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1954 FIFAワールドカップ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
1954 FIFAワールドカップ スイス大会
1954 FIFA World Cup Switzerland
1954 FIFA Fußball-Weltmeisterschaft Switzerland
大会概要
開催国 スイスの旗 スイス
日程 1954年6月16日 - 7月4日
チーム数 16 (4連盟)
開催地数(6都市)
大会結果
優勝  西ドイツ (1回目)
準優勝 ハンガリーの旗 ハンガリー
3位 オーストリアの旗 オーストリア
4位 ウルグアイの旗 ウルグアイ
大会統計
試合数 26試合
ゴール数 140点
(1試合平均 5.38点)
総入場者数 889,500人
(1試合平均 34,212人)
得点王 ハンガリーの旗 シャーンドル・コチシュ(11点)
 < 19501958
1954 FIFAワールドカップ

1954 FIFAワールドカップ スイス大会: 1954 FIFA World Cup Switzerland)は、1954年6月16日から7月4日にかけて、スイスで開催された第5回目のFIFAワールドカップである。

予選

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出場国

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出場選手は1954 FIFAワールドカップ参加チームを参照。

大陸連盟 出場
枠数
予選
予選順位
出場国・地域 出場回数
UEFA/CAF 1+11 開催国 スイスの旗 スイス 4大会連続4回目
欧州予選 1組 1位 西ドイツの旗 西ドイツ 2大会ぶり3回目[1]
2組 1位 ベルギーの旗 ベルギー 2大会ぶり4回目
3組 1位 イングランドの旗 イングランド 2大会連続2回目
2位 スコットランドの旗 スコットランド 初出場
4組 1位 フランスの旗 フランス 2大会ぶり4回目
5組 1位 オーストリアの旗 オーストリア 3大会ぶり2回目
6組 1位 トルコの旗 トルコ 初出場
7組 1位 ハンガリーの旗 ハンガリー 2大会ぶり3回目
8組 1位 チェコスロバキアの旗 チェコスロバキア 2大会ぶり3回目
9組 1位 イタリアの旗 イタリア 4大会連続4回目
10組 1位 ユーゴスラビア社会主義連邦共和国の旗 ユーゴスラビア 2大会連続3回目
CONMEBOL 1+1 前回優勝国 ウルグアイの旗 ウルグアイ 2大会連続3回目
南米予選 11組 1位 ブラジルの旗 ブラジル 5大会連続5回目
CONCACAF 1 北中米カリブ海予選 12組 1位 メキシコの旗 メキシコ 2大会連続3回目
AFC 1 アジア予選 13組 1位 大韓民国の旗 韓国 初出場

本大会

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概要

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1946年7月22日、戦後初となる1950年大会開催国をブラジルに決定したのと併せて1954年大会の開催国が決定された。FIFA創立50周年であったため、大会は本部のあるスイスで行われることとなった。スイスは第二次世界大戦で中立を保ち、戦災を免れたため、スタジアムなどの施設・環境整備が容易という理由もあった[2]。大会史上初めてテレビ中継されることになり、記念コインが初めて発行された。また、第二次世界大戦後に会費未納などで除名されていたドイツサッカー連盟(DFB)がドイツ連邦共和国(西ドイツ)の協会として復帰し[3]日本蹴球協会の再加盟が認められ、この大会で初めて予選に参加した日本とともに国際サッカー界に復帰し、予選を突破した。

16チームが各地区予選を突破して選ばれたが、欧州と米州がほぼ半々だった前回のブラジル大会と大きく変わり、開催国のスイス以外の欧州だけで11と、前回大会の8(1938年大会の優勝国イタリア含む)から大幅増(ただし欧州枠にはトルコ、イスラエル、エジプトも含んだ)となった一方、米州は前回大会優勝のウルグアイを含めても僅か3と前回大会の7(開催国のブラジルを含む)の半分以下、そしてアジアからは前回大会と同じ1(実際にはインドの辞退により前回大会本大会参加は0)という構成となった。

