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2006 QH181

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2006 QH181
2010年にハッブル宇宙望遠鏡によって撮影された2006 QH181の画像
2010年にハッブル宇宙望遠鏡によって撮影された2006 QH181の画像
仮符号・別名 2006 QH181
見かけの等級 (mv) 23.6[1]
分類 太陽系外縁天体(TNO)[2][3]
散乱円盤天体(SDO)[4]
発見
発見日 2006年8月21日
発見者 セロ・トロロ汎米天文台
軌道要素と性質
元期:2016年1月13日(JD 2457400.5)[5]
軌道の種類 楕円軌道
軌道長半径 (a) 67.235天文単位 (10.0582 Tm)[5]
近日点距離 (q) 37.789天文単位 (5.6532 Tm)[5]
遠日点距離 (Q) 96.680天文単位 (14.4631 Tm)[5]
離心率 (e) 0.43795[5]
公転周期 (P) 551.31 (201366 [5]
軌道傾斜角 (i) 19.144°[5]
近点引数 (ω) 211.02°[5]
昇交点黄経 (Ω) 73.840°[5]
平均近点角 (M) 102.28°[5]
最小交差距離 地球:36.7863天文単位 (5.50315 Tm)[5]
木星:32.6588天文単位 (4.88569 Tm)[5]
物理的性質
平均直径
絶対等級 (H) 4.3[5]
Template (ノート 解説) ■Project

2006 QH181とは、散乱円盤天体に属する太陽系外縁天体である[3][4]。2006 QH181の軌道は現在、海王星軌道共鳴しているかどうかを明らかにするにはあまりにもデータが不十分である(U=6)[5]

距離

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2006 QH181は1858年ごろに近日点に到達した[5]。毎秒1.04キロメートル毎秒 (2,300 mph)で太陽から遠ざかっている[8]。現在太陽から遠い位置に存在する比較的大きな天体は、エリス(96.1天文単位[9]2014 UZ224(90.9天文単位)、2015 TH367(~89天文単位)、Gonggong(88.0天文単位)[10]セドナ(85.1天文単位)[11]2013 FS28(84.8天文単位)、2014 FC69(84.7天文単位)である。太陽から遠く離れているため、見かけの等級は23.6にすぎない[1]

軌道

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たった3つので15回観測されたため、現在、軌道はあまり知られていない。JPLは「orbital quality」を0から9までランク付けし(0が最高)、2006 QH181は現在6でリストされている[5][12]

脚注

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  1. ^ a b AstDyS 2006QH181 Ephemerides”. Department of Mathematics, University of Pisa, Italy. 2014年4月6日閲覧。
  2. ^ MPEC 2008-O05 : Distant Minor Planets”. Minor Planet Center & Tamkin Foundation Computer Network (2008年7月17日). 2008年7月29日閲覧。
  3. ^ a b List Of Centaurs and Scattered-Disk Objects”. MPC. 2007年3月3日閲覧。
  4. ^ a b Marc W. Buie (2008年3月5日). “Orbit Fit and Astrometric record for 06QH181”. SwRI (Space Science Department). 2014年2月28日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q JPL Small-Body Database Browser: (2006 QH181)”. 30 March 2016閲覧。
  6. ^ Absolute Magnitude (H)”. NASA/JPL. 1 September 2008時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年7月29日閲覧。
  7. ^ Wm. Robert Johnston. “List of Known Trans-Neptunian Objects”. Johnston's Archive. 18 February 2007時点のオリジナルよりアーカイブ2007年3月3日閲覧。
  8. ^ Horizon Online Ephemeris System”. California Institute of Technology, Jet Propulsion Laboratory. 2009年1月22日閲覧。
  9. ^ AstDyS (136199) Eris Ephemerides”. Department of Mathematics, University of Pisa, Italy. 2012年1月31日閲覧。
  10. ^ AstDyS 2007OR10 Ephemerides”. Department of Mathematics, University of Pisa, Italy. 2012年1月31日閲覧。
  11. ^ AstDyS (90377) Sedna Ephemerides”. Department of Mathematics, University of Pisa, Italy. 2012年1月31日閲覧。
  12. ^ 2006 QH181”. Minor Planet Center, IAU. 2014年2月5日閲覧。

外部リンク

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