鶴巻温泉駅
鶴巻温泉駅 | |
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北口(2019年6月) | |
つるまきおんせん Tsurumaki-onsen | |
◄OH 36 伊勢原 (3.7 km) (1.1 km) 東海大学前 OH 38► | |
所在地 | 神奈川県秦野市鶴巻北二丁目1-1 |
駅番号 | OH37 |
所属事業者 | 小田急電鉄 |
所属路線 | ■小田原線 |
キロ程 | 55.9 km(新宿起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
[小田急 1]12,737人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)4月1日* |
鶴巻温泉駅(つるまきおんせんえき)は、神奈川県秦野市鶴巻北二丁目にある、小田急電鉄小田原線の駅である。駅番号はOH 37。
歴史
[編集]年表
[編集]- 1927年(昭和2年)4月1日:鶴巻駅(つるまきえき)として開設。「直通」の停車駅となる。なお、各停は、新宿駅 - 稲田登戸駅(現・向ヶ丘遊園駅)運行であり、当駅までの運行はなかった。駅舎は元々南口側にあったが、後年北口側へ移設された。
- 1930年(昭和5年)3月15日:鶴巻温泉駅(つるまきおんせんえき)へ改称。
- 1937年(昭和12年)9月1日:急行停車開始。
- 1944年(昭和19年)
- 1945年(昭和20年)6月:従来、新宿駅 - 稲田登戸駅間運行の各停が全線運行されることとなり、停車駅となる。同時に「直通」廃止。
- 1946年(昭和21年)10月1日:準急新設、停車駅となる。
- 1949年(昭和24年)10月1日:急行復活、停車駅となる。
- 1955年(昭和30年)3月25日:通勤急行新設、停車駅となる。
- 1958年(昭和33年)4月1日:再度鶴巻温泉駅へ改称。
- 1960年(昭和35年)3月25日:通勤準急新設、停車駅となる。
- 2004年(平成16年)12月11日:快速急行・区間準急新設、停車駅となる。
- 2008年(平成20年):スロープ(北口)・多目的トイレ・触知案内板新設。
- 2012年(平成24年)3月17日:本厚木駅以西での区間準急設定が消滅し、停車駅から除外。
- 2014年(平成26年)1月:OH 37の駅ナンバリング導入、使用開始[1]。
- 2018年(平成30年)
駅名の由来
[編集]当時の駅所在地「中郡大根村大字落幡字鶴巻田」(昭和の大合併後、大字落幡は鶴巻に改名した)から鶴巻駅として開設された。間もなく駅近くにある鶴巻温泉組合からの要望で鶴巻温泉駅へ改称されたが、太平洋戦争中に「温泉」の駅名が非常時にふさわしくないとして鶴巻駅に再改称した。再度「鶴巻温泉駅」へ戻ったのは戦後混乱期が終わってからである。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する地上駅。両ホーム間は跨線橋で連絡している。
駅舎は伊勢原方にあり、1番ホーム側が南口、2番ホーム側が北口となっており、共に自動券売機・自動改札機・自動精算機が設置されている。駅員が配置されているのは北口のみである。初電 - 7:15までは駅員無配置となる。南口は開設時に駅舎が新築されたが、後年旅館街に近い北口側へ移設され、その後時間限定臨時改札口とされ、その数年後に常設となったものである。
ホームは曲線上にあるため、電車との間が最大で15 cm開いている。
2014年度(平成26年度)設備投資計画で行先案内表示器新設が盛り込まれ[3]、2016年(平成28年)7月現在改札口付近に設置されている。
2016年(平成28年)4月9日始発より、鶴巻温泉駅橋上改札口整備事業進捗に伴い、南口が新宿方へ移動した。翌2017年(平成29年)3月4日始発より、鶴巻温泉駅橋上改札口整備事業進捗に伴い、跨線橋切替を実施。2018年6月23日初電より鶴巻温泉駅橋上改札口整備事業完成に伴い、南口を跨線橋南側へ移設・エレベーター・エスカレーター新設を行い、使用開始した[2]。
のりば
[編集]ホーム | 路線 | 方向 | 行先[4] |
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1 | 小田原線 | 下り | 小田原・箱根湯本方面 |
2 | 上り | 相模大野・新宿・ 千代田線方面 |
-
旧北口(2017年6月17日)
-
旧南口(2006年10月28日)
-
改良前のホーム(2013年8月14日)
利用状況
[編集]2022年度(令和4年度)の1日平均乗降人員は12,737人である[小田急 1](小田急線全70駅中57位)。快速急行停車駅では最少、急行停車駅では開成駅に次いで少ない。
近年の乗降・乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員[* 2] |
1日平均 乗車人員[* 3] |
出典 |
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1982年(昭和57年) | 9,770 | ||
1995年(平成 | 7年)8,033 | [神奈川県統計 1] | |
1998年(平成10年) | 8,059 | [神奈川県統計 2] | |
1999年(平成11年) | 7,909 | [神奈川県統計 3] | |
2000年(平成12年) | 7,799 | [神奈川県統計 3] | |
2001年(平成13年) | 16,081 | 7,997 | [神奈川県統計 4] |
2002年(平成14年) | 16,014 | 7,989 | [神奈川県統計 5] |
2003年(平成15年) | 16,128 | 8,103 | [神奈川県統計 6] |
2004年(平成16年) | 15,939 | 8,012 | [神奈川県統計 7] |
2005年(平成17年) | 15,797 | 7,943 | [神奈川県統計 8] |
2006年(平成18年) | 15,926 | 8,009 | [神奈川県統計 9] |
