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1000人ROCK FES.GUNMA

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
1000人ROCK FES.GUNMA
イベントの種類 ロック・フェスティバル
開催時期 5月下旬 - 6月上旬
初回開催 2017年
会場 伊香保グリーン牧場（群馬県渋川市）
主催 1000人ROCK実行委員会
公式サイト
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1000人ROCK FES.GUNMA（1000にんロックフェスぐんま、英: 1000 People ROCK FES.GUNMA）は、群馬県渋川市で2017年から開催されているロック・フェスティバル。演奏場所は伊香保グリーン牧場。

概要

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イタリアでフー・ファイターズの曲を1000人の演奏者を募って行ったロックフェス「Rockin'1000（英語版）」を参考に、2017年に渋川青年会議所創立50周年記念事業として開催された。当初は同年の1回限りの予定だったが、問い合わせが殺到したため翌年2回目の開催が決まり[1]、以降も恒例化している。

参加はチケット制で、ボーカル・エレキギター・エレキベース・ドラムの各パートごとに定員が設定されている。また会場への入場料を支払えば観覧も可能。なお、毎年募集時に演奏曲も発表されるが、演奏者にのみシークレット演奏曲が別途通知され、当日あわせて演奏される。

歴史

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2017年

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6月3日開催。群馬県を代表するバンドとして、BOØWY「B・BLUE」が演奏曲に選ばれた。

メンバーはボーカル500人、エレキギター200人、エレキベース200人、ドラム100人。同年2月4日より募集を開始し、約2週間で1000人に達した[2]。演奏者にはにゃんごすたーも参加[3]。当日は観客含め2500人が訪れた。

当日はアンコールとして「Dreamin'」が演奏されたほか、アンコールが起こったため「B・BLUE」を再度演奏した[4]。

演奏曲
  1. B・BLUE
  2. Dreamin'
  3. B・BLUE

2018年

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6月2日開催[1]。メンバーは前年同様、ボーカル500人、エレキギター200人、エレキベース200人、ドラム100人。

当日は前年の倍となる5000人が来場、演奏曲となるBOØWY「NO. NEW YORK」のほか計4曲が演奏された[5]。

演奏曲
  1. NO. NEW YORK
  2. ONLY YOU
  3. Dreamin'
  4. ONLY YOU

2019年

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6月1日開催。BOØWYを封印し、THE BLUE HEARTS「終わらない歌」が演奏曲となった。メンバーはボーカル400人、エレキギター300人、エレキベース200人、ドラム100人[6]。

当日はSilent Sirenのメンバーも参加した[7]。

演奏曲
  1. 終わらない歌
  2. リンダリンダ

この2曲は群馬県内で撮影された[8]映画『リンダ リンダ リンダ』（山下敦弘監督）の中で、高校生バンドが演奏した曲でもあった[9]。

2020年

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5月30日開催予定として告知。演奏曲はhide with Spread Beaver「ROCKET DIVE」で、ボーカル300人・エレキギター400人・エレキベース200人・ドラム100人のメンバーが募集された[10]。

しかし新型コロナウイルス感染症の流行を受け、開催を延期。かわりに「1000人ROCK WEB SESSION」として演奏動画を募集し、編集した動画をYouTube公式チャンネルにて公開した。演奏曲は、本ロックフェスの手本となったRockin'1000に倣い、フー・ファイターズ「Learn to Fly（英語版）」が選ばれた[11]。

2021年

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前年の延期されたイベント「1000人ROCK FES.GUNMA 2020」を、5月29日開催予定として告知。しかし当年も新型コロナウイルス感染症の流行が収束せず、再延期となった[12]。

代替として「1000人ROCK WEB SESSION」の第2回が開催。演奏曲はhide with Spread Beaver「TELL ME」となり、同年7月31日まで募集[13]、10月9日に公開された。なおhide公式サイトでは、hideが「飛び入り参加」した特別バージョンの動画が公開された[14]。

2022年

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一昨年の延期されたイベント「1000人ROCK FES.GUNMA 2020」を、6月3日開催予定として告知。しかし万全の状態での準備目処が立たず、開催の確約ができないため、再々延期となった[15]。

1000人ROCK ACOUSTIC

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延期が続く本イベントの感染症対策として、演奏人数をしぼった小規模イベント「1000人ROCK ACOUSTIC」を10月15日に行うことを発表[16]。メンバーはボーカル30人・アコースティックギター170人・ベース50人 ・パーカッション50人の計300人が募集された。演奏曲は3組のアーティストの3曲で、個別ではなく全曲演奏となる。

演奏曲
  1. BOØWY「CLOUDY HEART」
  2. THE BLUE HEARTS「青空」
  3. hide with Spread Beaver「HURRY GO ROUND」

2023年

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4年ぶりの開催が発表された[17]。メンバーはボーカル100人、エレキギター600人、エレキベース200人、ドラム100人の募集で、ボーカルは飛沫感染防止から募集人数を減らした[18]。6月3日開催予定として告知されたが、前日の雨天によるコンディション不良のため翌4日に延期され[19]、当日の参加メンバーはボーカル100人・ギター350人・ベース100人・ドラム50人の計600人となった[18]。

当日はhide with Spread BeaverのメンバーであるI.N.Aもギターで参加した[20]。

演奏曲
  1. ROCKET DIVE
  2. ピンク スパイダー

2024年

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6月1日開催[21]。演奏曲はMONGOL800「小さな恋のうた」。メンバーはボーカル200人、エレキギター500人、エレキベース200人、ドラム100人の募集で、ボーカルは前年より募集人数を倍増させた。

