2020-21 V.LEAGUE

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2020-21 V.LEAGUE
リーグ	V.LEAGUE
スポーツ	バレーボール
DIVISION1
リーグ優勝	男子：サントリーサンバーズ 女子：JTマーヴェラス
準優勝	男子：パナソニックパンサーズ 女子：東レアローズ
シーズンMVP	男子：ドミトリー・ムセルスキー（サントリー） 女子：小幡真子（JT）
得点王	男子：バルトシュ・クレク（WD名古屋） 女子：ヤナ・クラン（東レ）
DIVISION2
リーグ優勝	男子：富士通カワサキレッドスピリッツ 女子：群馬銀行グリーンウイングス
準優勝	男子：ヴォレアス北海道 女子：ルートインホテルズブリリアントアリーズ
シーズンMVP	男子：柳田百織（富士通） 女子：田中瑠奈（群馬銀行）
得点王	男子：上場雄也（つくば） 女子：田中瑠奈（群馬銀行）
DIVISION3（男子のみ）
リーグ優勝	男子：近畿クラブスフィーダ
準優勝	男子：千葉ZELVA
シーズンMVP	男子：中西武琉（近畿）
得点王	男子：赤松圭介（クボタ）

V.LEAGUEは2020年10月17日から2021年4月4日にかけて開催された、3回目のV.LEAGUEである。

概要

V.LEAGUEとして3シーズン目となる。

前年同様、男子3ディビジョン・女子2ディビジョンで実施され、当年度は V1が男子10チーム・女子12チーム、 V2が男子11チーム・女子9チーム、 V3が男子のみ4チームでそれぞれ行われる。V・チャレンジマッチ（入替戦）については、ライセンス保持のレベルによる。なお、当シーズンは全ディビジョンにおいて1リーグ制で開催される。

新型コロナウイルス感染予防を配慮し、入場者数を50%に制限する「リモート50」での開催が目指されている。

東京五輪に向けての代表強化のため、V1は男女とも短縮日程とした。特に女子は大幅な短縮日程となり、V1終了後に代表メンバー以外が出場する大会として、Vリーグ機構主催で「V Cup」が開催される。リーグ戦と別に同機構主催のカップ戦が開催されるのは2002年以来である（当時は「V・カップ」の名義で開催）。

できごと

• 2019年
  • 10月24日：当シーズンのライセンス判定結果を公表。
• 2020年
  • 7月1日：当シーズンのリーグ編成と日程を発表（V2男子日程は「調整中」と表記され未発表）。
  • 9月4日：新型コロナウイルス感染症の流行の中、V2男子のトヨタ自動車サンホークス、警視庁フォートファイターズ、V3男子のトヨタモビリティ東京スパークル、アイシンティルマーレの計4チームのV.LEAGUE出場辞退が発表された。
  • 9月11日：V3男子2チーム辞退を受け、それを踏まえた日程が新たに発表された。
  • 9月23日：V2男子の日程が発表された。
• 2021年
  • 1月27日：V2女子のGSS東京サンビームズと千葉エンゼルクロスの残り試合出場辞退が発表された（感染症流行の影響で）。
  • 2月4日：V2女子のJAぎふリオレーナとフォレストリーヴズ熊本の残り試合出場辞退が発表され（感染症流行の影響で）、計4チームが辞退となり、総当たり数が3から2に変更となった。
  • 2月26日：V2男子の開催期間の終了日が3月7日から3月28日に変更となり、延長期間で、中止試合の再試合開催を模索すると発表した。
  • 3月17日：V2男子延長期間中にリーグ戦打ち切りが発表された。
  • 4月1日：4月3日、4日開催予定のV・チャレンジマッチ男子の中止が発表された（それに出場する大分三好ヴァイセアドラーのチーム関係者に新型コロナウイルス感染者が発生したため）。
  • 4月19日：中止となったV・チャレンジマッチを5月4日、5日の代替日程で開催と発表。

DIVISION1 (V1)

→詳細は「2020-21 V.LEAGUE DIVISION1」を参照

V1男子

最終結果

順位	チーム	レギュラーラウンド					ファイナルステージ 結果
		順位	試合	勝数	敗数	勝率
1	サントリーサンバーズ	1位	34	31	3	0.912	1位
2	パナソニックパンサーズ	2位	36	29	7	0.806	2位
3	ウルフドッグス名古屋	3位	34	26	8	0.765	3位
4	ジェイテクトSTINGS	4位	34	23	11	0.676	-
5	東レアローズ	5位	33	17	16	0.515
6	JTサンダーズ広島	6位	36	17	19	0.472
7	堺ブレイザーズ	7位	36	17	19	0.472
8	FC東京	8位	35	8	27	0.229
9	VC長野トライデンツ	9位	36	4	32	0.111
10	大分三好ヴァイセアドラー	10位	36	3	33	0.083

