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大韓民国陸軍訓練所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
韓国陸軍訓練所から転送)
陸軍訓練所
육군훈련소
所属政体 大韓民国の旗 韓国
所属組織 大韓民国陸軍
兵種/任務 教育部隊
所在地 忠清南道論山市練武邑竹坪里
愛称 論山訓練所、練武台
上級単位 大韓民国陸軍敎育司令部
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大韓民国陸軍訓練所(だいかんみんこくりくぐんくんれんじょ)、韓国陸軍訓練所(かんこくりくぐんくんれんじょ)または、陸軍訓練所(りくぐんくんれんじょ)は、大韓民国国軍で最大の教育部隊。忠清南道論山市に置き、基礎的な軍事教育を実施している。新しく入営する初年兵たちは、本訓練所と前線部隊のいずれかで基礎教育を受けることになる。近隣にある錬武台駅は、本訓練所の別称である「練武台」(ヨンムデ)にちなんで命名された。

歴史

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  • 1951年11月:忠清南道論山に「陸軍第2訓練所」を創設
  • 1999年2月:陸軍第2訓練所が「陸軍訓練所」に改名

構成 

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名称 所在地 主要業務
本部勤務隊 忠清南道論山市練武邑竹坪里232-2
教育志願隊 志願中隊
第1管理中隊
第2管理中隊
軍需志願大隊 大隊本部
補給勤務隊
整備勤務隊
輸送勤務隊
給養勤務隊
入営審査隊
(入所大隊)
忠清南道論山市練武邑皇華亭里1025-1 陸軍現役兵入隊者、補充役と学軍士官学生の入所者にとって入営身体検事と教育部隊を編成
営繕隊
通信勤務隊
地区病院 忠清南道論山市練武邑竹坪里357-6 将兵と訓練兵の診療担当
教育連隊 23教育連隊
25教育連隊
26教育連隊
27教育連隊
28教育連隊
29教育連隊
30教育連隊
円光大学校多目的講堂 忠清南道論山市練武邑馬山里353-4 土日に円仏教の宗教行事を行うところ
護国練武寺 忠清南道論山市練武邑竹坪里644 土日に仏教曹渓宗)の宗教行事を行うところ
練武台聖堂
金大建聖堂)
忠清南道論山市練武邑竹坪里362-1 土日に天主教(カトリック教)の宗教行事を行うところ
練武台軍人教会 忠清南道論山市練武邑竹坪里362-2 土日にキリスト教プロテスタント)の宗教行事を行うところ