演奏曲
  1. 小さな恋のうた
  2. あなたに[22]

出典

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[脚注の使い方]
  1. ^ a b 泉野尚彦 (2018年3月5日). “１０００人でボウイ、今年も「感動共有したい」　群馬”. 朝日新聞 (朝日新聞社). https://www.asahi.com/articles/ASL2V54MZL2VUHNB00K.html 2021年12月15日閲覧。 
  2. ^ “ＢＯＯＷＹの名曲、千人バンドで演奏へ　群馬でフェス”. 朝日新聞 (朝日新聞社). (2017年2月23日). https://www.asahi.com/articles/ASK2P6287K2PUHNB00X.html 2021年12月15日閲覧。 
  3. ^ “【圧巻】BOOWYファンが大集結……注目イベント『1000人ROCK』がめちゃくちゃ泣けた”. 耳マン. リットーミュージック (2017年6月11日). 2021年12月15日閲覧。
  4. ^ 毎日新聞2017年六月十日
  5. ^ “１０００人ロック ＢＯØＷＹの名曲に熱狂　全国から”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2018年6月3日). https://mainichi.jp/articles/20180603/k00/00e/040/138000c 2021年12月15日閲覧。 
  6. ^ “今年も群馬・伊香保グリーン牧場で「１０００人　ＲＯＣＫ」　県ゆかりのＢＯＯＷＹ封印”. 産経新聞 (産経新聞社). (2019年3月13日). https://www.sankei.com/article/20190313-4FQJVLG4ABJSBF3OESRHPP2GTI/ 2021年12月15日閲覧。 
  7. ^ “【レポート】1000人ブルーハーツに大興奮＆感涙！　今年の『1000人ROCK』もすさまじかった……”. 耳マン. リットーミュージック (2019年7月12日). 2021年12月15日閲覧。
  8. ^ 産経新聞
  9. ^ シネマトピックス
  10. ^ “巨大イベント「１０００人ＲＯＣＫ」今年の曲は「ｈｉｄｅ」　５月３０日、群馬・伊香保で”. 産経新聞 (産経新聞社). (2020年2月21日). https://www.sankei.com/article/20200221-POTERNANOJIAXAKUTZIHSXIV2M/ 2021年12月15日閲覧。 
  11. ^ 泉野尚彦 (2020年5月15日). “群馬）1000人ロック　今年は動画”. 朝日新聞 (朝日新聞社). https://www.asahi.com/articles/ASN5G7QZ7N51UHNB005.html 2021年12月15日閲覧。 
  12. ^ 首都圏ニュース 群馬渋川　今年も開催見送り　“伊香保温泉街のハワイアンフェス” “来月29日予定の「1000人ロック」”(東京新聞)
  13. ^ 石井宏昌 (2021年6月23日). “中止の渋川市「1000人ロックフェス」　演奏動画の参加者募集　1本にまとめネット公開”. 東京新聞 (中日新聞社). https://www.tokyo-np.co.jp/article/112227 2021年12月15日閲覧。 
  14. ^ 石井宏昌 (2021年10月10日). “ファンの熱い演奏公開　渋川・1000人ロック中止　動画に210人参加　実行委「来年の開催向け励みに」”. 東京新聞 (中日新聞社). https://www.tokyo-np.co.jp/article/136015 2021年12月15日閲覧。 
  15. ^ “群馬「1000人ROCK FES.GUNMA」2023年に開催延期を発表”. Festival Life (2022年3月10日). 2022年8月26日閲覧。
  16. ^ “延期の渋川市・音楽イベント「1000人ROCK」　10月15日に代替イベント　アコースティックギター中心　演奏300人　あすから受け付け”. 東京新聞 (中日新聞社). (2022年6月9日). https://www.tokyo-np.co.jp/article/182451 2022年8月26日閲覧。 
  17. ^ “渋川で１０００人ロック４年ぶりに　６月一斉演奏”. 読売新聞 (読売新聞社). (2023年2月3日). https://www.yomiuri.co.jp/local/gunma/news/20230202-OYTNT50170/ 2023年7月29日閲覧。 
  18. ^ a b “1000人ROCK 伊香保を熱く　hideさんの曲に合わせ演奏　4年ぶり渋川で本格開催 600人楽しむ”. 東京新聞 (中日新聞社). (2023年6月5日). https://www.tokyo-np.co.jp/article/254732 2023年7月29日閲覧。 
  19. ^ 1000人ROCK FES.GUNMA [@1000ROCKGUNMA] (2023年6月2日). "昨日よりご案内している開催の可否ですが、本日の会場の様子から3日(土)開催は難しく、6月4日(日)への延期とさせていただきます。また引き続き天候による開催の可否は明日に改めてご案内させていただきますのでご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。". X（旧Twitter）より2023年7月29日閲覧。
  20. ^ INA☆hide with Spread Beaver再起動中 [@area014] (2023年6月4日). "準備オッケー👌参戦組のみなさん楽しみましょ〜ね". X（旧Twitter）より2023年7月29日閲覧。
  21. ^ 「1000人ロック、今年はモンパチ「小さな恋の歌」　群馬・渋川市で6月」『きたかんナビ』上毛新聞社、2024年2月12日。2024年8月24日閲覧。
  22. ^ 「1000人ROCK FES.GUNMA 2024 に行ってきました！」『STAFF BLOG』サウンドハウス、2024年6月17日。2024年8月24日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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