本大会参加国は4チームずつ4つのグループに分けられたが、グループリーグに初めてシード制が導入され、2か国のシード国と2か国のノンシード国という構成になり、かつ総当たり制ではなく、シード国対ノンシード国の2試合ずつのみの各グループ4試合だけで、シードされた2チーム同士およびノンシードの2チーム同士はグループリーグでの対戦は組まれなかった。各グループの上位2チームは準々決勝に進出することになっていたが、2位と3位の勝点が同一の場合は、進出をかけて再試合(順位決定戦)が組まれることになっていた。全体としてはシード国優位でリーグが進んだが、ノーシードだったスイスイタリアを、西ドイツトルコをそれぞれ破り、同じカードで行われた順位決定戦でも、スイスが4対1でイタリアを下し、西ドイツがトルコを7対2で下し、ベスト8に進出した。
またこの大会では韓国がアジアの独立国として初めて出場したが[4]ハンガリーに0対9で、トルコにも0対7で敗れ、大惨敗であった。

準々決勝は各組の1位同士と2位同士が対戦する形式のオープンドロー(ただしグループリーグ1位と2位の対戦は決勝戦までなし)で行われ、ハンガリーがブラジルを4対2で下したが、両チームを合わせて3人が退場となり、試合終了後も喧嘩になるなど、「ベルンの戦い」と後に呼ばれるほど醜い試合であった。前回優勝国のウルグアイイングランドを4対2で下し、西ドイツはユーゴスラビアを2対0で下した。オーストリア対スイス戦は点の取り合いになり、ワールドカップ史上最多ゴールとなる7対5でオーストリアが勝利した。

準決勝で西ドイツがオーストリアを6対1で下したが、最も重要な試合はハンガリー対ウルグアイであった。ここまでワールドカップで無敗のウルグアイは後半開始1分の時点でハンガリーに2対0とリードされていたが、そこから2対2に追いつき、延長戦に持ち込んだ。しかし、延長ではコチシュ・シャーンドルに2点を挙げられ、ウルグアイはハンガリーにワールドカップにおける初の敗北を喫した。ウルグアイは3位決定戦でもオーストリアに敗れ、4位で大会を終えた。

決勝の舞台はバンクドルフ・スタジアムであり、6万人の観衆が西ドイツ対ハンガリー戦を見るために集まった。2チームはグループリーグでも同じ組であり、この試合はハンガリーが8対3で勝利していた。ハンガリーの中心選手、プスカシュ・フェレンツは怪我を押して出場し、開始6分で先制点を挙げた。2分後にチボル・ゾルターンが点を加え、この時点で国際試合で4年間無敗のハンガリーが、優位に試合を進めていた。

しかし、前半終了前に西ドイツはマックス・モーロックヘルムート・ラーンの得点で追いつき、後半は西ドイツが優勢となった。ラーンが2点目を決めて西ドイツが3対2でリードし、残り時間2分でプスカシュが決めたシュートはオフサイドのため取り消され、西ドイツが史上3カ国目の初優勝を遂げた。しかし、決勝の数日後、ピッチに立った西ドイツの選手が相次ぎ病院の担ぎ込まれる事件も起きている。黄疸という共通した症状が物語るのは、肝臓への負担。「薬物の助けを借りて、あの決勝を戦っていたのではないか」という当時囁かれた疑惑は、今なお消えずに燻りつづけている。西ドイツはその後の大会で、それまでの劣勢を跳ね返して逆転する異常なまでの勝負強さを幾度となく発揮したが、その「ゲルマン魂」がワールドカップの舞台で初めて炸裂した試合といえる。[要出典]