V・チャレンジマッチ出場

V1女子

最終結果

順位	チーム	V・レギュラーラウンド					V・ファイナルステージ
		順位	試合	勝数	敗数	勝率	出場ステージ	結果
1	JTマーヴェラス	2位	20	16	4	0.800	1-4位	1位
2	東レアローズ	1位	21	21	0	1.000		2位
3	NECレッドロケッツ	3位	20	15	5	0.750		3位
4	デンソーエアリービーズ	4位	19	12	7	0.632		4位
5	埼玉上尾メディックス	5位	20	12	8	0.600	5-8位	1位
6	岡山シーガルズ	6位	21	11	10	0.524		2位
7	日立リヴァーレ	8位	21	6	15	0.286		3位
8	久光スプリングス	7位	21	10	11	0.476		4位
9	PFUブルーキャッツ	10位	17	4	13	0.235	9-12位	1位
10	ヴィクトリーナ姫路	12位	21	4	17	0.190		2位
11	トヨタ車体クインシーズ	9位	21	6	15	0.286		3位
12	KUROBEアクアフェアリーズ	11位	20	4	16	0.200		4位

V・チャレンジマッチ出場

DIVISION2 (V2)

→詳細は「2020-21 V.LEAGUE DIVISION2」を参照

V2男子

V・レギュラーラウンド

V・チャレンジマッチ出場

順位	チーム	試合					セット			得点
		試	勝	敗	率	Pts	得	失	率	得	失	率
1	富士通カワサキレッドスピリッツ	20	20	0	1.000	60	60	5	12.000	1639	1270	1.291
2	ヴォレアス北海道	18	15	3	0.833	45	45	12	3.750	1391	1100	1.265
3	埼玉アザレア	19	15	4	0.789	45	47	17	2.765	1543	1103	1.399
4	大同特殊鋼レッドスター	18	12	6	0.667	35	40	23	1.739	1450	1123	1.291
5	つくばユナイテッドSun GAIA	18	9	9	0.500	28	32	31	1.032	1439	1331	1.081
6	長野GaRons	20	10	10	0.500	29	37	37	1.000	1643	1574	1.044
7	ヴィアティン三重	19	9	10	0.474	28	35	31	1.129	1516	1237	1.226
8	東京ヴェルディ	18	6	12	0.333	16	19	43	0.442	880	1453	0.606
9	サフィルヴァ北海道	18	4	14	0.222	12	16	44	0.364	1197	1453	0.824
10	兵庫デルフィーノ	20	2	18	0.100	7	12	56	0.214	1295	1589	0.815
11	きんでんトリニティーブリッツ	18	1	17	0.056	4	8	52	0.154	682	1442	0.473

2021年3月7日時点で、未消化試合25試合中18試合を棄権チームの不戦敗、残り7試合を中止試合として打ち切り。（順位の決定基準：勝率→セット率→得点率→当該間の対戦成績）
出典：[1]

V2女子

V・レギュラーラウンド

V・チャレンジマッチ出場

順位	チーム	試合					セット			得点
		試	勝	敗	率	Pts	得	失	率	得	失	率
1	群馬銀行グリーンウイングス	12	10	2	0.833	27	31	14	2.214	1026	917	1.119
2	ルートインホテルズブリリアントアリーズ	14	11	3	0.786	31	34	17	2.000	1206	1086	1.110
3	プレステージ・インターナショナルアランマーレ	14	10	4	0.714	27	32	22	1.455	1213	1145	1.059
4	ブレス浜松	12	8	4	0.667	25	29	18	1.611	1062	1022	1.039
5	JAぎふリオレーナ	11	6	5	0.545	18	24	19	1.263	927	897	1.033
6	大野石油広島オイラーズ	13	4	9	0.308	16	24	29	0.828	1140	1157	0.985
7	千葉エンゼルクロス	11	3	8	0.273	11	16	24	0.667	837	892	0.938
8	GSS東京サンビームズ	10	2	8	0.200	6	10	27	0.370	742	850	0.873
9	フォレストリーヴズ熊本	11	0	11	0.000	1	3	33	0.091	700	887	0.789

2021年3月6日時点で未消化試合18試合を残し打ち切り。（順位の決定基準：勝率→セット率→得点率→当該間の対戦成績）
出典：[2]

DIVISION3 (V3)

→詳細は「2020-21 V.LEAGUE DIVISION3」を参照

V3男子

V・レギュラーラウンド

順位	チーム	試合					セット			得点
		試	勝	敗	率	Pts	得	失	率	得	失	率
1	近畿クラブスフィーダ	6	4	2	0.667	13	15	8	1.875	534	479	1.115
2	千葉ZELVA	6	4	2	0.667	11	12	9	1.333	462	484	0.955
3	クボタスピアーズ	6	3	3	0.500	10	13	10	1.300	543	518	1.048
4	奈良ドリーマーズ	6	1	5	0.167	2	4	17	0.235	451	509	0.886

