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雨晴温泉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
雨晴温泉
温泉情報
所在地 富山県高岡市太田88-1
泉質 ナトリウム・カルシウム - 塩化物強塩温泉(1号井)、ナトリウム - 塩化物泉(2号井)
泉温(摂氏 37.8℃(1号井)、20.2℃(2号井)
湧出量 74.0 L/分(1号井)、14.9L/分(2号井)
pH 7.8(1号井)、8.7(2号井)
宿泊施設数 1
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雨晴温泉(あまはらしおんせん)は、富山県高岡市にある温泉である。

概要

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出典→[1]

  • 泉質 - ナトリウム・カルシウム - 塩化物強塩温泉(1号井)、ナトリウム - 塩化物泉(2号井)
  • 泉温 - 37.8℃(1号井)、20.2℃(2号井)
  • 湧出量 - 74.0 L/分(1号井)、14.9L/分(2号井)※いずれも動力揚水
  • pH - 7.8(1号井)、8.7(2号井)
  • 溶存物質 - 29,200mg/kg(1号井)、2,440mg/kg(2号井)
  • 深さ - 744m(1号井)、1,210m(2号井)

温泉街

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一軒宿の『雨晴温泉 磯はなび』のみ存在する[2]

1979年7月8日[3]に富山県農協共済福祉事業団[4]による鉄筋コンクリート地下1階地上5階建て[5]、中川建築設計事務所設計、前田建設工業北陸支店、山本建設、塩谷建設共同企業体施工[4]の『雨晴ハイツ』として開業し(第10回富山県建築賞入選[4])、1988年5月に敷地内から40℃のお湯を毎分200Lの湯量で掘り当てた[6][2]ことを受けて、1989年8月8日に温泉を利用した大浴場付き新館(地上2階地下1階)が完工した(同日には創立十周年記念式も執り行われた)[6]2001年7月17日には増改築工事の起工式が行われ[7]、鉄骨地上8階地下1階の建物として2002年6月17日に現名称の『磯はなび』としてリニューアルオープンした[8]2016年8月12日には、富山湾を望める一枚窓の客室などを備えた新フロア『楽瑠別邸 BLANCHE』がオープンした[9]

広さ約32m2の大浴槽と隣の樽をイメージした直径2.5mの円形檜風呂[2]富山湾立山連峰能登半島などを望め海と一体になった気分になれる露天風呂付大浴場『ゆらく』が存在する[10][11]

脚注

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  1. ^ 『富山の日帰り湯 銭湯 サウナ 温泉 100』(2024年7月11日、北日本新聞社発行)141頁。
  2. ^ a b c 『富山お湯道楽ふるこ~す』(北日本新聞社、2003年4月7日発行、2004年4月7日増補改訂)128頁
  3. ^ 『北日本新聞』1979年6月9日付朝刊14面内広告より。
  4. ^ a b c 昭和54年度 第10回富山県建築賞受賞作品名簿(富山県建築士会、2012年8月16日更新、2024年8月24日閲覧)
  5. ^ 『北日本新聞』1979年5月18日付朝刊15面『「雨晴ハイツ 7月オープンへ 県農協共済、工事急ぐ』より。
  6. ^ a b 『北日本新聞』1989年8月9日付朝刊5面『温泉付き新館完工祝う 雨晴ハイツ 関係者ら200人出席』
  7. ^ 『北日本新聞』2001年7月18日付朝刊13面『増改築で起工式 高岡・雨晴ハイツ 来年新装オープン』より。
  8. ^ 『北日本新聞』2002年6月18日付朝刊19面『高岡 「磯はなび」が営業再開 初日から利用客どっと』より。
  9. ^ 『北日本新聞』2016年8月2日付朝刊32面『一枚窓で富山湾一望 雨晴温泉磯はなび 新フロアオープン』より。
  10. ^ 海に面した露天風呂からの景色は、まさに絶景。能登半島から氷見海岸、富山湾、立山連峰まで、日本海を丸抱えしたような一大パノラマを臨めます。(ゆこゆこ、2024年8月21日閲覧)
  11. ^ 『北日本新聞』2016年8月13日付朝刊32面『一枚窓で富山湾一望 雨晴温泉磯はなび 新フロアオープン』より。

外部リンク

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