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鶏冠井 令徳(かえでい りょうとく、天正17年(1589年) - 延宝7年(1679年))は、江戸時代前期の俳人[1]。通称は九郎右衛門[1][2]。初号は良徳[1][2]。号は謙頭庵、陀隣軒、陀隣庵、梨柿園[1]。
京都の人物[1][2]。松永貞徳に入門[1]。正保元年(1644年)に貞徳から俳諧秘伝書『天水抄』を授けられる[1][2]。慶安4年(1651年)には貞徳の命で貞門派俳諧の集大成とも言われる『崑山集』を編集した[1][2]。
野々口立圃、松江重頼、山本西武、安原貞室、北村季吟、高瀬梅盛と共に貞門の七俳仙と呼ばれる[3]。