陸中折居駅
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(陸中折居信号場から転送)
陸中折居駅 | |
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駅舎(2023年6月) | |
りくちゅうおりい Rikuchū-Orii | |
◄前沢 (5.2 km) (5.0 km) 水沢► | |
所在地 | 岩手県奥州市水沢真城[1] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■東北本線 |
キロ程 | 465.1 km(東京起点) |
電報略号 | リイ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[2] |
開業年月日 | 1928年(昭和3年)11月25日[2] |
備考 | 無人駅[2](乗車駅証明書発行機 有) |
陸中折居駅(りくちゅうおりいえき)は、岩手県奥州市水沢真城(しんじょう)[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の駅である[2]。
歴史
[編集]1924年(大正13年)に当初は信号場として開設され、1928年(昭和3年)11月25日に駅となった。信号場当時からの木造駅舎が使用されてきたが、東日本大震災で被害を受けたのち同年12月に新駅舎が完成している[2]。
年表
[編集]- 1924年(大正13年)1月15日:折居信号場として開業する[2][3]。
- 1928年(昭和3年)11月25日:駅に昇格し、陸中折居駅となる[2](一般駅)[3]。
- 1962年(昭和37年)4月1日:貨物の取り扱いを廃止[3]。
- 1980年(昭和55年)5月1日:荷物の扱いを廃止[3]。無人化[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる[3]。
- 2011年(平成23年)
- 2015年(平成27年)12月1日:水沢駅の業務委託化に伴い、一ノ関駅長管理下となる。
- 2019年(令和元年)10月1日:簡易自動券売機を廃止し、乗車駅証明書発行機に置き換え。
- 2024年(令和6年)10月1日:えきねっとQチケのサービスを開始[1][6]。
駅構造
[編集]単式ホーム2面2線を持つ地上駅である[2]。かつては2面3線で、旧2番線(中線)は横取線として線路が残されている。互いのホームは跨線橋で連絡している。
無人駅(一ノ関駅管理)である。木造平屋建て約25平方メートルのメートルの駅舎が2011年12月27日に供用開始されている[5]。バリアフリー対応として駅舎入口にはスロープが設置されている[5]。現在は待合室内の簡易自動券売機が撤去され、乗車駅証明書発行機に置き換えられた。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■東北本線 | 下り | 北上・盛岡方面[7] |
2 | 上り | 平泉・一ノ関方面[7] |
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駅舎内(2023年6月)
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ホーム(2023年6月)
駅周辺
[編集]駅周辺は一面の水田である。
- 県道175号陸中折居停車場線
- 県道197号田原折居線
- 北上川
- 国道4号[2]
- 国道343号
- 「折居」停留所 - 岩手県交通国道南線、ジェイアールバス東北
- 真城郵便局
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c “駅の情報(陸中折居駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月29日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i 『週刊 JR全駅・全車両基地』 23号 盛岡駅・平泉駅・山寺駅ほか74駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年1月20日、22頁。
- ^ a b c d e 石野哲(編) 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、410頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 編集部「5月のメモ帳」『鉄道ピクトリアル』第30巻第8号(通巻第378号)、電気車研究会、1980年8月1日、90頁、ISSN 0040-4047。
- ^ a b c 「新たな姿で乗客迎える 奥州・JR陸中折居駅」『』岩手日日新聞社、2011年12月28日。オリジナルの2012年1月18日時点におけるアーカイブ。2012年1月22日閲覧。
- ^ 『Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブ 。2024年8月1日閲覧。
- ^ a b “JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(陸中折居駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月29日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(陸中折居駅):JR東日本