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音中トンネル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
音中トンネル
概要
位置 北海道の旗 北海道
現況 事業中
所属路線名 E5 音威子府バイパス
起点 上川総合振興局中川郡音威子府村
終点 上川総合振興局中川郡中川町
運用
建設開始 2010年平成22年)3月12日
完成 2022年(令和4年)6月10日
開通 2025年令和7年)度(予定)
管理 国土交通省北海道開発局旭川開発建設部
通行対象 自動車
用途 道路トンネル
通行料金 無料
技術情報
全長 4,686 m
道路車線数 2車線(完成2車線
設計速度 80 km/h
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音中トンネル(おとなかトンネル)は、北海道中川郡音威子府村から北海道中川郡中川町に建設中である北海道縦貫自動車道国道40号音威子府バイパス)のトンネルである。名称は仮称である。

概要

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音中トンネルは筬島IC(仮称) - 中川IC(仮称)間に位置する。

本トンネルは掘削が極めて難航したため、音威子府バイパスは当初2018年度(平成30年度)開通予定であったが撤回され[1]2025年度(令和7年度)の開通予定となった[2]

音中トンネルは最大土被りが約420 mで、最も困難であった蛇紋岩区間では約320 mであった。地質は起点側の音威子府側から順に泥岩蛇紋岩玄武岩類、砂岩・泥岩となっていた[3]

両側から掘削する計画で2010(平成22年)3月に着工し、10年を経て2020年(令和2年)11月に貫通した。蛇紋岩部の掘削は極めて難航し真円三重支保によるインバートなどを実施した[3]

歴史

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脚注

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出典

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  1. ^ 国道40号 音威子府バイパスの開通予定の見直し』(PDF)(プレスリリース)国土交通省北海道開発局旭川開発建設部、2017年8月1日https://www.hkd.mlit.go.jp/as/release/ho928l0000005ucy-att/vktdfd000000b2nk.pdf2022年10月13日閲覧 
  2. ^ a b 防災・減災、国土強靭化に向けた道路の5か年対策プログラム(北海道ブロック版)を策定” (PDF). 国土交通省 北海道開発局 (2021年4月27日). 2021年10月2日閲覧。
  3. ^ a b 中村順一, 島田武 & 大場北斗 2022.
  4. ^ a b 一般国道40号 音威子府村 音中トンネル工事”. 日本建設連合会 (2021年4月27日). 2022年10月13日閲覧。
  5. ^ “難工事克服し10年 国道40号「音中トンネル」貫通”. 北海道建設新聞 (北海道建設新聞社). (2020年12月4日). オリジナルの2020年12月18日時点におけるアーカイブ。. https://archive.vn/Gj5aW 2021年10月2日閲覧。 
  6. ^ “難工事10年 音中トンネル貫通 音威子府バイパス 全線開通へ期待”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2020年12月3日). オリジナルの2021年10月2日時点におけるアーカイブ。. https://archive.vn/U02mD 2021年1月31日閲覧。 

参考文献

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  • 中村順一、島田武、大場北斗「一般国道40号 音威子府村 音中トンネル完成まで―難工事に挑んだ12年の軌跡―」『第65回(2021年度)北海道開発技術研究発表会』、全日本建設技術協会、2022年。 

関連項目

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