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高堀和也

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
高堀 和也
2013年6月5日
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 富山県南砺市
生年月日 (1987-06-11) 1987年6月11日(37歳)
身長
体重
183 cm
70 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2009年 ドラフト4位
初出場 NPB / 2012年9月1日
最終出場 NPB / 2013年5月2日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
派遣歴

高堀 和也(たかほり かずや、1987年6月11日 - )は、富山県南砺市出身の元プロ野球選手投手)。右投右打。

経歴

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プロ入り前

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富山県南砺市(井波)出身。砺波工業高校を卒業後、三菱自動車岡崎に入る。所属部署は試作部の試作工務課。

伸びしろと将来性を考慮され、2009年プロ野球ドラフト会議にて東北楽天ゴールデンイーグルスから4位指名を受け、11月12日に契約金5000万円、年俸1000万円(いずれも推定)で仮契約した。

プロ入り後

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2012年、9月に一軍初登板。主に先発投手が早々に降板した時のロングリリーフや大量リード、ビハインド時などの起用となった。9月5日の北海道日本ハムファイターズ戦(東京ドーム)で1点ビハインド時に登板し、無失点に抑えると直ぐ後の味方の攻撃で逆転、試合に勝利したためプロ初勝利を挙げた。その後も中継ぎとして13試合に登板して3勝無敗2ホールド、防御率1.15の成績を残した。

2013年、中継ぎとして13試合に登板したが、被本塁打2、防御率6点台と低迷した。

2014年、一軍で登板することなくシーズンを終える。シーズン終了後に球団から戦力外通告を受け、育成選手として新たに契約した[1]

2015年、球団初のベースボール・チャレンジ・リーグへの派遣選手として、3月29日付け[2]で同リーグの福島ホープスへ派遣された(期間は6月30日まで)[3]。2015年10月2日に球団から二度目の戦力外通告を受けたが、再び育成契約を結んだ[4]

2016年、10月1日、球団より三度目の戦力外通告を受けた[5]。10月31日、自由契約公示された[6]

現役引退後

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白寿生科学研究所の勤務を経て[7]、現在は「アッティーボジム」のスタッフを務めており[8]、かつては楽天時代のチームメイトの井上雄介が同僚だった。

選手としての特徴

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ストレートには伸びがあり、落差のあるフォークも投じる[9]

エピソード

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2013年4月27日、球団通算500勝のかかった西武戦の9回に登板、リードを守ってチームは勝利するが、そのウイニングボールを観客席に投げ込んでしまう。嶋基宏などの呼びかけによりボールは無事戻ってきたが、高堀は「ヤバい! と思った」と青ざめていた[10]

詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
2012 楽天 13 0 0 0 0 3 0 0 2 1.000 59 15.2 10 0 1 0 3 12 0 0 2 2 1.15 0.70
2013 14 0 0 0 0 1 0 0 1 1.000 61 12.2 14 2 7 1 2 5 0 1 9 9 6.39 1.66
通算:2年 27 0 0 0 0 4 0 0 3 1.000 120 28.1 24 2 8 1 5 17 0 1 11 11 3.49 1.13

記録

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NPB

独立リーグでの投手成績

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W
H
I
P
2015 福島 12 0 2 4 0 .333 313 71.0 66 2 30 5 58 10 0 29 22 2.79 1.35
通算:1年 12 0 2 4 0 .333 313 71.0 66 2 30 5 58 10 0 29 22 2.79 1.35

背番号

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  • 24 (2010年 - 2014年)
  • 024 (2015年 - 2016年)
  • 14 (2015年) ※福島ホープスでの背番号

登場曲

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脚注

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  1. ^ 来季の育成選手契約に関して 東北楽天ゴールデンイーグルスオフィシャルサイト 2014年12月5日閲覧。
  2. ^ 楽天 球団初、育成選手をBC福島ホープスに派遣 スポニチ Sponichi Annex 2015年3月28日掲載
  3. ^ “福島ホープス 東北楽天から選手派遣のお知らせ”. 福島ホープスオフィシャルサイト. (2015年3月27日). http://fukushima-hopes.com/info/2955 2015年3月28日閲覧。 
  4. ^ “来季の育成選手契約に関して”. http://www.rakuteneagles.jp/news/detail/5895.html 
  5. ^ 来季の選手契約に関して”. 東北楽天ゴールデンイーグルス公式サイト (2016年10月1日). 2016年10月1日閲覧。
  6. ^ 自由契約選手(育成選手)”. 日本野球機構公式サイト (2016年10月31日). 2016年11月1日閲覧。
  7. ^ 平尾類 (2018年5月4日). “医療機器メーカー・白寿生科学研究所がプロ野球選手を積極的に採用する理由”. CoCoKARAnext. 2024年10月14日閲覧。
  8. ^ スタッフ”. アッティーボジム. 2020年10月2日閲覧。
  9. ^ 『野球小僧 世界野球選手名鑑2011』白夜書房、2011年、73頁頁。ISBN 978-4-86191-710-3 
  10. ^ “楽天500勝の記念球を観客席に…高堀「殺されるかと」”. Sponichi Annex. (2013年4月28日). https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/04/28/kiji/K20130428005698390.html 2013年4月28日閲覧。 

関連項目

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外部リンク

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