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01MESSENGER 〜電子狂の詩〜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
電子狂の詩から転送)
「01MESSENGER 〜電子狂のうた〜」
サザンオールスターズシングル
初出アルバム『さくら
B面 SEA SIDE WOMAN BLUES
リリース
規格 8cmCD
7インチレコード
12cmCD
デジタル・ダウンロード
ストリーミング
録音 猫に小判STUDIO
VICTOR STUDIO
ジャンル ロック[1]
ハードロック (#1)[2]
歌謡曲 (#2)[3]
時間
レーベル タイシタレーベル
作詞・作曲 桑田佳祐
プロデュース サザンオールスターズ
ゴールドディスク
チャート最高順位
サザンオールスターズ シングル 年表
太陽は罪な奴
1996年
01MESSENGER 〜電子狂の詩〜
(1997年)
BLUE HEAVEN
(1997年)
さくら 収録曲
SEA SIDE WOMAN BLUES
(14)
(The Return of) 01MESSENGER 〜電子狂の詩〜 <Album Version>
(15)
素敵な夢を叶えましょう
(16)
EANコード
EAN 4988002354566(8cmCD盤)
EAN 4988002484294(12cmCD盤)
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01MESSENGER 〜電子狂の詩〜」(ゼロワンメッセンジャー でんしきょうのうた)は、サザンオールスターズの楽曲。自身の39作目のシングルとして、タイシタレーベルから8cmCD7インチレコード1997年8月21日に発売された。

2005年6月25日には12cmCDとして再発売されている。2014年12月17日からはダウンロード配信、2019年12月20日からはストリーミング配信が開始されている[6][7]

一部のメディアやCDジャケットではタイトルの「0」の中にスラッシュが入った表記(斜線付きゼロ)があるが、ブラウザ等により表記できないため、公式サイトの表記に従う[8][9]

背景・リリース

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前作「太陽は罪な奴」から約1年2か月ぶりとなるシングル[1]

収録曲

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  • 収録時間:9:16
  1. 01MESSENGER 〜電子狂のうた (4:52)
    (作詞・作曲:桑田佳祐 / 編曲:サザンオールスターズ / 管編曲:山本拓夫
    日産自動車ルキノCMソング
    リリースした当時に少しずつ社会に普及し始めていたパソコンインターネットに対する問題提起が歌われた楽曲[10]。歌詞の内容や曲調・アレンジに関してはレディオヘッドの『OK コンピューター』からの影響が指摘されている[11]。当時桑田はレコーディングエンジニアと共にライブを観に行くほどレディオヘッドから影響を受けていた[12]
    ミュージック・ビデオでは、桑田がルパン三世俳優杉本哲太銭形警部を想起させるキャラクターに扮するシーンや、ライブハウスでの演奏シーンなどが含まれている[13]
    ドームライブでこの曲を演奏したいがために、桑田はわざとライブ『おいしい葡萄の旅』内に「裏サザンのコーナー」を作り、実際に同コーナー内で演奏した[14]
  2. SEA SIDE WOMAN BLUES (4:24)
    (作詞・作曲:桑田佳祐 / 編曲:サザンオールスターズ)

参加ミュージシャン

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収録アルバム

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曲名 作品名 備考
01MESSENGER 〜電子狂の詩〜 さくら 桑田曰くシングルバージョンを聴き直した当時に納得がいかなかったため[15]ボーカル以外全く違ったアレンジになっており、タイトルも「(The Return of) 01MESSENGER 〜電子狂の詩〜 <Album Version>」と変更されている。
海のOh, Yeah!! シングルバージョンを収録。理由はアルバム選曲に伴い改めて聴き直したところ、「こっちも案外悪くないぞ」と考え直したためであるという[15]
SEA SIDE WOMAN BlUES さくら
バラッド3 〜the album of LOVE〜
海のOh, Yeah!!

ミュージック・ビデオ収録作品

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曲名 作品名 備考
01MESSENGER 〜電子狂の詩〜 SPACE MOSA 〜SPACE MUSEUM OF SOUTHERN ART〜 一部のみ収録。現在は廃盤。
SEA SIDE WOMAN BlUES 未収録

ライブ映像作品

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曲名 作品名
01MESSENGER 〜電子狂の詩〜 1998 スーパーライブ in 渚園
おいしい葡萄の旅ライブ –at DOME & 日本武道館-
SEA SIDE WOMAN BlUES 未収録

カバー

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SEA SIDE WOMAN BLUES
  • 2011年:前川清 - シングル「SEA SIDE WOMAN BLUES」収録[16]

脚注

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注釈

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  1. ^ 2003年6月度までの旧基準。最低累計正味出荷枚数40万枚以上の作品に適用。

出典

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  1. ^ a b 『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p151
  2. ^ サザンオールスターズ 2018スペシャルサイト | 海のOh, Yeah!! 全曲解説 特設サイト 2020年9月10日閲覧
  3. ^ Southern ALL Stars 40th 桑田佳祐インタビュー
  4. ^ The Record vol.456 日本レコード協会 p9 2020年9月14日閲覧
  5. ^ 「01MESSENGER 〜電子狂の詩〜」サザンオールスターズORICON NEWS)2013年11月11日閲覧。
  6. ^ サザン、全266曲を世界111ヶ国で配信 オリコン 2014年12月17日配信, 2020年6月4日閲覧
  7. ^ サザン関連全972曲 サブスク一斉解禁 メンバーソロ曲も対象に オリコン 2019年12月20日配信, 2019年12月20日閲覧
  8. ^ サザンオールスターズ会報「代官山通信 vol.144」(アミューズ発行)p31.
  9. ^ アルバム『海のOh, Yeah!!』CD盤に付属されている歌詞ブックレットより。
  10. ^ 日経エンタテインメント! 2018年9月号 p13
  11. ^ サザンオールスターズ『海のOh,Yeah!!』は一家に1枚の作品に 老若男女に愛される桑田佳祐の魅力Real Sound 2018年8月11日配信, 2023年5月27日閲覧。
  12. ^ SWITCH Vol.31 No.8 Southern All Stars [僕らのサザン、みんなのサザン] p52より。
  13. ^ 一部収録された1999年の映像作品『SPACE MOSA 〜SPACE MUSEUM OF SOUTHERN ART〜』より。
  14. ^ サザンオールスターズ会報 代官山通信 vol.132 17ページより。
  15. ^ a b 日経エンタテインメント! 2018年9月号 p10
  16. ^ 前川清、初のコメディー調MVにノリノリ オリコン 2020年8月11日閲覧。

外部リンク

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