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香山郡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
香山郡
位置
各種表記
チョソングル: 향산군
漢字: 香山郡
片仮名転写: ヒャンサン=グン
ローマ字転写 (MR): Hyangsan kun
統計
行政
国: 朝鮮民主主義人民共和国の旗 朝鮮民主主義人民共和国
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香山郡(ヒャンサンぐん)は、朝鮮民主主義人民共和国慈江道の南西部、名勝地として知られる妙香山の麓に位置する郡。

地理

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妙香山の山地が郡域の東部に広がる。主峰は毘盧峰(1909m)。

郡の東部の盆地を清川江が貫流しており、邑(郡行政の中心で人民委員会(役場)所在地、香山邑)もここに所在する。西に雲山郡、南に球場郡、東北に慈江道と隣接する。

行政区画

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1邑・20里を管轄する。

  • 香山邑ヒャンサヌプ
  • 加佐里カジュワリ
  • 舘下里クァナリ
  • 亀頭里クドゥリ
  • 蘆峴里ロヒョンニ
  • 龍城里リョンソンニ
  • 林興里リムンニ
  • 立石里リプソンニ
  • 北新峴里プクシニョンニ
  • 上蘆里サンノリ
  • 上西里サンソリ
  • 石倉里ソクチャンニ
  • 水陽里スヤンニ
  • 新化里シヌァリ
  • 雲峯里ウンボンニ{{{2}}}
  • 造山里チョサンニ
  • 天水里チョンスリ
  • 青松里チョンソンニ
  • 泰平里テピョンニ
  • 下西里ハソリ
  • 香巌里ヒャンアムニ

歴史

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現在の香山郡は、1952年に寧辺郡の北薪峴面・泰平面を分離して編成したものである。

妙香山一帯は、高麗時代には普賢寺をはじめとして多くの寺院が建てられ、朝鮮仏教の中心地のひとつであった。妙香山の峰や渓流の名にも仏教の影響が見られる。また、朝鮮王朝実録を納める史庫の一つが置かれたことがある。

北朝鮮の体制下では、金日成主席専用別荘国際親善展覧館が建設され、観光地としても整備がすすめられた。1995年には平壌との間に高速道路「平壌-香山観光道路」も建設された。

年表

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この節の出典[1]

  • 1952年12月 - 郡面里統廃合により、平安北道寧辺郡泰平面・北薪峴面および南松面の一部地域をもって、香山郡を設置。香山郡に以下の邑・里が成立。(1邑26里)
    • 香山邑・石倉里・沙川里・仏舞里・水陽里・天水里・立石里・石興里・亀頭里・雲峯里・造山里・新化里・上西里・舘北里・下西里・舘上里・舘下里・香草里・林興里・徳城里・華山里・蘆下里・蘆峴里・加佐里・龍城里・香巌里・沙蘆里
  • 1954年 (1邑20里)
    • 沙川里が水陽里に編入。
    • 香草里が香巌里に編入。
    • 石興里が立石里・加佐里に分割編入。
    • 徳城里・蘆下里の各一部が蘆峴里に編入。
    • 立石里の一部が天水里に編入。
    • 香巌里の一部が香山邑・林興里に分割編入。
    • 華山里および徳城里の残部が合併し、北新峴里が発足。
    • 沙蘆里および蘆下里の残部が合併し、上蘆里が発足。
    • 舘上里・舘北里が合併し、泰平里が発足。
  • 1984年 - 香山邑・香巌里・北新峴里・林興里を妙香山区として分離(17里)
  • 1985年 (1邑6里)
    • 前年に設置された妙香山区を廃止・返還。
    • 雲峯里・亀頭里・立石里・造山里・上西里・下西里が雲山郡に移管。
    • 蘆峴里・龍城里・上蘆里・加佐里・天水里・仏舞里・石倉里・水陽里が球場郡に移管。
  • 1989年 - 亀頭里・上西里・下西里を雲山郡から返還。(1邑9里)
  • 1996年 - 雲峯里・立石里・造山里を雲山郡から、蘆峴里・龍城里・上蘆里・加佐里・天水里・水陽里・青松里・石倉里を球場郡からそれぞれ返還。(1邑20里)

観光

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交通

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道路

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鉄道

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航空

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  • 名称不明の飛行場(40.0286822,126.1925533)

脚注

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外部リンク

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