ハンガリー代表のコチシュはこの大会で11得点を決め、これまでの記録を3つ更新し、得点王となった。

会場一覧

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ベルン バーゼル ローザンヌ
ヴァンクドルフ・スタディウム ザンクト・ヤコブ・パルク スタッド・オランピック・ドゥ・ラ・ポンテーズ
北緯46度57分46秒 東経7度27分54秒 / 北緯46.96278度 東経7.46500度 / 46.96278; 7.46500 (Wankdorf Stadium) 北緯47度32分29秒 東経7度37分12秒 / 北緯47.54139度 東経7.62000度 / 47.54139; 7.62000 (St. Jakob Stadium) 北緯46度32分00秒 東経006度37分27秒 / 北緯46.53333度 東経6.62417度 / 46.53333; 6.62417 (Stade olympique de la Pontaise)
収容人数: 64,600 収容人数: 54,800 収容人数: 50,300
ジュネーヴ ルガーノ チューリッヒ
スタッド・デ・シャルミー コルナレード・スタディウム英語版 ハルトトゥルム・スタディウム
北緯46度12分33秒 東経6度07分06秒 / 北緯46.2091度 東経6.1182度 / 46.2091; 6.1182 (Charmilles Stadium) 北緯46度01分25秒 東経8度57分42秒 / 北緯46.02361度 東経8.96167度 / 46.02361; 8.96167 (Cornaredo Stadium) 北緯47度23分35秒 東経8度30分17秒 / 北緯47.39306度 東経8.50472度 / 47.39306; 8.50472 (Hardturm Stadium)
収容人数: 35,997 収容人数: 35,800 収容人数: 34,800

結果

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グループリーグ

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グループ 1

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チーム







1 ブラジルの旗 ブラジル 3 2 1 1 0 6 1 +5
2 ユーゴスラビア社会主義連邦共和国の旗 ユーゴスラビア 3 2 1 1 0 2 1 +1
3 フランスの旗 フランス 2 2 1 0 1 3 3 0
4 メキシコの旗 メキシコ 0 2 0 0 2 2 8 -6

ブラジル ブラジルの旗 5 - 0 メキシコの旗 メキシコ
バウタザール 23分にゴール 23分
ジジ 30分にゴール 30分
ピンガ 34分にゴール 34分43分
ジュリーニョ 69分にゴール 69分
レポート
スタッド・デ・シャルミージュネーヴ
観客数: 13,000人
主審: スイスの旗 Raymon Wyssling


ブラジル ブラジルの旗 1 - 1
(延長)
ユーゴスラビア社会主義連邦共和国の旗 ユーゴスラビア
ジジ 69分にゴール 69分 レポート ゼベツ 48分にゴール 48分

フランス フランスの旗 3 - 2 メキシコの旗 メキシコ
ヴァンサン 19分にゴール 19分
カルデナス49分にゴール 49分 (OG)
コパ 88分にゴール 88分 (PK)
レポート ラマドリード 54分にゴール 54分
バルカサル 85分にゴール 85分
スタッド・デ・シャルミージュネーヴ
観客数: 19,000人
主審: スペインの旗 Manuel Asensi

グループ 2

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チーム







1 ハンガリーの旗 ハンガリー 4 2 2 0 0 17 3 +14
2 西ドイツの旗 西ドイツ 2 2 1 0 1 7 9 -2
3 トルコの旗 トルコ 2 2 1 0 1 8 4 +4
4 大韓民国の旗 韓国 0 2 0 0 2 0 16 -16

西ドイツ 西ドイツの旗 4 - 1 トルコの旗 トルコ
シェーファー 14分にゴール 14分
クロート 52分にゴール 52分
O.ヴァルター 60分にゴール 60分
モーロック 84分にゴール 84分
レポート スアット 2分にゴール 2分
ヴァンクドルフ・スタディウムベルン
観客数: 39,000人
主審: ポルトガルの旗 Jose da Costa Vieira

ハンガリー ハンガリーの旗 9 - 0 大韓民国の旗 韓国
プスカシュ 12分にゴール 12分89分
ラントシュ 18分にゴール 18分
コチシュ 24分にゴール 24分36分50分
チボル 59分にゴール 59分
パロターシュ 75分にゴール 75分83分
レポート
ハルトトゥルム・スタディウムチューリッヒ
観客数: 18,000人
主審: フランスの旗 Raymond Vincenti

