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1,4-ジヒドロキシナフタレン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
1,4-ジヒドロキシナフタレン
1,4-Dihydroxynaphthalene[1]
識別情報
CAS登録番号 571-60-8
特性
化学式 C10H8O2
モル質量 160.17 g mol−1
外観 白色ないしくすんだ赤みの黄色の結晶または粉末
融点

190 °C, 463 K, 374 °F

有機溶媒への溶解度 エーテル酢酸に易溶
メタノールに可溶
二硫化炭素リグロインに不溶
危険性
半数致死量 LD50 LDLo 100mg/kg(ラット、経口)
関連する物質
関連する異性体 1,2-ジヒドロキシナフタレン
1,3-ジヒドロキシナフタレン
1,5-ジヒドロキシナフタレン
1,6-ジヒドロキシナフタレン
1,7-ジヒドロキシナフタレン
1,8-ジヒドロキシナフタレン
2,3-ジヒドロキシナフタレン
2,6-ジヒドロキシナフタレン
2,7-ジヒドロキシナフタレン
関連物質 メナジオール
1,4-ナフトキノン
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

1,4-ジヒドロキシナフタレン: 1,4-Dihydroxynaphthalene)はナフタレン誘導体の一種である。ジヒドロキシナフタレンの異性体の一つで、ナフタレンの1位と4位の水素原子がヒドロキシ基に置換した構造を持つ。1,4-ナフタレンジオールα-ナフトヒドロキノンとも称する。化学式はC10H6(OH)2

用途

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医薬品農薬の中間体となるほか、アクリル酸を付加することにより高屈折率耐熱性などの付加価値を持たせた合成樹脂の原料となる[2]

脚注

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