2021年世界リレー
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World Athletics Relays Silesia 21 | |
開催地 | ポーランド・ホジュフ |
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主催 | ワールドアスレティックス |
開催回 | 5 |
種目数 | 9種目 |
開催日 | 2021年5月1日 - 5月2日 |
主会場 | シレジア競技場 |
公式サイト | |
silesia21 |
2021年世界リレー(2021ねんせかいリレー、英: 2021 World Athletics Relays)は、2021年5月1日と2日にポーランドのホジュフで開催された第5回世界リレー。
概要
[編集]男女の4×100mリレーと4×400mリレー、混合4×400mリレーの上位8カ国に東京オリンピックの出場権が、男女4×100mリレー、男女4×400mリレーの上位10カ国、混合4×400mリレーの上位12カ国にはオレゴン世界選手権出場権が与えられた[1]。ゴールデンバトンは開催国のポーランドが獲得した。
競技日程
[編集]すべて中央ヨーロッパ夏時間 (EST、UTC+2)。
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競技結果
[編集]男子
[編集]種目 | 金 | 銀 | 銅 | |||
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4×100mリレー | イタリア Fausto Desalu マルセル・ジェイコブス Davide Manenti フィリッポ・トルトゥ |
39.21 | 日本 坂井隆一郎 鈴木涼太 宮本大輔 柳田大輝 |
39.42 | デンマーク Simon Hansen Tazana Kamanga-Dyrbak Kojo Musah Frederik Schou-Nielsen |
39.56 |
4×200mリレー | ドイツ Steven Müller Felix Straub Lucas Ansah-Peprah Owen Ansah |
1:22.43 | ケニア マーク・オディアンボ マイク・ニャンガウ Elijah Mathew Hesborn Ochieng |
1:24.26 | ポルトガル Frederico Curvelo Delvis Santos Diogo Antunes André Prazeres |
1:24.53 |
4×400mリレー | オランダ Jochem Dobber リーマービン・ボネバチア Ramsey Angela Tony van Diepen |
3:03.45 | 日本 伊東利来也 川端魁人 佐藤拳太郎 鈴木碧斗 |
3:04.45 | ボツワナ アイザック・マクワラ ボイトゥメロ・マシロ Ditiro Nzamani レウンゴ・スコッチ |
3:04.77 |
女子
[編集]種目 | 金 | 銀 | 銅 | |||
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4×100mリレー | イタリア Irene Siragusa Gloria Hooper Anna Bongiorni Vittoria Fontana |
43.79 SB | ポーランド Magdalena Stefanowicz Klaudia Adamek Katarzyna Sokólska Pia Skrzyszowska |
44.10 | オランダ Jamile Samuel ダフネ・シパーズ Nadine Visser Naomi Sedney |
44.10 |
4×200mリレー | ポーランド Paulina Guzowska Kamila Ciba Klaudia Adamek Marlena Gola |
1:34.98 | アイルランド Aoife Lynch Kate Doherty Sarah Quinn Sophie Becker |
1:35.93 | エクアドル Ángela Tenorio Virginia Villa Marizol Landázuri Anahí Suárez |
1:36.86 |
4×400mリレー | キューバ Zurian Hechavarría Rose Mary Almanza Lisneidy Veitía Roxana Gómez |
3:28.41 | ポーランド Kornelia Lesiewicz Małgorzata Hołub-Kowalik Karolina Łozowska Natalia Kaczmarek |
3:28.81 | イギリス Laviai Nielsen Ama Pipi Emily Diamond Jessie Knight |
3:29.27 |
混合
[編集]種目 | 金 | 銀 | 銅 | |||
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4×400mリレー | イタリア Edoardo Scotti Giancarla Trevisan Alice Mangione Davide Re |
3:16.60 | ブラジル Anderson Henriques Tiffani Marinho Geisa Coutinho Alison dos Santos |
3:17.54 | ドミニカ共和国 Lidio Féliz Anabel Medina Ventura Marileidy Paulino Alexander Ogando |
3:17.58 |
2×2×400mリレー | ポーランド Joanna Jóźwik Patryk Dobek |
3:40.92 | ケニア Naomi Korir Ferguson Rotich |
3:41.79 | スロベニア Anita Horvat Žan Rudolf |
3:41.95 |
シャトルハードルリレー | ドイツ Monika Zapalska Erik Balnuweit Anne Weigold Gregor Traber |
56.53 | ポーランド Zuzanna Hulisz Krzysztof Kiljan Klaudia Wojtunik Damian Czykier |
56.68 | ケニア Priscilla Tabunda Michael Nzuku Nusra Rukia Wiseman Mukhobe |
59.89 |
日本代表
[編集]東京オリンピック出場権獲得を最大の目標として派遣された[2]日本チームは、女子4×100mリレーは4位、男子4×100mリレーは2位[3]、男子4×400mリレーも2位となり、これら3種目で東京オリンピックとオレゴン世界選手権の出場権を獲得した(男子4×100mはドーハ世界選手権で既に獲得済み)。男子4×400mリレーの銀メダルおよび上位入賞はシニアの世界大会では初である[4]。また、混合4×400mリレーは予選タイム10位でオリンピックには届かなかったが、オレゴン世界選手権出場権を獲得し、記録も日本新記録となった[5]。
- 男子4×100mリレー(坂井隆一郎、鈴木涼太、宮本大輔、柳田大輝) - 2位(39秒42)オレゴン世界選手権(東京五輪は獲得済み)
- 女子4×100mリレー(青山華依、兒玉芽生、齋藤愛美、鶴田玲美) - 4位(44秒40)東京五輪、オレゴン世界選手権
- 男子4×400mリレー(伊東利来也、川端魁人、佐藤拳太郎、鈴木碧斗) - 2位(3分04秒45)東京五輪、オレゴン世界選手権
- 女子4×400mリレー(小林茉由、松本奈菜子、川田朱夏、新宅麻未) - 全体12位(3分35秒26)
- 混合4×400mリレー(池田弘佑、松本奈菜子、小林茉由、鈴木碧斗) - 全体10位(3分18秒76)オレゴン世界選手権
脚注
[編集]- ^ “世界の舞台で「東京2020オリンピック」出場権獲得へ!シレジア2021世界リレー 日本代表選手について”. 日本陸上競技連盟 (2021年1月14日). 2022年3月12日閲覧。
- ^ “シレジア2021世界リレー日本代表選手選考要項” (PDF). 日本陸上競技連盟 (2021年2月17日). 2025年1月4日閲覧。
- ^ “南アフリカのドロドロがドーピング違反 世界リレーの日本が銀に繰り上がりの見込み”. 月陸オンライン. 陸上競技社 (2022年3月11日). 2025年1月4日閲覧。
- ^ “【シレジア2021世界リレー】第2日レポート&コメント”. 日本陸上競技連盟 (2021年5月3日). 2025年1月5日閲覧。
- ^ “【シレジア2021世界リレー】第1日レポート&コメント”. 日本陸上競技連盟 (2021年5月2日). 2025年1月4日閲覧。