青森レインボーパレード
青森レインボーパレード | |
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開催時期 | 毎年6月 |
初回開催 | 2014年 |
会場 | 青森市 |
主催 | 青森レインボーパレード実行委員会 |
公式サイト |
青森レインボーパレード(あおもりレインボーパレード)は、青森市で開催されるプライド・パレード。2014年に初めて開催され、毎年6月に青森駅周辺でパレードが行われている。
歴史
[編集]青森レインボーパレードは2014年に初めて開催された[1]。パレードは青森出身で東京に住んでいたレズビアンの女性が青森に帰り、パートナーの女性と共に「Osora ni Niji wo Kake Mashita」(お空に虹をかけました[2]、通称:そらにじ[3])というコミュニティカフェを開業したことに始まった[3]。開業と同時に青森レインボーパレードと銘打って3人で青森駅前を歩いた[3]。その後は年々参加者が増加し[4]、2015年には24人が[5]、2016年には45人が、2017年には101人が、2018年には173人が[6]、2019年には208人が参加した[7]。2020年は新型コロナウイルス感染症の流行によりオンライン開催となった[3]。2022年には県内外から200人ほどが参加した[8]。
運営
[編集]青森レインボーパレード実行委員会が青森レインボーパレードを主催している[9]。青森レインボーパレード実行委員会は2014年に発足し、青森レインボーパレードの主催のほかLGBTQ+に関する情報発信や啓発、交流会や勉強会の主催を行っている[9]。
支援
[編集]2019年には県知事のほか、外ヶ浜町、今別町、五所川原市、平内町、十和田市、弘前市、八戸市、むつ市、おいらせ町の首長から祝辞が送られ、公明党、国民民主党、社会民主党、日本共産党、立憲民主党といった政党からメッセージが寄せられた[6]。2022年には県知事のほか、外ヶ浜町、南部町、五所川原市、八戸市、むつ市、三沢市、弘前市、十和田市、おいらせ町、東北町、鰺ヶ沢町、黒石市、大間町の首長から祝辞が送られ[3]、青森県選出で立憲民主党所属の参議院議員である田名部匡代がパレードに参加した[3]。また、化粧品会社であるラッシュの青森県内の店舗から売り上げが実行委員会に寄付された[3]。
出典
[編集]- ^ “9回目の青森レインボーパレード 思い浸透”. Web東奥. 東奥日報 (2022年7月26日). 2023年6月25日閲覧。
- ^ 「動き始めた矢先の悲報 同性カップル、故郷を変えれる街に―― 性的少数者ら支援、青森の53歳逝く」『朝日新聞』2021年10月7日、夕刊、社会総合面、8頁。via 朝日新聞クロスサーチ。
- ^ a b c d e f g 後藤純一. “レポート:青森レインボーパレード2022”. Pride Japan. Out Japan. 2023年6月25日閲覧。
- ^ 「「多様な生き方」求めて行進 青森レインボーパレード」『朝日新聞』2018年6月27日、朝刊、青森全県版、2地方面、26頁。via 朝日新聞クロスサーチ。
- ^ オルタナ編集部 (2015年5月13日). “「テレビの中ではなく、ここにいます」――青森駅前の性的少数者パレード”. Alterna. 2023年6月25日閲覧。
- ^ a b “『青森レインボーパレード2019』リポート”. 東京レインボープライド (2019年7月17日). 2023年6月25日閲覧。
- ^ “LGBT理解を 青森でパレード”. 陸奥新報 (2019年7月1日). 2023年6月25日閲覧。
- ^ “性的少数者への理解を 青森市で「レインボーパレード」”. デーリー東北 (2022年6月5日). 2023年6月25日閲覧。
- ^ a b 青森県男女共同参画センター 2020, p. 3.
参考文献
[編集]- 青森県男女共同参画センター『クローバーあおもり』 39巻、青森県男女共同参画センター、2020年 。