ハンガリー ハンガリーの旗 8 - 3 西ドイツの旗 西ドイツ
コチシュ 3分にゴール 3分21分67分78分
プスカシュ 17分にゴール 17分
ヒデクチ 50分にゴール 50分54分
トート 73分にゴール 73分
レポート プファフ 25分にゴール 25分
ラーン 77分にゴール 77分
ヘルマン 81分にゴール 81分

トルコ トルコの旗 7 - 0 大韓民国の旗 韓国
スアット 10分にゴール 10分30分
レフテル 24分にゴール 24分
ブルハン 37分にゴール 37分64分70分
エロル 76分にゴール 76分
レポート
スタッド・デ・シャルミージュネーヴ
観客数: 3,000人
主審: ウルグアイの旗 Esteban Marino

プレーオフ
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西ドイツ 西ドイツの旗 7 - 2 トルコの旗 トルコ
O.ヴァルター 7分にゴール 7分
シェーファー 12分にゴール 12分79分
モーロック 30分にゴール 30分60分77分
F.ヴァルター 62分にゴール 62分
レポート ムスタファ 21分にゴール 21分
レフテル 82分にゴール 82分
ハルトトゥルム・スタディウムチューリッヒ
観客数: 18,000人
主審: フランスの旗 Raymond Vincenti

グループ 3

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チーム







1 ウルグアイの旗 ウルグアイ 4 2 2 0 0 9 0 +9
2 オーストリアの旗 オーストリア 4 2 2 0 0 6 0 +6
3 チェコスロバキアの旗 チェコスロバキア 0 2 0 0 2 0 7 -7
4 スコットランドの旗 スコットランド 0 2 0 0 2 0 8 -8

ウルグアイ ウルグアイの旗 2 - 0 チェコスロバキアの旗 チェコスロバキア
ミゲス 72分にゴール 72分
スキアフィーノ 81分にゴール 81分
レポート
ヴァンクドルフ・スタディウムベルン
観客数: 20,500人
主審: イングランドの旗 Arthur Edward Ellis

オーストリア オーストリアの旗 1 - 0 スコットランドの旗 スコットランド
プロプスト 33分にゴール 33分 レポート
ハルトトゥルム・スタディウムチューリッヒ
観客数: 30,000人
主審: ベルギーの旗 Laurent Franken

ウルグアイ ウルグアイの旗 7 - 0 スコットランドの旗 スコットランド
ボルヘス 17分にゴール 17分47分57分
ミゲス 30分にゴール 30分83分
アバディエ 54分にゴール 54分85分
レポート
ザンクト・ヤコブ・パルクバーゼル
観客数: 43,000人
主審: イタリアの旗 Vincenzo Orlandini

オーストリア オーストリアの旗 5 - 0 チェコスロバキアの旗 チェコスロバキア
シュトヤスパル 3分にゴール 3分70分
プロプスト 4分にゴール 4分21分24分
レポート
ハルトトゥルム・スタディウムチューリッヒ
観客数: 25,000人
主審: ユーゴスラビア社会主義連邦共和国の旗 Vasa Stefanovic

グループ 4

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チーム







1 イングランドの旗 イングランド 3 2 1 1 0 6 4 +2
2 スイスの旗 スイス 2 2 1 0 1 2 3 -1
3 イタリアの旗 イタリア 2 2 1 0 1 5 3 +2
4 ベルギーの旗 ベルギー 1 2 0 1 1 5 8 -3


イングランド イングランドの旗 4 - 4
(延長)
ベルギーの旗 ベルギー
ブローディス 26分にゴール 26分63分
ロフトハウス 36分にゴール 36分91分
レポート アノル 5分にゴール 5分71分
コッペンス 67分にゴール 67分
ディッキンソン94分にゴール 94分 (OG) 
ザンクト・ヤコブ・パルクバーゼル
観客数: 40,000人
主審: 西ドイツの旗 Emil Schmetzer

