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1951年神奈川県議会議員選挙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
1951年神奈川県議会議員選挙
神奈川県
1947年 ←
1951年4月30日
→ 1955年

改選数 67
選挙制度 中選挙区制
有権者数 1,405,644
選挙後の党派別勢力図

投票率 70.98%
  第1党 第2党 第3党
 
政党 自由党 日本社会党 国民民主党
獲得議席 29 15 9
得票数 430,959 229,567 97,575
得票率 44.14% 23.52% 10.00%

選挙前神奈川県知事

内山岩太郎
無所属

選出神奈川県知事

内山岩太郎
無所属

1951年神奈川県議会議員選挙(1951ねんかながわけんぎかいせんきょ)は、神奈川県議決機関である神奈川県議会を構成する議員を全面改選するために行われる選挙で、第2回統一地方選挙の後半戦投票日である4月30日投票が行われた。

概要

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1950年に実施された国勢調査の結果を踏まえて、議員定数を60名から67名へと増員し、選挙区数は24選挙区となった。前回の県議選では、公職追放の影響を受けたこともあり当選者のうち9割が新人であったが、今回の選挙でも新人の進出が目覚ましく、定数67名のうち35名(52.2%)の当選者が新人で占められる結果となった[1]

基礎データ

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  • 選挙事由:任期満了
  • 告示日:1951年4月3日
  • 投票日:1951年4月30日
  • 議員定数:67名
  • 選挙区:24選挙区
  • 候補者数:144名

選挙結果

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党派別議席数と得票
党派 獲得議席 得票
得票数 得票率
自由党 29 430,959 44.14%
日本社会党 15 229,567 23.52%
国民民主党 9 97,575 10.00%
日本共産党 0 19,666 2.01%
  諸派 1 12,378 1.27%
  無所属 13 186,078 19.06%
総計 67 976,223 100.00%
投票者数(投票率) 997,691 70.98%
有権者数 1,405,644 100.0%

出典:神奈川県議会史[2]

当選した議員

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 自由党   日本社会党   国民民主党   諸派   無所属 

横浜市 鶴見区 和田誠次 平沢権次郎 館豊次 川畑孝蔵 百瀬要
神奈川区 松本武雄 岸野清太郎 白幡万平 西区 阿部源司 常盤浄
中区 山口潦 上条勝 南区 石渡清作 新堀源兵衛 碓井貞義 大道寺公
保土ケ谷区 橋中千代蔵 佐藤賢治 磯子区 飛鳥田一雄 蔵原年光
金沢区 八木邦継 港北区 飯田助丸 小林外治郎 小島剛一
戸塚区 石川重郎 石井若三郎
横須賀市 大久保英俊 渡辺喜三郎 秋山徳雄 村松節夫 富沢丹治 小川要 市川竹作
川崎市 笠井儀郎 工藤雄弘 中嶋英夫 市川郁 野崎勇次郎 保谷義一 神野長太郎 横山三左二 工藤才蔵
平塚市 杉山昌巳 鎌倉市 松岡正二 山田三之助
藤沢市 鈴木竹次郎 青木豊三郎 小田原市 原徳太郎 酒井忠治郎
茅ヶ崎市 添田良信 三浦郡 板倉武二 荒井惟俊
高座郡 石井正雄 角尾家央 篠崎隆 石井孝 中郡 重田朝光 今井正治 加藤高次郎 加藤喜太郎
足柄上郡 小沢快三 吉田福蔵 足柄下郡 中井一郎 小伝与作
愛甲郡 波多野元正 甘利正 津久井郡 加藤詮

脚注

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参考文献

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  • 神奈川県議会史編集委員会 編『神奈川県議会史 続編第二巻』神奈川県議会、1974年。