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黒田日出男

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

黒田 日出男(くろだ ひでお、1943年1月9日[1] - )は、日本歴史学者東京大学名誉教授。専門は日本中世史(絵画史料論、歴史図像学)。東京大学史料編纂所所長、立正大学文学部史学科教授群馬県立歴史博物館館長を歴任。

略歴

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東京生まれ。1961年東京都立白鷗高等学校卒、早稲田大学第一文学部史学科国史専修入学。1972年早稲田大学大学院文学研究科博士課程満期退学。1986年『日本中世開発史の研究』で早稲田大学より文学博士の学位を取得。

1972年東京大学史料編纂所・教務職員、1973年助手、1984年助教授、1989年教授、1997-1999年所長、1999-2003年東京大学史料編纂所附属画像史料解析センター長。2004年東京大学を定年退官、東京大学名誉教授、立正大学文学部教授。2013年退任。2002年より群馬県立歴史博物館館長(非常勤嘱託、2014年3月まで。のち名誉館長)。この間、宇都宮大学教育学部学習院大学文学部、明治大学文学部早稲田大学文学部山梨大学教育学部、大阪市立大学大学院東京大学文学部、同教育学部、同教養学部、等に出講。

所属学会は、歴史学研究会史学会日本史研究会、歴史科学協議会、民衆史研究会、立正大学史学会。

最も尊敬する歴史学者として、60歳を過ぎてから『鎌倉遺文』の完成に専心した恩師・竹内理三を挙げている。

著書

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単著

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共編著

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辞典類

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記念論文集

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  • 『黒山に龍がいた ―開発史から絵画史料論まで―』(黒田日出男先生退官記念誌刊行会、2004年2月)

参考文献

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  • 「年譜」「著作目録」『黒山に龍がいた ―開発史から絵画史料論まで―』 黒田日出男先生退官記念誌刊行会、2004年2月
  • 「黒田日出男教授略歴および研究業績」『立正史学』第113号〈黒田日出男教授・木村靖二教授退職記念号〉、立正大学史学会、2013年3月

脚注

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  1. ^ 『著作権台帳』