コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

黒澤和子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
黒沢和子から転送)
くろさわ かずこ

黒澤 和子
生誕 (1954-04-29) 1954年4月29日(70歳)
日本の旗 日本東京都
出身校 成城学園高等学校中退
職業 映画衣裳デザイナーエッセイスト
活動期間 1990年-
活動拠点 日本、東京
公式サイト 黒澤 和子のBlog
テンプレートを表示

黒澤 和子(くろさわ かずこ、1954年4月29日[1] - )は、日本映画衣裳デザイナーエッセイスト[2]

人物

[編集]

東京都出身。黒澤明の長女。兄は黒澤久雄。元夫は俳優の加東大介の息子の加藤晴之。長男は俳優加藤隆之、次男は画家加藤秀之。三男は黒澤爽。

成城学園高等学校中退[1]、サン・デザイン研究所、伊東衣服研究所デザイン課卒業、イタリア在住後デザイン会社を設立も、母の死を機に黒澤プロダクションを手伝う。

父黒澤明存命中は株式会社黒澤プロダクションにて、父の秘書的仕事をする。1988年父親の進言で映画界に入り、『』から黒澤組の衣裳担当。

2019年、『万引き家族』の衣裳デザインで芸術選奨文部科学大臣賞(映画部門)受賞。

現在、長男はオフィスの社長としてビジネス面を、次男は自身の片腕に、三男は絵を描いてそれぞれ自身のサポートをしている。

主な作品

[編集]

テレビ出演

[編集]

著書

[編集]
  • 『黒澤明の食卓』小学館〈小学館文庫〉、2001年
  • 『パパ、黒澤明』文藝春秋、2000年。文藝春秋〈文春文庫〉、2004年
  • 『回想 黒澤明』中央公論新社〈中公新書〉、2004年
  • 『黒澤明 生きる言葉』PHPハンドブック、2007年。編著
  • 『黒澤明が選んだ100本の映画』文藝春秋〈文春新書〉、2014年。編著

出典

[編集]
  1. ^ a b 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.259
  2. ^ 講演依頼.com

外部リンク

[編集]