高山佳奈子
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高山 佳奈子(たかやま かなこ、1968年7月29日[1] - )は、日本の刑法学者。京都大学教授。ハンブルク大学名誉博士[2]。刑法総論の基礎理論、経済刑法、国際刑法を主な研究対象としている。法学修士(東京大学)[3][4]。指導教官は山口厚。東京都世田谷区出身[1]。
略歴
[編集]《主な出典:[5]》
- 1991年(平成 3年):東京大学法学部第2類(公法コース)卒業
- 1993年(平成 5年):東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了
- 1993年(平成 5年):東京大学大学院法学政治学研究科助手
- 1996年(平成 8年):成城大学法学部専任講師
- 1998年(平成10年):ケルン大学留学(2000年まで)
- 2000年(平成12年):成城大学法学部助教授
- 2002年(平成14年):京都大学大学院法学研究科助教授
- 2005年(平成17年):京都大学大学院法学研究科教授
京都大学職員組合の中央執行委員長を2012年度に務めた[6]。2013年より日本フンボルト協会理事。
著作
[編集]共編著
[編集]- 『ケースブック刑法』 中森喜彦、岩間康夫、塩見淳、小田直樹、橋田久、齋藤彰子、安田拓人共著 (有斐閣、1999年)
- 『法の同化:その基礎、方法、内容――ドイツからの見方と日本からの見方』 カール・リーゼンフーバー共編著 (de Gruyter、2006年)
- 『たのしい刑法 第2版』 島伸一編 山本輝之,只木誠, 大島良子共著 (弘文堂、2008年)
- 『セレクト六法』 笠井正俊,潮見佳男,洲崎博史,土井真一,中川丈久共編 (岩波書店、2008年)
- 『たのしい刑法II 各論』 島伸一編 山本輝之、只木誠、大島良子、足立友子、山本紘之共著 (弘文堂、2011年/第2版、2017年)
- 『たのしい刑法I 総論』 島伸一編 山本輝之、只木誠、大島良子共著 (弘文堂、2012年/第2版、2017年/第3版、2023年)
- 『Funktionen des Vertrages:deutsch-japanische Perspektiven』ノモス社、2013年) (
- 『日中経済刑法の最新動向』 斉藤豊治、松宮孝明共編 (成文堂、2020年)
- 『新経済刑法入門 第3版』 斉藤豊治、浅田和茂、松宮孝明共編 (成文堂、2020年)
翻訳
[編集]- E・アラン・ファーンズワース著 スティーブ・シェパード編『アメリカ法への招待』笠井修共訳(勁草書房、2014年)
受賞
[編集]- 2006年:ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章[7]
- 2018年 : フィリップ・フランツ・フォン・ジーボルト賞[8][9][10]
- 2020年 : オイゲン・ウント・イルゼ・ザイボルト賞[11][12]
脚注
[編集]- ^ a b 履歴(高山佳奈子ウェブサイト) - ウェイバックマシン(2004年1月25日アーカイブ分)
- ^ “100 Jahre Fakultät für Rechtswissenschaft” (ドイツ語). Die Fakultät. ハンブルク大学. 2024年4月3日閲覧。
- ^ 髙山佳奈子『故意の構造』(修士(法学)論文)東京大学、1993年 。
- ^ 髙山 佳奈子(京都大学 法学部・法学研究科)(2023年5月13日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ 髙山 佳奈子(京都大学 教育研究活動データベース)(2023年11月10日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ “2012年度 中央執行委員長 就任のあいさつ 高山佳奈子”. 京都大学職員組合(旧サイト) (2012年7月18日). 2024年4月4日閲覧。
- ^ “高山佳奈子教授がドイツ「功労十字勲章」を授与される”. 京都大学 (2006年7月3日). 2021年10月2日閲覧。
- ^ “The 2018 Philipp Franz von Siebold Award winner”. Alexander von Humboldt-Stiftung/Foundation (2018年6月18日). 2020年5月26日閲覧。[リンク切れ]
- ^ "The 2018 Philipp Franz von Siebold Award winner" (Press release) (英語). アレクサンダー・フォン・フンボルト財団. 18 June 2018.
- ^ “高山佳奈子 法学研究科教授が2018年度フィリップ・フランツ・フォン・ジーボルト賞を受賞しました。(2018年6月18日)”. 京都大学 (2018年7月3日). 2020年5月26日閲覧。
- ^ “Eugen und Ilse Seibold-Preis 2020”. DFG (2020年5月13日). 2020年10月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月26日閲覧。
- ^ “Eugen und Ilse Seibold-Preis - 2020: Prof. Dr. Shigeyoshi Inoue, Prof. Dr. Regine Mathias, Prof. Dr. Hidenori Takagi und Prof. Dr. Kanako Takayama” (ドイツ語). ドイツ研究振興協会. 2024年4月4日閲覧。
外部リンク
[編集]- Kanako TAKAYAMA - 本人のウェブサイト。
- 高山佳奈子(京大職組委員長)のブログ - ウェイバックマシン(2012年12月16日アーカイブ分)
- 高山佳奈子 - 京都大学教員検索による。