鶴の湯温泉 (東京都)
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鶴の湯温泉 | |
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源泉展示施設 | |
温泉情報 | |
所在地 | 東京都西多摩郡奥多摩町原 |
交通 | 鉄道:JR青梅線奥多摩駅よりバスで約20分 |
泉質 | 硫黄泉 |
液性の分類 | アルカリ性 |
外部リンク | 鶴の湯温泉利用者組合 |
鶴の湯温泉(つるのゆおんせん)は、東京都西多摩郡奥多摩町(旧国:武蔵国)にある温泉。
同名の温泉が北海道勇払郡早来町、秋田県仙北郡田沢湖町、和歌山県日高郡みなべ町にもある。
泉質
[編集]- アルカリ性単純硫黄泉(かすかに硫黄の臭いがする)
- 3源泉の混合泉である。
温泉街
[編集]現在では、タンクローリーによる配湯を受けている旅館がダムの近くに複数存在する。
歴史
[編集]開湯は南北朝時代の延文年間とされる。温泉名の由来は、鶴がこの温泉で傷を癒していたところを発見したことによる[1]。
ダム竣工時に温泉(湯治場)は水没したが、源泉を汲み上げるポンプを設置した為、完全な消滅は免れた。だが、この汲み上げポンプを活用しなかったため湖底に沈んだ「幻の温泉」と言われ続けていた。
1991年(平成3年)に源泉汲み上げポンプを補修整備し、シカの湯、ムシの湯、ツルの湯の3源泉を合流して汲み上げ、それをタンクローリーで各旅館に配湯することで温泉を蘇らせた。
ダムの建設により元の温泉がダム湖に沈んだ温泉には、他に入之波温泉、日中温泉、大牧温泉、猿ヶ京温泉、大塩温泉、川原湯温泉などがある。