イタリア イタリアの旗 4 - 1 ベルギーの旗 ベルギー
パンドルフィニ 41分にゴール 41分 (PK)
ガッリ 48分にゴール 48分
フリニャーニ 58分にゴール 58分
ロレンツィ 78分にゴール 78分
レポート アノル 81分にゴール 81分
スタディオ・ディ・コルナレードルガーノ
観客数: 26,000人
主審: オーストリアの旗 Carl Erich Steiner

イングランド イングランドの旗 2 - 0 スイスの旗 スイス
ミューレン 43分にゴール 43分
ウィルショー 69分にゴール 69分
レポート
ヴァンクドルフ・スタディウムベルン
観客数: 50,000人
主審: ハンガリーの旗 Istvan Zsolt

プレーオフ
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スイス スイスの旗 4 - 1 イタリアの旗 イタリア
ヒューギ 14分にゴール 14分85分
バラマン 48分にゴール 48分
ファットン 90分にゴール 90分
レポート ネスティ 67分にゴール 67分
ザンクト・ヤコブ・パルクバーゼル
観客数: 30,000人
主審: ウェールズの旗 Benjamin Griffiths

決勝トーナメント

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準々決勝準決勝決勝
 
          
 
6月26日
 
 
オーストリアの旗 オーストリア7
 
6月30日
 
スイスの旗 スイス5
 
西ドイツの旗 西ドイツ6
 
6月27日
 
オーストリアの旗 オーストリア1
 
西ドイツの旗 西ドイツ2
 
7月4日
 
ユーゴスラビア社会主義連邦共和国の旗 ユーゴスラビア0
 
西ドイツの旗 西ドイツ3
 
6月26日
 
ハンガリーの旗 ハンガリー2
 
ウルグアイの旗 ウルグアイ4
 
6月30日
 
イングランドの旗 イングランド2
 
ウルグアイの旗 ウルグアイ 2
 
6月27日
 
ハンガリーの旗 ハンガリー (aet)4 3位決定戦
 
ハンガリーの旗 ハンガリー4
 
7月3日
 
ブラジルの旗 ブラジル2
 
オーストリアの旗 オーストリア3
 
 
ウルグアイの旗 ウルグアイ1
 

準々決勝

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オーストリア オーストリアの旗 7 - 5 スイスの旗 スイス
ワグナー 25分にゴール 25分27分53分
ケルナー 26分にゴール 26分34分
オツヴィルク 32分にゴール 32分
プロプスト 76分にゴール 76分
レポート バラマン 16分にゴール 16分39分
ヒューギ 17分にゴール 17分19分58分

ウルグアイ ウルグアイの旗 4 - 2 イングランドの旗 イングランド
ボルヘス 5分にゴール 5分
バレラ 39分にゴール 39分
スキアフィーノ 46分にゴール 46分
アンブロイス 78分にゴール 78分
レポート ロフトハウス 16分にゴール 16分
フィニー 67分にゴール 67分
ザンクト・ヤコブ・パルクバーゼル
観客数: 35,000人
主審: オーストリアの旗 Carl Erich Steiner

ハンガリー ハンガリーの旗 4 - 2 ブラジルの旗 ブラジル
ヒデクチ 4分にゴール 4分
コチシュ 7分にゴール 7分88分
ラントシュ 60分にゴール 60分 (PK)
レポート ジャウマ・サントス 18分にゴール 18分 (PK)
ジュリーニョ 65分にゴール 65分
ヴァンクドルフ・スタディウムベルン
観客数: 60,000人
主審: イングランドの旗 Arthur Edward Ellis

西ドイツ 西ドイツの旗 2 - 0 ユーゴスラビア社会主義連邦共和国の旗 ユーゴスラビア
ホルヴァト9分にゴール 9分 (OG)
ラーン 85分にゴール 85分
レポート
スタッド・デ・シャルミージュネーヴ
観客数: 20,000人
主審: ハンガリーの旗 Istvan Zsolt

