首都圏広域急行鉄道A路線A000系電車
この記事はカテゴライズされていないか、不十分です。 |
首都圏広域急行鉄道A路線A000系電車 | |
---|---|
モックアップ | |
基本情報 | |
製造所 | 現代ロテム |
主要諸元 | |
編成 | 8両(4M4T) |
軌間 | 1,435 mm |
電気方式 | 交流 25,000 V(60Hz) |
最高運転速度 | 180 km/h |
設計最高速度 | 198 km/h |
起動加速度 | 2.5 km/h/s |
減速度(常用) | 3.0 km/h/s |
減速度(非常) | 4.0 km/h/s |
編成定員 | 1,062 |
編成長 | 163,520 mm |
車体長 |
先頭車:20,670 mm 中間車:19,500 mm |
全幅 |
3,050 mm 3,150(最大) mm |
全高 | 3,750 mm |
台車 | ボルスタレス台車 |
台車中心間距離 | 13,800 mm |
主電動機 | かご形三相誘導電動機 |
主電動機出力 | 390 kW |
編成出力 | 6240 kW |
制御方式 | VVVFインバータ制御(1C4M制御) |
制動装置 | 回生ブレーキ付き電気指令式ブレーキ |
保安装置 | ATP(ETCS/ERTMS lv.1)、ATC(TVM430) |
首都圏広域急行鉄道A路線A000系電車(しゅとけんこういききゅうこうてつどうAろせんA000けいでんしゃ)は、大韓民国首都圏広域急行鉄道A路線で2023年に登場した通勤形電車である。
概要
[編集]首都圏広域急行鉄道A路線で使用されている。
2023年から製造され、2024年までに8両編成20本の160両が製造された。車体はダブルスキン構造のアルミニウム合金車体、片側3か所の片開き客用扉を有する。
車両デザインはドイツのビューロ・シュタウバッハ(büro+staubach)[1]が手掛けた。ビューロ・シュタウバッハは、韓国ではソウル交通公社2000系4次車、5000系4次車・7000系4次車、韓国鉄道公社311000系14次車・3000系3次車などでのデザイン実績がある。
高速走行を行うため、気密性や騒音を考慮し扉は片開きとなっているが、他の通勤列車と同様の幅の1,300mmとなっている[2][3]。
座席は幅480mmのものを車端部には3人掛け、扉間には7人掛けの座席が配置されている。
390kWの強力な三相誘導電動機[4]を搭載しており、加速度2.5km/h/sを確保し、設計最高速度は198km/hと高性能な設計となっている。特に中速域の加速性能が優れており、約50秒で120km/hに到達する[5]。列車速度が100km/h以上になると、液晶ディスプレイ上にリアルタイムで速度が表示される。制御装置はVVVFインバーターを採用している[6]。保安装置には、ATPに加えてSRTとの供用区間を走行するため、TVM430(韓国では高速線ATCという扱い)を搭載している[7]。
2026年の東灘駅 - ソウル駅間が開業するまで水西駅 - 東灘駅間と2024年12月に開業予定の雲井中央駅~ソウル駅は別々運行となるため、A001編成 - A015編成が雲井中央駅~ソウル駅間、A016編成 - A020編成が水西駅 - 東灘駅間の運行を行う。
← 水西 東灘 →
| ||||||||
号車 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
形式 | A0XX形 (Tc1) |
A1XX形 (M1) |
> A2XX形 (T1) |
A3XX形 (M2) |
A4XX形 (M3) |
< A5XX形 (T2) |
A6XX形 (M4) |
A7XX形 (Tc2) |
機器配置 | VVVF | VVVF | VVVF | VVVF | ||||
動輪軸 | ○○ ○○ | ●● ●● | ○○ ○○ | ●● ●● | ●● ●● | ○○ ○○ | ●● ●● | ○○ ○○ |
車両番号 | A001 : A020 |
A101 : A120 |
A201 : A220 |
A301 : A320 |
A401 : A420 |
A501 : A520 |
A601 : A620 |
A701 : A720 |
脚注
[編集]- ^ “GTX-A ソウル – 高速通勤電車” (ドイツ語). Bing. 2024年11月7日閲覧。
- ^ “[현장르포] GTX-A 전동차 "광역·고속차량 기술통합"” (朝鮮語). 철도경제신문 (2021年4月21日). 2024年5月4日閲覧。
- ^ (日本語) '미친 속도'에 진동·승차감은? GTX-A노선 열차 직접 타보니 '상상 못한 상황' 2024年5月4日閲覧。
- ^ KTX-イウムに使用される誘導電動機は380kWである。
- ^ (日本語) GTX-A선 동탄행 열차 A19편성 수서역→성남역 주행영상 2024年5月4日閲覧。
- ^ Namuwikiでは国産初のSiC-VVVFインバーターという記載がある。
- ^ 기자, 장병극 (2020年7月16日). “[Pick] 대아티아이, GTX-A 차상신호시스템 공급 계약 체결” (朝鮮語). 철도경제신문. 2024年9月23日閲覧。