1,4-ジヒドロキシナフタレン
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1,4-ジヒドロキシナフタレン 1,4-Dihydroxynaphthalene[1] | |
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別称 1,4-ナフタレンジオール α-ナフトヒドロキノン | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 571-60-8 |
特性 | |
化学式 | C10H8O2 |
モル質量 | 160.17 g mol−1 |
外観 | 白色ないしくすんだ赤みの黄色の結晶または粉末 |
融点 |
190 °C, 463 K, 374 °F |
有機溶媒への溶解度 | エーテル、酢酸に易溶 メタノールに可溶 二硫化炭素、リグロインに不溶 |
危険性 | |
半数致死量 LD50 | LDLo 100mg/kg(ラット、経口) |
関連する物質 | |
関連する異性体 | 1,2-ジヒドロキシナフタレン 1,3-ジヒドロキシナフタレン 1,5-ジヒドロキシナフタレン 1,6-ジヒドロキシナフタレン 1,7-ジヒドロキシナフタレン 1,8-ジヒドロキシナフタレン 2,3-ジヒドロキシナフタレン 2,6-ジヒドロキシナフタレン 2,7-ジヒドロキシナフタレン |
関連物質 | メナジオール 1,4-ナフトキノン |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
1,4-ジヒドロキシナフタレン(英: 1,4-Dihydroxynaphthalene)はナフタレンの誘導体の一種である。ジヒドロキシナフタレンの異性体の一つで、ナフタレンの1位と4位の水素原子がヒドロキシ基に置換した構造を持つ。1,4-ナフタレンジオール、α-ナフトヒドロキノンとも称する。化学式はC10H6(OH)2。
用途
[編集]医薬品や農薬の中間体となるほか、アクリル酸を付加することにより高屈折率や耐熱性などの付加価値を持たせた合成樹脂の原料となる[2]。
脚注
[編集]- ^ “1,4-ジヒドロキシナフタレン”. 東京化成工業. 2022年3月29日閲覧。
- ^ “機能性原料”. エア・ウォーター・パフォーマンスケミカル. 2022年3月29日閲覧。