高知県立図書館
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高知県立図書館 Kochi Prefectural Library | |
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外観 | |
施設情報 | |
前身 |
高知書籍館 高知図書館 |
専門分野 | 総合 |
事業主体 | 高知県 |
開館 | 1879年(明治12年) |
所在地 |
〒780-0850 高知県高知市丸ノ内一丁目1番10号 (現在は閉鎖) |
位置 | 北緯33度33分40.5秒 東経133度31分59.5秒 / 北緯33.561250度 東経133.533194度座標: 北緯33度33分40.5秒 東経133度31分59.5秒 / 北緯33.561250度 東経133.533194度 |
ISIL | JP-1002813 |
公式サイト | https://otepia.kochi.jp/library/ |
地図 | |
プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館 |
高知県立図書館(こうちけんりつとしょかん、Kochi Prefectural Library)は、高知県高知市にある図書館。
「高知県民の生活に役立ち、心をより豊かにすること」を目的として開設された。日本初の移動図書館「自動車文庫」で知られる[1][2]。
2018年(平成30年)7月24日[3]より、高知市民図書館本館との共同運営で「オーテピア高知図書館」(オーテピアこうちとしょかん)として改装リニューアルした[3][4]。
ここでは2017年(平成29年)12月28日に閉館した高知市丸ノ内一丁目1番10号にあった図書館について記載する。
施設
[編集]- 1階フロア
- 小展示室、展示の広場、子ども読書室、児童図書研究室、1階書庫
- 2階フロア
- 3階フロア
- 事務室、大小会議室、郷土資料室、図書出版庫、3階書庫
- 土佐史談会事務局 - 土佐の歴史、風土に関する調査研究を行い機関紙「土佐史談」を発行する。
建築概要
[編集]- 起工 - 1972年(昭和47年)7月
- 竣工 - 1973年(昭和48年)5月
- 構造・規模 - RC造、地上3階建(一部4階)
- 敷地面積 - 4,413.75平方メートル
- 延床面積 - 3,896.17平方メートル
- 建築面積 - 1,342.00平方メートル
- 事業費 - 約3億24万円(当時)
- 備考 - 図書収蔵能力約30万冊、閲覧室263席(うち、子ども55席)
沿革
[編集]- 1879年(明治12年)8月 - 高知公園の懐徳館内に高知書籍館の名称で開設[5]。
- 1888年(明治21年)10月 - 高知教育会に寄託され高知図書館に改称。
- 1896年(明治29年)5月 - 懐徳館内から高知市丸ノ内に新築された建物に移転。
- 1916年(大正5年)3月 - 旧土佐藩家老・五藤正形より蔵書数千冊の寄贈を受け、大正天皇即位の記念事業として、高知市丸ノ内6番地に高知県立図書館が竣工。初代館長・中城直正。
- 1917年(大正6年)4月 - 巡回文庫を開設。
- 1945年(昭和20年)7月 - 戦災のため館建物と蔵書13万冊焼失[6]。
- 1946年(昭和21年)海南中学校(現:高知県立高知小津高等学校)で図書館業務を再開[6]。
- 1948年(昭和23年)7月 - 日本初の移動図書館である自動車文庫開設[7]。
- 1950年(昭和25年)6月 - 高知市丸ノ内3番地に新築される[6]。
- 1950年(昭和25年)11月4日 - 「高知県立図書館設置条例」を制定[8]。
- 1973年(昭和48年)8月 - 高知市丸ノ内一丁目1番10号の建物が竣工。
- 2017年(平成29年)12月28日 - この日の開館を最後に高知市丸ノ内一丁目1番10号に位置した図書館は閉館。移転のため12月29日から翌年7月23日まで休館。
- 2018年(平成30年)7月24日 - 旧高知市立追手前小学校の跡地(高知市追手筋二丁目1番1号)に建設された複合施設「オーテピア」内に、高知市民図書館本館と高知県立図書館の共同運営による「オーテピア高知図書館」が開館。都道府県立図書館と市立図書館の合築は日本初。
主な出版
[編集]- 長宗我部地検帳:全19冊、昭和32年(1957年)3月~昭和40年(1965年)3月
- 皆山集:全10巻、昭和48年(1973年)12月~昭和53年(1978年)3月
- 憲章簿:全7巻、昭和57年(1982年)1月~昭和61年(1986年)12月
- 南路志:全10巻、平成2年(1990年)5月~平成9年(1997年)11月
- 土佐國群書類従:全13巻の予定、平成10年(1998年)12月~
サービス
[編集]旧高知県立図書館
[編集]- 開館時間
- 休館日:月曜日
- 火~金 9:00~19:00
- 土・日 9:00~17:00
跡地
[編集]脚注
[編集]- ^ 石川敬史. “石川 敬史 「移動図書館史研究ノート」”. digital-narcis.org. 大妻女子大学. 2021年10月17日閲覧。
- ^ (有力説)千葉県立図書館の「訪問図書館ひかり号」が移動図書館の先駆けである(レファレンス事例詳細 - レファレンス共同データベース, 掲載日:2006年12月05日, 閲覧日:2021年10月17日)。
- ^ a b 国立国会図書館. “高知県立図書館・高知市民図書館本館”. レファレンス協同データベース. 2021年10月17日閲覧。
- ^ “国内初の県市合築図書館 200万冊規模の図書館システムをiLisfieraV3で統合し、県市2組織で運用 - オーテピア高知図書館(高知県立図書館・高知市民図書館)様 : 富士通”. www.fujitsu.com. 2021年10月17日閲覧。
- ^ “「オーテピア」 高知の「知」を育てる、西日本最大級の冊数を誇る複合施設 | Discover Japan | ディスカバー・ジャパン”. Discover Japan | 日本の魅力、再発見 ディスカバー・ジャパン. 2021年10月17日閲覧。
- ^ a b c “「オーテピア」 高知の「知」を育てる、西日本最大級の冊数を誇る複合施設 | Discover Japan | ディスカバー・ジャパン”. Discover Japan | 日本の魅力、再発見 ディスカバー・ジャパン. 2021年10月17日閲覧。
- ^ “25870685 研究成果報告書 - KAKEN”. 2021年10月17日閲覧。
- ^ “高知県立図書館の設置及び管理に関する条例 高知県例規集(高知県)”. ops-jg.d1-law.com. 2021年10月17日閲覧。
- ^ 高知新聞(2020年3月28日)