所長

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氏名 在任期間 出身校・期 前職 後職 備考
漢字/片仮名表記 原語表記
金鍾甲 김종갑 1951年11月1日[1] 軍英1期 第5軍団長 第5師団長
代理 劉升烈 유승렬 1952年8月1日[2] 陸士特8期
2 李成佳 이성가 1952年9月5日[1] 中央軍校
軍英1期
前方指揮所長 第5管区司令官
代理 呉昌根 오창근 1953年5月6日[2]
3 沈彦俸 심언봉 1953年6月15日[1][3] - 1954年6月[4] 軍英1期
代理 金道栄 김도영 1954年6月5日[2]
4 咸炳善 함병선 1954年7月 軍英1期 前方指揮所長 第2軍団長
5 白仁燁 백인엽 1955年5月25日[2] 軍英1期
6 楊国鎮 양국진 1955年9月28日 - 1957年7月[5] 奉天5期
軍英1期
行政参謀副長 第1軍団長
7 白南権 백남권 1957年7月[5] - 1959年3月13日[6] 軍英1期 陸士校長 第6管区司令官
8 朴炳権 박병권 1959年3月13日[6] - 1960年2月 軍英1期 第6管区司令官 第3軍団長
9 韓信 함병선 1960年2月 警士2期 監察監 内務部長官
10 任忠植 임충식 - 1960年11月[7] 警士2期
11 崔泓熙 최홍희 1960年11月[7] - 1961年 軍英1期 第3管区司令官 第6軍団長
12 金東斌 김동빈 1961.5-1962.3 警士1期 第2軍副司令官 戦闘兵科教育基地司令官
14 金相福 김상복 1963.8 - 1964.8[8] 軍英1期 第1軍団長
15 金炳徽 김병휘 1964.8 - 1965.2 軍英1期 第5管区司令官[9] 予備役編入
16 金振暐 김진위 1965.2 - 1968.3 警士3期 首防司令官[10] 予備役編入
17 全富一 전부일 1967.9 - 1968.3 警士2期 第1軍団長 国防部管理次官補
18 朴楠杓 박남표 1968.3 - 1969.11 警士2期 国防大学院副院長[11] 予備役編入
19 金在命朝鮮語版 김재명 1969.11 - 1970.7.3[12] 警士2期 合参本部長
兼スパイ対策本部長
20 鄭鳳旭 정봉욱 1970.7.3[12] - 1973.8 平壌学院 陸軍三士官学校長 元人民軍中佐
21 韓武協朝鮮語版 한무협 1973.8 - 1975.1 陸士6期 合参本部戦略情報局長 予備役編入
22 金永先 김영선 1975.1 - 1977.11 陸士7期 スパイ対策本部次長 陸軍三士官学校長
23 グァク・ウンチョル 곽응철 1977.11 - 1979.1 陸士9期 第2軍副司令官
24 李弼朝 이필조 1979.1 - 1980.1 総合12期[13][14] 首都師団長 予備役編入
25 裵貞道 배정도 1980.1 - 1981.5 甲種6基 26師団長
26 李光魯朝鮮語版 이광노 1981.5 - 1981.8 陸士10期 ハナフェ
27 金基錫 김기석 1981.8 - 1983.6.24 生徒2期 陸軍教育司令部副司令官[15] 予備役編入
28 キム・ウォンテ 김원태 1983.6.24 - 1985.1 甲種18期 52師団長 予備役編入
29 金乙權 김을권 1985.1 - 1986.9 陸士13期 1師団長 予備役編入
30 イム・ビョンファ 임병화 1986.9 - 1988.6 陸士14期 53師団長
31 金忠植 김충식 1988.6 - 1990.1 陸士16期 31師団長 予備役編入 ハナフェ
32 金光石 김광석 1990.1 - 1991.1 陸士17期 教育史教育訓練部長[16] 国防部政策企画官
33 李基龍 이기룡 1991.1 - 1991.12 陸士17期 予備役編入 ハナフェ
34 吳榮祐 오영우 1991.12 - 1992.12 陸士20期 陸軍本部教育訓練部長 第5軍団長
35 李泰雨 이태우 1992.12 - 1994.11[17] 甲種157期 第11副軍団長 予備役
36 李鍾完 이종완 1994.11 - 1996.11 陸士23期 第3軍副司令官
37 鄭和彦[18] 정화언 1994.11 - 1996.11 陸士23期 合同参謀作戦部次長 予備役編入?
38 程楠基 정남기 1998.11 - 1999.11 甲種182期 第21師団長
39 文判生 문판생 1999[19]- 2001.11.27 甲種197期 陸軍本部人事運営室長 予備役
40 イ・グァンフイ 이광희 2001.11.27 - 2003.5.1 陸士27期[20] 23師団長
41 キム・ムンボム 김문범 2003.5.1 - 2004.10.28 三士1期 3軍司令部参謀長[21]
42 許坪桓朝鮮語版 허평환 2004.10.28 - 2005.11.11 陸士30期 第6師団長 陸軍戦闘発展団長
43 鄭斗根 정두근 2005.11.11 - 2006.11.29 三士7期 第32師団長 第6軍団長
44 張鍾大[22] 장종대 2006.11.29 - 2008.11.14[23] 陸士32期
45 イ・テウ 이태우 2008.11.14 - 2009.11.19 陸士34期 50師団長[24] 首防司人事部長
46 パク・ソンウ 박성우 2009.11.19[25] - 2011.5.3 陸士36期 総合行政学校長 陸軍本部人事参謀部長
47 キム・ジョンホ 김정호 2011.5.3 - 2013.4.30 陸士36期 36師団長 1軍司令部副司令官
48 高聖均 고성균 2013.4.30 - 陸士38期 2作戦司令部参謀長[26]

