名寄美深道路
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一般国道自動車専用道路(A') (無料) | |
---|---|
E5 名寄美深道路 | |
路線延長 | 16.4 km |
制定年 | 2013年(平成25年) |
開通年 | 1997年(平成9年) - 2013年(平成25年) |
起点 | 北海道名寄市(名寄IC) |
終点 | 北海道中川郡美深町(美深北IC) |
接続する 主な道路 (記法) |
記事参照 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
名寄美深道路(なよろびふかどうろ)は、北海道名寄市から中川郡美深町に至る国道40号のバイパス道路である。
高速道路ナンバリングによる路線番号は「E5」が割り振られている[1]。
概要
[編集]北海道縦貫自動車道に並行する一般国道自動車専用道路(A'路線)として整備された。また、道央自動車道と一体となって広域的・地域的交通の役割を担う自動車専用道路でもある。
路線データ
[編集]名寄バイパス
[編集]- 起点:北海道名寄市豊栄[2]
- 終点:北海道中川郡美深町[2]
- 延長:19.5 km[2]
- 規格:第1種第2級[2]
- 設計速度:100 km/h[2]
- 道路幅員:暫定13.0 m(完成23.5 m)[2]
- 車線幅員:3.5 m[2]
- 車線数:暫定2車線(完成4車線)[2]
美深道路
[編集]- 起点:北海道中川郡美深町美深[3]
- 終点:北海道中川郡美深町字敷島170番1[3][4]
- 延長:3.3 km[3]
- 規格:第1種第3級[3]
- 設計速度:80 km/h[3]
- 道路幅員:13.5 m[3]
- 車線幅員:3.5 m[3]
- 車線数:完成2車線[3]
インターチェンジ
[編集]- 全区間北海道上川総合振興局内に所在。
- IC番号欄の背景色が■である部分については道路が供用済みの区間を示している。また、施設名欄の背景色が■である部分は施設が供用されていない、または完成していないことを示す。未開通区間の名称は仮称。
- (間)は他の道路を介して接続している間接接続。
- 英略字は以下の項目を示す。
- IC:インターチェンジ
IC 番号 |
施設名 | 接続路線名 | 名寄IC から (km) |
BS | 備考 | 所在地 |
---|---|---|---|---|---|---|
北海道縦貫自動車道(E5 道央自動車道 )(事業中) | ||||||
名寄IC | 国道40号(支線) (間)国道40号(現道) |
0.0 | 名寄市 | |||
名寄北IC | (間)国道40号(現道) | 5.2 | ||||
智恵文南入口 | 国道40号(現道) | 12.2 | 名寄IC方面入口のみ | |||
智恵文IC | 国道40号(現道) | 16.4 | 名寄IC方面出入口のみ | |||
美深IC | 道道49号美深雄武線 | 19.5 | 中川郡 美深町 | |||
美深北IC | 国道40号(現道) | 22.8 | ||||
北海道縦貫自動車道(予定路線区間) |
歴史
[編集]- 1989年(平成元年):名寄バイパス事業着手[2]。
- 1997年(平成9年)11月19日:名寄バイパスの名寄IC - 名寄北IC間 (5.2 km) 供用開始[2]。
- 2003年(平成15年)3月21日:名寄バイパスの名寄北IC - 智恵文南入口(開通当初は智恵文IC)間 (7.0 km) 供用開始[2]。
- 2006年(平成18年)11月25日:名寄バイパスの智恵文南入口 - 智恵文IC間 (4.2 km) 供用開始[2]。
- 2007年(平成19年):美深道路事業化[3]。
- 2009年(平成21年):美深道路工事着手[3]。
- 2010年(平成22年)3月6日:名寄バイパスの智恵文IC - 美深IC間の供用開始により、名寄バイパス区間全線開通[5]。
- 2013年(平成25年)3月30日:美深道路(仮称)の美深IC - 美深北IC間供用開始に際し、名寄バイパスと美深道路を併せて名寄美深道路へ名称変更[6][7]。
路線状況
[編集]主要構造物
[編集]- 豊栄1号橋(名寄市道18線)
- 豊栄2号橋
- 豊栄3号橋(名寄市道17線)
- 北のかけ橋(天塩川)
- 曙1号橋(道道798号西風連名寄線)
- 曙2号橋(曙川)
- 砺波1号橋
- 砺波2号橋
- 砺波ヶ丘橋(名寄市道12線)
- 名寄北IC橋
- サンピラー橋(道道688号名寄遠別線・有利里川)
- 菊山橋
- 瑞穂橋(内淵川)
- サンフラワー橋(国道40号)
- 共和橋
- 智恵文橋(智恵文川)
- 智恵文南こ道橋(国道40号)
- 大和橋(大和川)
- 福徳橋(福徳川)
- 親和橋(親和川)
- 智恵文こ道橋(国道40号)
- 智恵文大橋(天塩川)
- 智北こ線橋(宗谷本線)
- ペンケ橋(ペンケニウプ川)
- 美深東橋(道道49号美深雄武線)
- 美深菊丘トンネル (延長275 m)
- 敷島こ線橋(宗谷本線)
交通量
[編集]24時間交通量(台) 道路交通センサス
区間 | 平成17(2005)年度 | 平成22(2010)年度 | 平成27(2015)年度 | 令和3(2021)年度 |
---|---|---|---|---|
名寄IC - 名寄北IC | 3,395 | 3,792 | 3,813 | 3,700 |
名寄北IC - 智恵文南入口 | 5,704 | 5,751 | 5,732 | 5,647 |
智恵文南入口 - 智恵文IC | 調査当時未開通 | 5,463 | 5,446 | 5,392 |
智恵文IC - 美深IC | 2,929 | 4,020 | 3,913 | |
美深IC - 美深北IC | 調査当時未開通 | 3,157 | 3,091 |
(出典:「平成22年度道路交通センサス」・「平成27年度全国道路・街路交通情勢調査」・「令和3年度全国道路・街路交通情勢調査」(国土交通省ホームページ)より一部データを抜粋して作成)
- 令和2年度に実施予定だった交通量調査は新型コロナウイルス感染症の影響で延期され[8]、翌年度に実施された。
地理
[編集]通過する自治体
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 高速道路ナンバリング路線図(国土交通省)
- ^ a b c d e f g h i j k l “一般国道40号 名寄バイパス 再評価原案準備書説明資料” (PDF). 北海道開発局. 2017年1月7日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j “一般国道40号 美深道路 再評価原案準備書説明資料” (PDF). 北海道開発局. 2017年1月7日閲覧。
- ^ “道路に関する件(平成25年3月29日北海道開発局告示第51号)”, 官報号外第68号 26頁, (2013年3月29日)
- ^ “智恵文〜美深供用で全線開通 名寄バイパス・産業活性化などに期待”. 名寄新聞 (名寄新聞社). (2010年3月6日) 2017年1月7日閲覧。
- ^ 『一般国道40号美深道路(仮称)の道路名称とIC名称が決定〜美深道路(仮称)の道路名称及びIC名称の決定に併せて、「名寄バイパス」の名称も変更になります〜 (PDF)』(プレスリリース)北海道開発局旭川開発建設部。
- ^ 一般国道40号 名寄美深道路 美深IC〜美深北ICが開通します<通行無料>〜平成25年3月30日(土)午後4時開通〜 (PDF)
- ^ “令和2年度全国道路・街路交通情勢調査の延期について” (PDF). 国土交通省 (2020年10月14日). 2021年11月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月15日閲覧。