6GH8
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6GH8 (より一般的には6GH8A[1]) は、中利得(μ、ミュー)三極真空管とシャープカットオフ五極真空管の機能を組み合わせて封入した、9ピンのミニチュア真空管[2]。真空管によってはカソードが1つで共有されているものもあるが、6GH8はプレートとカソードのそれぞれが、2つに分離されて独立している[3]。
用途
[編集]通常、この形式の真空管は、ラジオ[4]やテレビ受信機のマルチバイブレータ型水平偏向回路、自動利得制御(AGC)増幅回路、同期分離回路に使われた[5]。
これらは、 RCAの CTCシリーズ カラーテレビセットで、カラー信号復調素子として使われたが、故障が多いので、しばしば交換を余儀なくされた[6]。
同種の真空管
[編集]その他に、RETMA規格のヒーター電圧6V、三極・五極組み合わせ封入型真空管には、次のものがある。
6F7、6P7、6U8、6X8、6X9、6AG9、6AH9、6AN8、6AT8、6AU8、6AW8、6AX8、6AZ8、6BE8、6BH8、6BL8、6BR8、6CG8、6CH8、6CM8、6CS8、6CU8、6CX8、6DZ8、6EA8、6EB8、6EH8、6EU8、6FG7、6FV8、6GE8、6GJ7、6GJ8、6GN8、6GV7、6GV8、6GW8、6GX7、6HB7、6HG8、6HL8、6HZ8、6JA8、6JC8、6JN8、6JV8、6JW8、6KA8、6KD8、6KE8、6KR8、6KT8、6KV8、6KY8、6KZ8、6LC8、6LF8、6LJ8、6LM8、6LN8、6LR8、6LX8、6MG8、6MQ8、6MU8、6MV8
脚注・参考文献
[編集]- ^ “6GH8A @ the Valve Museum”. 2022年11月16日閲覧。
- ^ 6GH8 radiomuseum.org/
- ^ General electric datasheet 6GH8 and 5GH8
- ^ Vacuum Tube Valley - Nummer 20 p.23
- ^ worldtubecompany.com/
- ^ “Antique Radio Forums • View topic - the lowly 6GH8”. 2022年11月16日閲覧。