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ドリームフーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
黒船屋から転送)
ドリームフーズ株式会社
Dreamfoods Inc.
本社(ちゃんぽん亭総本家本店)
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
522-0021
滋賀県彦根市幸町74-1
北緯35度15分52.8秒 東経136度16分10.5秒 / 北緯35.264667度 東経136.269583度 / 35.264667; 136.269583座標: 北緯35度15分52.8秒 東経136度16分10.5秒 / 北緯35.264667度 東経136.269583度 / 35.264667; 136.269583
設立 1996年平成8年)11月29日
業種 小売業
法人番号 5160001009094 ウィキデータを編集
事業内容 ちゃんぽん亭総本家[1]等の展開・運営
代表者 代表取締役社長 山本英柱
資本金 3000万円
売上高 約25億円(2016年(平成28年)3月期)[1]
純利益 1億5,228万円
(2024年3月期)[2]
総資産 26億9,138万6,000円
(2024年3月期)[2]
決算期 3月期[1]
外部リンク https://dreamfoods.co.jp/
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ドリームフーズ株式会社は、近江ちゃんぽんを看板商品とする「ちゃんぽん亭総本家」などを展開する企業[1]

本社は滋賀県彦根市に所在。

2017年(平成29年)1月現在で18都道府県に63店舗を構える[1]

沿革

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  • 1963年昭和38年) - 彦根市旭町に「麺類をかべ」(現・彦根駅前本店)が開業[3]
  • 1986年(昭和61年)6月 - 山本一(現・会長)が「有限会社山本」設立。「麺類をかべ」の一部店舗を引き継ぐ。
  • 1988年(昭和63年)7月 - 屋号を「麺類をかべ」から「ちゃんぽん亭をかべ」に変更。
  • 1996年平成8年)11月 - 本格的な飲食事業の展開を目的に、資本金1000万円をもって「ちゃんぽん亭株式会社」を設立。
  • 2004年(平成16年)2月 - 屋号を「ちゃんぽん亭総本家」に変更。
  • 2005年(平成17年)
    • 3月 - 本社を彦根市小泉町14番地6から彦根市地蔵町95番地1に移転。
    • 12月 - 社名をちゃんぽん亭株式会社から「ドリームフーズ株式会社」に変更[4]
  • 2009年(平成21年) - 彦根城の近くに「せいろ蒸しと季節料理KAKOMI」一号店を開店[5]
  • 2010年(平成22年)4月 - 竹炭を使用した黒たこ焼きなどの移動販売車による販売を開始[6]
  • 2011年(平成23年)10月 - 本社を現在の住所(彦根市幸町)へ移転。
  • 2016年(平成28年)12月 - ハワイホノルルアラモアナセンターへ出店し、海外へ初進出[1]
  • 2018年(平成30年)- 開業55周年。

運営店舗

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ちゃんぽん亭総本家

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ちゃんぽん亭総本家 新栄店
ちゃんぽん亭総本家のちゃんぽん

ちゃんぽん亭総本家(ちゃんぽんていそうほんけ)は、ドリームフーズが運営する、滋賀県彦根市発祥の彦根ちゃんぽんを中心に麺類を提供する飲食チェーン店。

ちゃんぽん亭総本家では彦根ちゃんぽんを「近江ちゃんぽん」の名称でブランド展開している(以前は「和風ちゃんぽん」として展開)。

1985年、ドリームフーズ創業者の山本一が滋賀県彦根市で知人が営んでいた食堂「麺類をかべ」を脱サラして引き継ぎ、経営を始めたのが起源である[7][8]。 「麺類をかべ」は1963年昭和38年)の創業で[3]、本来はうどんを主体とする食堂であったが、人気を集めていたメニューはちゃんぽんであった[8]。山本はこのちゃんぽんに改良を加え[7]、中核商品に成長させた。1988年には業者から仕入れていた麺を自家製麺に移行[7]、この年には2号店を出店した[8]

1997年、店のファンからフランチャイズ店を作りたい、と申し出があったことをきっかけに本格的な多店舗展開を開始した[8]。当初は滋賀県内で店舗網を拡大したが、2004年には京都に進出した[9]2017年(平成29年)1月現在で18都道府県に63店舗を構える[1]

彦根ちゃんぽん発祥店の「麺類をかべ」は彦根駅前本店として営業していたが、2015年(平成27年)10月1日から休店して大幅改修し、10月1日に新装開店[3]

メニューの「近江ちゃんぽん」は野菜をふんだんに用いることが特徴で、一部店舗で供される「白菜ちゃんぽん」の白菜には、地産地消を意識して滋賀県産の白菜を用いている[10]

黒船屋

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黒船屋(くろふねや)は、ドリームフーズが運営する移動販売形式のたこ焼き屋。

滋賀県産竹炭を使用した「黒たこ焼き」など、各種のたこ焼きを移動販売車「黒船壱号」で販売する。

脚注

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  1. ^ a b c d e f g 木造康博 (2017年1月26日). “しが経済 近江ちゃんぽん 世界へ ハワイにドリームフーズ(彦根) 野菜たっぷり 健康志向に勝機”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 朝刊 滋賀総合版 19 
  2. ^ a b ドリームフーズ株式会社 第28期決算公告
  3. ^ a b c “ちゃんぽん亭創業店が改装”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 朝刊 滋賀総合版 19. (2015年10月8日) 
  4. ^ 「県下ナンバーワンチェーンをめざし ちゃんぽん専門店を広げる ドリームフーズ」『月刊食堂』2007年11月、72-73頁。 
  5. ^ 「彦根に新業態店 ドリームフーズ 地元食材の蒸し料理」『日本経済新聞』2009年(平成21年)5月9日付地方経済面(京滋)。
  6. ^ 「ドリームフーズ 竹炭で黒たこ焼き 新業態、まず移動販売」『日経MJ』2010年(平成22年)4月23日付19面。
  7. ^ a b c 野瀬泰申「[食を歩く]驚異の彦根ちゃんぽん 昆布出し・魚介類入らず…九州人 混乱 和風野菜ラーメンの趣 「悔しい」けれど全国進出」『日本経済新聞』2005年(平成17年)9月17日付夕刊7面。
  8. ^ a b c d 「interview ドリームフーズ㈱ 代表取締役 山本 一氏 東京進出と全国展開を視野に入れ リーダーとなり得る人材育成に注力」『月刊食堂』2007年11月、74-75頁。 
  9. ^ アップロード 京滋企業最前線 健康志向で事業拡大 ドリームフーズ Archived 2015年9月28日, at the Wayback Machine.
  10. ^ 『京都新聞』2012年2月3日付朝刊9面。

外部リンク

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