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2020 AP1

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2020 AP1
仮符号・別名 2020 AP1
分類 小惑星
アポロ群
地球近傍天体
発見
発見日 2020年1月4日[1]
発見者 レモン山サーベイ[1]
発見場所 レモン山天文台[1]
軌道要素と性質
元期:2020年5月31日JD 2459000.5)[2]
軌道長半径 (a) 1.588天文単位 (237,600,000 km)[2]
近日点距離 (q) 0.9810天文単位 (146,760,000 km)[2]
遠日点距離 (Q) 2.196天文単位 (328,500,000 km)[2]
離心率 (e) 0.3824[2]
公転周期 (P) 2.002 [2]
軌道傾斜角 (i) 2.256°[2]
近日点引数 (ω) 349.7°[2]
昇交点黄経 (Ω) 101.2°[2]
平均近点角 (M) 77.83°[2]
次回近日点通過 2021年12月25日[2]
最小交差距離 地球:0.0014天文単位 (210,000 km)[2]
木星:3.0天文単位 (450,000,000 km)[2]
物理的性質
平均直径 3–7 m(CNEOS)
絶対等級 (H) 29.6[2]
Template (ノート 解説) ■Project

2020 AP1とは、直径が約5メートル (16 ft)のアポロ群に属する地球近傍天体である。2020年1月2日に、地球から0.00218天文単位 (326,000 km)の距離を通過した。1日の短い観測アークでは、2022年1月7日に地球から0.01天文単位 (1,500,000 km)の距離を通過すると予測されているが、不確実性が±8日あるため、かなり接近して通過する可能性がある。

発見

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2020 AP1は、2020年12月24日近日点太陽に最も接近)に到達。2020年1月2日に、地球から0.00218天文単位 (326,000 km)の距離で通過した[2]。その後、2020年1月4日レモン山サーベイによって発見された。地球から0.006天文単位 (900,000 km)で、太陽との離角は134°であった[1]。とても小さい小惑星であり、また空に強い月相があったため、1日のみしか観測できなかった。地球への接近により、2020 AP1公転周期は約21日増加した。

2022年

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2020 AP1は2021年12月25日頃に近日点に到達する。2020 AP1は地球から0.01天文単位 (1,500,000 km)を通過するが、軌道の情報が不十分なため、不確実性が±8日で±250万kmある[2]JPL Small-Body Databaseでは、地球の中心から0.000007天文単位 (1,000 km)の線形の最小距離を示している[2]。これは、地球の半径6,371kmの内側にある。セントリーでは軌道伝搬の非線形性を説明し、この場合は地球が存在する場所と交差しないとされているため、Sentry Risk Tableには記載されていない[3]

脚注

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  1. ^ a b c d MPEC 2020-A67 : 2020 AP1”. IAU Minor Planet Center (2020年1月5日). 2020年12月18日閲覧。 (K20A01P)
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q JPL Small-Body Database Browser: (2020 AP1)”. Jet Propulsion Laboratory. 2020年12月17日時点のオリジナルよりアーカイブ2020年12月18日閲覧。
  3. ^ 2020 AP1 is not listed on the Sentry Risk Table

外部リンク

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