1,2-ヘキサンジオール
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1,2-ヘキサンジオール 1,2-Hexanediol[1] | |
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別称 1,2-ジヒドロキシヘキサン 1,2-ヘキシレングリコール | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 6920-22-5 |
特性 | |
化学式 | C6H14O2 |
モル質量 | 118.17 g mol−1 |
外観 | 無色透明の液体 |
匂い | 特異臭 |
沸点 |
170℃(1.70kPa) |
水への溶解度 | 混和 |
有機溶媒への溶解度 | エタノール及びアセトンに易溶[2] |
危険性 | |
引火点 | 122 °C (252 °F; 395 K) |
関連する物質 | |
関連する異性体 | 1,6-ヘキサンジオール |
関連物質 | 1,2-オクタンジオール 2-メチルペンタン-2,4-ジオール |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
1,2-ヘキサンジオール(英: 1,2-Hexanediol)は、化学式C6H14O2で表されるグリコールの一種である。
性質
[編集]常温では特異臭のある無色の液体で、引火点は122℃。日本の消防法では危険物第4類第3石油類に区分される[1]。
用途
[編集]保湿性と抗菌性があり、1,3-ブタンジオールやジプロピレングリコールなどと同様に化粧品に添加される[3]。インクジェットプリンター用のインク溶媒としても有用である[4]
出典
[編集]- ^ a b “1,2-ヘキサンジオール”. 東京化成工業 (2018年10月4日). 2018年12月5日閲覧。
- ^ “1,2-ヘキサンジオール”. 富士フイルム和光純薬. 2018年12月5日閲覧。
- ^ (化粧品成分検定協会 2015, p. 28)
- ^ “機能化学品”. 大阪有機化学工業. 2018年12月5日閲覧。
参考文献
[編集]- 化粧品成分検定協会 編『化粧品成分検定公式テキスト』実業之日本社、2015年4月10日。ISBN 978-4-408-45547-1。