2007年(平成19年) | 15,959 | 8,069 | [神奈川県統計 10] |
2008年(平成20年) | 16,055 | 8,089 | [神奈川県統計 11] |
2009年(平成21年) | 15,580 | 7,854 | [神奈川県統計 12] |
2010年(平成22年) | 15,266 | 7,700 | [神奈川県統計 13] |
2011年(平成23年) | 14,998 | 7,565 | [神奈川県統計 14] |
2012年(平成24年) | 15,130 | 7,648 | [神奈川県統計 15] |
2013年(平成25年) | 15,431 | 7,812 | [神奈川県統計 16] |
2014年(平成26年) | 15,104 | 7,641 | [神奈川県統計 17] |
2015年(平成27年) | 15,154 | 7,676 | [神奈川県統計 18] |
2016年(平成28年) | 15,021 | 7,602 | [神奈川県統計 19] |
2017年(平成29年) | 15,041 | 7,615 | [神奈川県統計 20] |
2018年(平成30年) | 15,126 | 7,654 | [神奈川県統計 21] |
2019年(令和元年) | 14,963 | 7,580 | [神奈川県統計 22] |
2020年(令和 | 2年)11,003 | ||
2021年(令和 | 3年)[小田急 2]11,662 | ||
2022年(令和 | 4年)[小田急 1]12,737 |
駅周辺
[編集]北口
[編集]近年では、周辺にマンションが多数建てられている。
- 小田急開通四十周年記念鶴巻温泉駅敷地顕彰碑:小田急小田原線開通40周年を記念して建てられた。
- 落幡村村名保存碑:鶴巻の旧名「落幡(おちはた)」を残すために立てられた記念碑。
- 鶴巻温泉
- 鶴巻温泉病院
- 弘法山
- 秦野市立宮永岳彦記念美術館
- フードワン 鶴巻店
南口
[編集]近年では南口も開発の一途を辿っており、駅前整備や駅前商店などが集まるロータリーが完成した。
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南口(2019年6月23日)
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南口ペデストリアンデッキ(2019年6月23日)
バス路線
[編集]北口・南口ロータリーにあるバス停より発着する。神奈川中央交通西により運行されている。2018年(平成30年)8月11日より南口ロータリーへ乗入開始した[5]。
- 鶴巻温泉駅
- 鶴巻温泉駅南口
隣の駅
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 『小田急線・箱根登山線・箱根ロープウェイ・箱根海賊船にて 2014年1月から駅ナンバリングを順次導入します! 新宿駅から箱根・芦ノ湖まで通しのナンバリングにより、わかりやすくご利用いただけます』(PDF)(プレスリリース)小田急電鉄 / 箱根登山鉄道、2013年12月24日。オリジナルの2021年5月9日時点におけるアーカイブ 。2021年5月9日閲覧。
- ^ a b 『エスカレーター・エレベーターの設置と、改札口の移設により利便性が向上します 6月23日(土)、鶴巻温泉駅改良工事完了に伴い使用開始!「秦野市との小田急小田原線沿線まちづくりの推進に関する連携協定」に基づく一層の取り組みとして』(PDF)(プレスリリース)小田急電鉄、2018年6月7日。オリジナルの2020年12月31日時点におけるアーカイブ 。2021年1月9日閲覧。
- ^ 2014年度の鉄道事業設備投資計画(2)駅施設の改良、サービスの向上 ③行先案内表示装置の新設 (PDF) - 小田急電鉄(2014年4月30日閲覧)
- ^ “鶴巻温泉駅のご案内 駅立体図”. 小田急電鉄. 2023年6月3日閲覧。
- ^ 鶴巻温泉駅系統の乗降場変更および時刻変更について(8
/11実施) - 神奈川中央交通 2018年8月9日(2018年8月11日閲覧)
- 小田急電鉄の1日平均利用客数
- ^ a b c “鉄道部門:駅別乗降人員・輸送人員ほか”. 小田急電鉄. 2023年7月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月6日閲覧。
- ^ “鉄道部門:駅別乗降人員・輸送人員ほか”. 小田急電鉄. 2023年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月6日閲覧。
- 小田急電鉄の統計データ
- 神奈川県県勢要覧
- ^ 線区別駅別乗車人員(1日平均)の推移 - 21ページ
- ^ 平成12年 - 223ページ
- ^ a b 平成13年 (PDF) - 225ページ
- ^ 平成14年 (PDF) - 223ページ
- ^ 平成15年 (PDF) - 223ページ
- ^ 平成16年 (PDF) - 223ページ
- ^ 平成17年 (PDF) - 225ページ
- ^ 平成18年 (PDF) - 225ページ
- ^ 平成19年 (PDF) - 227ページ
- ^ 平成20年 (PDF) - 231ページ
- ^ 平成21年 (PDF) - 241ページ
- ^ 平成22年 (PDF) - 239ページ
- ^ 平成23年 (PDF) - 239ページ
- ^ 平成24年 (PDF) - 235ページ
- ^ 平成25年 (PDF) - 237ページ
- ^ 平成26年 (PDF) - 239ページ
- ^ 平成27年 (PDF) - 239ページ
- ^ 平成28年 (PDF) - 247ページ
- ^ 平成29年 (PDF) - 239ページ
- ^ 平成30年 (PDF) - 223ページ
- ^ 令和元年 (PDF) - 223ページ
- ^ 令和2年 (PDF) - 223ページ
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 小田急電鉄 鶴巻温泉駅
- 鶴巻温泉駅南口周辺整備事業 - 秦野市