出典

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  1. ^ a b c 박동찬 2014, p. 136.
  2. ^ a b c d 陸軍本部 1956, p. 195.
  3. ^ 沈彦俸” (韓国語). 国立大田顕忠院. 2016年1月2日閲覧。
  4. ^ 沈언俸少將渡美 第二訓練所長更迭” (韓国語). 国史編纂委員会. 2016年1月4日閲覧。
  5. ^ a b “政府人士發令” (朝鮮語). 부산일보. (1957年7月15日). http://www.busan.com/view/busan/view.php?code=19570715000020 2019年10月22日閲覧。 
  6. ^ a b “論山訓練所長에 朴炳權少將發令” (朝鮮語). 부산일보. (1959年3月15日). http://www.busan.com/view/busan/view.php?code=19590315000012 2019年10月22日閲覧。 
  7. ^ a b 崔泓熙 少將을 任命 陸軍 二訓所長更迭” (韓国語). 国史編纂委員会. 2019年10月22日閲覧。
  8. ^ 世界政経調査会 編『韓国・北朝鮮人名辞典』世界政経調査会、1966年6月20日、53頁。NDLJP:2973356/31 
  9. ^ 金炳徽” (韓国語). 国立大田顕忠院. 2016年5月9日閲覧。
  10. ^ 金振暐” (韓国語). 国立大田顕忠院. 2016年1月2日閲覧。
  11. ^ “6カ国に5つの言語で辺方を彷徨う!(6개국에서 다섯 개 언어로 邊方을 떠돌다!)”. 月刊朝鮮. (2006年11月10日). http://monthly.chosun.com/client/news/viw.asp?nNewsNumb=200611100025 2016年8月26日閲覧。 
  12. ^ a b “군 수뇌 대폭 이동” (朝鮮語). 中央日報. (1970年7月4日). http://news.joins.com/article/1245134 2016年12月3日閲覧。 
  13. ^ 陸軍少将 李弼朝”. 国立大田顕忠院. 2016年8月8日閲覧。
  14. ^ “初公開全斗煥新軍部「殺生簿」リスト(최초공개 전두환 신군부 '살생부' 리스트)”. 日曜新聞. (2004年10月24日). http://ilyo.co.kr/?ac=print&entry_id=8172 2016年8月8日閲覧。 
  15. ^ 김기석” (韓国語). 国立大田顕忠院. 2016年1月2日閲覧。
  16. ^ “軍事教育に明るい学究派/金光石兵務庁長(顔)(군사교육에 밝은 학구파/김광석 병무청장(얼굴))”. 中央日報. (1993年5月22日). http://news.joins.com/article/2813545 2016年8月26日閲覧。 
  17. ^ 陸軍少将 李泰雨” (韓国語). 国立大田顕忠院. 2016年8月17日閲覧。
  18. ^ “【兵務不正捜査結果発表】3軍 - 兵務司令官兵務請託([병무비리 수사결과 발표]3軍-기무사령관 兵務청탁)”. 東亜日報. (1998年6月22日). http://news.donga.com/View?gid=7355661&date=19980622 2016年8月26日閲覧。 
  19. ^ 文判生” (韓国語). 国立大田顕忠院. 2016年1月2日閲覧。
  20. ^ “第40代陸軍訓練所長就任 安康出身イ・グァンフイ少将 (제40대 육군훈련소장 취임식 안강출신 이광희 소장)” (朝鮮語). 慶州新聞. (2002年1月10日). http://www.gjnews.com/default/all_news_body.php?part_idx=131&idx=1778 2017年8月20日閲覧。 
  21. ^ 郷軍、本部部長と傘下企業の役員人事” (韓国語). 大韓民国在郷軍人会. 2016年8月26日閲覧。
  22. ^ “キム・スジ総長、陸軍訓練所と姉妹提携(김수지 총장, 육군훈련소와 자매결연)” (朝鮮語). ニュースプライム. (2007年11月25日). http://www.newsprime.co.kr/news/article.html?no=41034 2017年8月20日閲覧。 
  23. ^ “張鍾大陸軍少将、訓練所転役式(장종대 육군소장 훈련소서 전역식)” (朝鮮語). グッドモーニング論山. (2009年11月25日). http://www.gninews.com/news/view.php?idx=7725 2017年8月20日閲覧。 
  24. ^ “同定:イ・テウ少将(동정-이태우 소장)” (朝鮮語). 毎日新聞. (2006年11月23日). http://www.imaeil.com/sub_news/sub_news_view.php?news_id=52294&yy=2006 2017年8月26日閲覧。 
  25. ^ “パク・ソンウ第46代陸軍訓練所長就任(박성우 제46대 육군훈련소장 취임)” (朝鮮語). ノルムェ新聞. (2009年11月20日). http://www.nmnews.co.kr/8794 2017年8月26日閲覧。 
  26. ^ “第48代陸軍訓練所長にコ・ソンギュン少将就任(제48대 육군훈련소장에 고성균 소장 취임)” (朝鮮語). ニュース24. (2013年4月30日). http://www.newsprime.co.kr/news/article.html?no=41034 2017年8月20日閲覧。 

参考文献

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  • 陸軍本部 編纂 (1956). 六・二五事變 後方戰史(人事篇). 陸軍本部軍史監室 
  • 박동찬 (2014) (PDF). 통계로 본 6·25전쟁. 국방부 군사편찬연구소. ISBN 979-11-5598-010-1. https://www.imhc.mil.kr/user/imhc/upload/pblictn/PBLICTNEBOOK_201408070704130850.pdf 

関連項目

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