全日程終了。未消化試合6試合を残し打ち切り。（順位の決定基準：勝数→ポイント→セット率→得点率→当該間の対戦成績）
出典：[3]

V・チャレンジマッチ

方式

V1・V2入替戦

男女とも、V1の下から2位とV2・2位、V1最下位とV2・1位がそれぞれ2戦方式で戦う

男子、女子それぞれにおいて、V2上位2チームがS1ライセンスを保有してない場合は入替戦を実施しない。上位2チームのうち1チームのみがS1ライセンス保持の場合、または、V1においてS1ライセンス不交付が決定したチームが発生した場合は、開催について別途定める。V2男子はS1ライセンスを保持するチームがヴォレアス北海道の1チームのみなので、ヴォレアス北海道が2位以上に入った場合のみV1男子10位と対戦する。

勝利数の多いチームが次シーズンのV1出場となる。1勝1敗の場合は以下の優先順位で次シーズンのV1出場チームを決める。

1. ポイントの高いチーム
2. セット率の高いチーム
3. 得点率の高いチーム

付与ポイントは以下の通り。

条件	付与ポイント
セットカウント「3-0」あるいは「3-1」で勝利	3点
セットカウント「3-2」で勝利	2点
セットカウント「2-3」で敗戦	1点
セットカウント「1-3」あるいは「0-3」で敗戦	0点

V2・V3入替戦

V2・V3間の入替戦は行わない。ただし、V3所属チームは、S2ライセンスを取得すれば、Vリーグ機構理事会の承認を得ることでV2に昇格できる。

V1・V2入替戦男子

2021年4月3日、4日に船橋アリーナで開催予定であったが、大分三好ヴァイセアドラーのチーム関係者に新型コロナウイルス感染者が発生したため、中止になった。

Vリーグ機構と当該チームの間で調整が行われ、5月4日、5日に三重県営サンアリーナにてリモートマッチ（無観客試合）で開催されることとなった。

2021-22 V1出場

V1男子10位 - V2男子2位以内

順位	チーム	試合					セット			得点
		試	勝	敗	率	Pts	得	失	率	得	失	率
1	大分三好ヴァイセアドラー	2	1	1	0.500	4	5	3	1.667	174	174	1.000
2	ヴォレアス北海道	2	1	1	0.500	2	3	5	0.600	174	174	1.000

試合日程

日程	開始		結果		1set	2set	3set	4set	5set	総得点	R
2021/05/04	16:00	大分三好ヴァイセアドラー	3–0	ヴォレアス北海道	25–22	25–20	25–23			75–65	A B
2021/05/05	13:00	大分三好ヴァイセアドラー	2–3	ヴォレアス北海道	20–25	14–25	25–19	27–25	13–15	99–109	A B

V1・V2入替戦女子

2021年4月3日、4日に長岡市民体育館で開催される。

2021-22 V1出場

V1女子11位 - V2女子2位

		試合		Pts	セット			得点
順位	チーム	勝	敗		得	失	セット率	得点	失点	得点率
1	トヨタ車体クインシーズ	2	0	6	6	0	MAX	157	124	1.266
2	ルートインホテルズブリリアントアリーズ	0	2	0	0	6	0.000	124	157	0.790

V1女子12位 - V2女子1位

		試合		Pts	セット			得点
順位	チーム	勝	敗		得	失	セット率	得点	失点	得点率
1	KUROBEアクアフェアリーズ	2	0	6	6	1	6.000	170	137	1.241
2	群馬銀行グリーンウイングス	0	2	0	1	6	0.167	137	170	0.806

試合日程

日程	開始		結果		1set	2set	3set	4set	5set	総得点	R
4月3日	12:00	トヨタ車体クインシーズ	3–0	ルートインホテルズブリリアントアリーズ	25–16	25–15	25–23			75–54	A B
4月3日	15:00	KUROBEアクアフェアリーズ	3–0	群馬銀行グリーンウイングス	25–14	25–20	25–22			75–56	A B
4月4日	12:00	トヨタ車体クインシーズ	3–0	ルートインホテルズブリリアントアリーズ	25–17	32–30	25–23			82–70	A B
4月4日	15:00	KUROBEアクアフェアリーズ	3–0	群馬銀行グリーンウイングス	20–25	25–13	25–23	25–20		95–81	A B

昇格・降格

V1・V2入替え

• 男子：V・チャレンジマッチ男子の結果により入替えはなしとなった。
• 女子：V・チャレンジマッチ女子の結果により入替えはなしとなった。

V3からV2に昇格

• 男子：S2ライセンスを取得した千葉ZELVA、クボタスピアーズ、奈良ドリーマーズの3チームがV2に昇格となった。

V2からV3に降格

• 男子：長野GaRons（ライセンスがS3に格下げとなったため）

V.LEAGUE参入

• 女子：S3ライセンス取得により、リガーレ仙台がV2参入となった。

（2021-22シーズンライセンス交付結果は2020年10月16日に発表された。）

外部リンク

• Vリーグ公式サイト