された。使用される鋼材を含め80%以上の現地調達部品を使用し、現地生産で供給される[1]。
市販に先立ち、2010年11月にプロトモデルがタイ・バンコクで公開された[2]。
2011年3月17日、ホンダオートモービル(タイランド)カンパニー・リミテッドにおいて、5月下旬より販売されることが発表された[3]。発表と同時に受注を開始したが、東日本大震災の影響で日本で製造される電子部品の納入が遅れるなどしたことから4月中旬に受注を中断、その後部品調達に目途が立ったことから6月13日に受注を再開した[4]。
車体は2代目フィットをベースにしているが、サイズは一回り小さく、タイ仕様車にはL12B型1.2リットル i-VTECエンジンが搭載され、タイ政府が定めるエコカー認定基準の20 Km/L以上(ECE R101モード)の燃費性能や、Euro4の排出ガス規制値に対応した環境性能を実現した。
また、運転席と助手席のエアバッグを標準装備としながら、価格を39万9,900バーツ(約108万円)からの設定となっており、販売台数は1年間で4万台を計画している。
2012年8月にはインドネシアでも1.3リットル車が販売開始。タイからの完成車輸入となる[5]。
2011年9月27日にはインドでも販売が開始された。価格は39万5,000ルピー(約71万円)からの設定となっている[6]。
2012年11月23日に、タイ市場にて4ドアセダン版の「ブリオ アメイズ」を発売した。メカニズムはハッチバックと同じだが、セダン化に伴ってリヤオーバーハングが延長されている。価格は45万4,000バーツ(約122万円)から[7]。
2013年9月11日、インドネシアで1.2リットルエンジンを搭載した「ブリオ・サティヤ」が発表。同時に従来の1.3リットル車はブリオ・スポーツに改称した。ブリオ・サティヤはインドネシア政府によるLCGC (Low Cost Green Car) 政策の適用車であり、生産は国内で行われ、現地調達率も85%に達している[5]。
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2011年3月販売型(リア)
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2016年4月販売型
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2016年4月販売型サティア(リア)
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2016年4月販売型RSグレード(フロント)
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2016年4月販売型RSグレード(リア)
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2016年4月販売型RSグレード(インテリア)
2代目 DD1型(2018年 - )
[編集]ホンダ・ブリオ(2代目) DD1型 | |
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2023年5月からの販売型サティア 1.2 Eグレード | |
2018年8月から2023年5月までの販売型 サティア 1.2 Sグレード(フロント) | |
2018年8月から2023年5月までの販売型 サティア 1.2 Sグレード(リア) | |
概要 | |
製造国 | インドネシア |
販売期間 | 2018年8月 - |
ボディ | |
ボディタイプ | 5ドアハッチバック |
エンジン位置 | フロント |
駆動方式 | 前輪駆動 |
パワートレイン | |
エンジン |
L12B型: 1.2L 直4 SOHC i-VTEC |
最高出力 | 90 PS/6,000 rpm |
最大トルク | 110 Nm/4,800 rpm |
変速機 | 5速MT / CVT |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,405 mm |
全長 | 3,815 mm |
全幅 | 1,680 mm |
全高 | 1,485 mm |
2018年4月19日、インドネシア国際モーターショーにおいてプロトタイプとなる「スモールRSコンセプト」が初公開された[8]。同年8月2日にはガイキンド・インドネシア国際オートショーにおいて市販モデルが公開された[9][10]。同年10月13日販売開始。
開発コスト削減のためにプラットフォーム前半部は内外装を含め初代からキャリーオーバーされ[11]、ヘッドランプ、フロントフード等は2017年に大規模マイナーチェンジが実施された兄弟車のモビリオと共通設計のパーツが使用されたが、後半部は完全な新設計となっており、初代から全長が205 mm、ホイールベースが60 mm延長され、後席居住性や荷室スペースの改善に充てられた。
インドネシア仕様のエンジンは全グレードで初代から引き継いだ1.2リットル i-VTECエンジンに統一された[12]。
通常グレードの「ブリオ サティア」は、リアにはホンダのCIエンブレムではなく特別なエンブレムになっている。
同年秋にインドネシア国内で販売開始[11]。
2019年6月18日 ベトナム市場にて販売開始[13]。インドネシアからの輸入となる。モデルはG、RSとRS2の3種類。
2021年2月18日、RSグレードをベースとしたアーバナイトエディションが発売されました。この亜種は、2022年4月20日にアップデートを受け取りました。
2023年5月5日、インドネシア市場のブリオがマイナーチェンジを受けた。
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2018年8月販売型RSグレード
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2018年8月販売型RSグレード(インテリア)
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ホンダ・スモールRSコンセプト
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2018年販売型サティア 1.2 Eグレード(フロント)
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2018年販売型サティア 1.2 Eグレード(リア)
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RS Urbanite Edition(フロント)
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RS Urbanite Edition(リア)
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RS Urbanite Edition(インテリア)
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1.2 Vグレード
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RS Urbanite
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2023年5月販売型RSグレード
車名の由来
[編集]イタリア語で「元気」「陽気」を意味する「brio」からの命名[14]。
脚注
[編集]- ^ 『タイランドインターナショナルモーターエキスポ記者会見』(プレスリリース)本田技研工業、2010年11月30日 。
- ^ 『アジア市場向け新型小型車「BRIO」のプロトタイプをタイランドインターナショナルモーターエキスポ2010で世界初公開』(プレスリリース)本田技研工業、2010年11月30日 。
- ^ 『タイで新型小型車「BRIO(ブリオ)」を発表』(プレスリリース)本田技研工業、2011年3月17日 。
- ^ “ホンダ「ブリオ」予約再開:日本からの部品供給、通常に回復[車両]”. NNA. (2011年6月15日)
- ^ a b 『インドネシアで低価格・低燃費車「ブリオ・サティヤ」を発表』(プレスリリース)本田技研工業、2013年9月11日 。2013年9月11日閲覧。
- ^ 『インドで小型車「BRIO(ブリオ)」を発表』(プレスリリース)本田技研工業、2011年9月27日 。
- ^ 『タイで新型セダン「BRIO AMAZE(ブリオ アメイズ)」を発売』(プレスリリース)本田技研工業、2012年11月26日 。
- ^ “ホンダ最小のタイプR? スモールRSコンセプト発表”. Response. (イード). (2018年4月20日)
- ^ "2nd Generation Brio Launched at Gaikindo Indonesia International Auto Show 2018" (Press release). 本田技研工業. 2 August 2018.
- ^ “ホンダがコンパクトカー『ブリオ』の第2世代をワールドプレミア…インドネシアモーターショー2018”. Response. (イード). (2018年8月3日)
- ^ a b “新型ホンダ ブリオ はインドネシアのためにタイで開発…インドネシアモーターショー2018”. Response. (イード). (2018年8月8日)
- ^ “ホンダ ブリオ に第2世代登場! コンセプトは「Proud over Class」…ジャカルターモーターショー2018”. Response. (イード). (2018年8月4日)
- ^ “ホンダベトナム、新型「ブリオ」3車種を発売”. VIETJO (VERAC). (2019年6月20日) 2021年4月26日閲覧。
- ^ 『Honda Launches its Small Car Brio in India』(プレスリリース)本田技研工業、2011年9月27日 。
関連項目
[編集]- 本田技研工業
- ホンダ・シティ - 新興国向けセダン
- ホンダ・フィット - ベース車
- ホンダ・ブリオアメイズ - 派生車
- ホンダ・モビリオ - 派生車