韓東賢
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韓 東賢(ハン・トンヒョン、한 동현、Han Tong-hyon[1]、女性、1968年 - )は、在日朝鮮人二世[2]の社会学者。 日本映画大学教授。修士(比較文明学)。専門はネイションとエスニシティ、マイノリティ・マジョリティの関係やアイデンティティの問題など。主な対象は在日外国人とその周辺、とくに朝鮮学校とそのコミュニティの在日朝鮮人。
経歴
[編集]東京都生まれ。朝鮮大学校卒業後、朝鮮新報での記者生活を経て、2004年3月立教大学大学院文学研究科博士前期課程を修了し、修士(比較文明学)の学位を取得[1][3]。2010年3月東京大学大学院総合文化研究科博士課程(国際社会科学専攻)単位取得退学[1]。2011年4月、日本映画大学の発足とともに映画学部非常勤講師に着任。その後同大学准教授を経て、2023年4月から教授[4][5]。
著書
[編集]単著
[編集]- 『チマ・チョゴリ制服の民族誌(エスノグラフィー):その誕生と朝鮮学校の女性たち』双風舎、2006年。 ISBN 978-4-902465-08-2 *現在は電子版発売中
共著
[編集]- (小熊英二編著)『平成史:増補新版』河出書房新社〈河出ブックス〉、2014年[注釈 1]。ISBN 978-4-309-62468-6
- 同『平成史:完全版』河出書房新社、2019年。ISBN 978-4-309-22766-5
- (小熊英二)『真剣に話しましょう:小熊英二対談集』新曜社、2014年。ISBN 978-4-7885-1399-0
- (西森路代)『韓国映画・ドラマ:わたしたちのおしゃべりの記録2014 - 2020』駒草出版(ダンク出版事業部)、2021年。ISBN 978-4-909646-37-8
- (清水晶子・飯野由里子)『ポリティカル・コレクトネスからどこへ』有斐閣、2022年。ISBN 978-4-641-17477-1
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ なお、2012年刊の初版には寄稿していない。ISBN 978-4-309-62450-1
出典
[編集]- ^ a b c "マイポータル."researchmap(2024年3月31日更新). 2024年4月1日閲覧。
- ^ "「不安の行方」."日本映画大学公式ブログ:今週の映画大人(2011年11月15日). 2024年4月1日閲覧。
- ^ "教員紹介."日本映画大学公式サイト. 2024年4月1日閲覧。
- ^ 韓 東賢researchmap
- ^ 日本映画大学 教員紹介
外部リンク
[編集]韓東賢の記事一覧 Yahoo!ニュース