準決勝

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ハンガリー ハンガリーの旗 4 - 2
(延長)
ウルグアイの旗 ウルグアイ
チボル 13分にゴール 13分
ヒデクチ 46分にゴール 46分
コチシュ 111分にゴール 111分116分
レポート オベルグ 75分にゴール 75分86分

西ドイツ 西ドイツの旗 6 - 1 オーストリアの旗 オーストリア
シェーファー 31分にゴール 31分
モーロック 47分にゴール 47分
F.ヴァルター 54分にゴール 54分 (PK)64分 (PK)
O.ヴァルター 83分にゴール 83分89分
レポート プロプスト 51分にゴール 51分
ザンクト・ヤコブ・パルクバーゼル
観客数: 58,000人
主審: イタリアの旗 Vincenzo Orlandini

3位決定戦

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オーストリア オーストリアの旗 3 - 1 ウルグアイの旗 ウルグアイ
シュトヤスパル 16分にゴール 16分 (PK)
クルス59分にゴール 59分 (OG)
オツヴィルク 89分にゴール 89分
レポート オベルグ 22分にゴール 22分
ハルトトゥルム・スタディウムチューリッヒ
観客数: 35,000人
主審: スイスの旗 Raymon Wyssling

決勝

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西ドイツ
ハンガリー
GK 1 トニー・トゥレク
RB 7 ヨーゼフ・ポジパル
CB 10 ヴェルナー・リーブリッヒ
LB 3 ヴェルナー・コールマイヤー
RH 6 ホルスト・エッケル
LH 8 カール・マイ
OR 12 ヘルムート・ラーン
IR 13 マックス・モーロック
CF 15 オットマール・ヴァルター
IL 16 フリッツ・ヴァルター captain
OL 20 ハンス・シェーファー
監督:
ゼップ・ヘルベルガー
GK 1 グロシチ・ジュラ
RB 2 ブザーンスキー・イェネー
CB 3 ローラーント・ジュラ
LB 4 ラントシュ・ミハーイ
RH 5 ボジク・ヨージェフ
CH 9 ヒデクチ・ナーンドル
LH 6 ザカリアーシュ・ヨージェフ
OR 11 チボル・ゾルターン
IR 8 コチシュ・シャーンドル
IL 10 プスカシュ・フェレンツ captain
OL 20 トート・ミハーイ
監督:
シェベシュ・グスターヴ

優勝国

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 1954 FIFAワールドカップ優勝国 

西ドイツ
初優勝

得点ランキング

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順位 選手名 国籍 得点数
1 シャーンドル・コチシュ ハンガリーの旗 ハンガリー 11
2 エーリッヒ・プロプスト オーストリアの旗 オーストリア 6
マックス・モーロック 西ドイツの旗 西ドイツ
ヨーゼフ・ヒューギ スイスの旗 スイス
5 ハンス・シェーファー 西ドイツの旗 西ドイツ 4
ヘルムート・ラーン 西ドイツの旗 西ドイツ
オットマール・ヴァルター 西ドイツの旗 西ドイツ
ヒデクチ・ナーンドル ハンガリーの旗 ハンガリー
フェレンツ・プスカシュ ハンガリーの旗 ハンガリー
カルロス・ボルヘス ウルグアイの旗 ウルグアイ
ロベール・バラマン スイスの旗 スイス

脚注

[編集]
  1. ^ 旧ドイツ時代を含む。東西分裂後は初出場。
  2. ^ 続く1958年大会のスウェーデンも同様に第二次大戦での中立国だった。
  3. ^ 新たに設立されたドイツ民主共和国(東ドイツ)やフランス保護領のザール両協会の新規加盟も認められた。
  4. ^ アジアから最初にW杯へ出場したのは、1938年フランス大会でのオランダ領東インド代表。また、1950年ブラジル大会ではインドが本大会出場を決めていたが、辞退していた。

関連項目

[編集]
ワールドカップ・スイス大会決勝戦における西ドイツ代表の歴史的勝利を基軸に、戦争により引き裂かれた家族の再生をテーマとした2003年制作のドイツ映画。

外部リンク

[編集]