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長江有祐

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
長江 有祐
生年月日 (1985-07-19) 1985年7月19日(39歳)
出身地 日本の旗 日本 岐阜県多治見市
身長 1.71 m (5 ft 7+12 in)
体重 108 kg (17 st 0 lb)
学校 春日丘高校
大学 京都産業大学
愛称 ちょーさん
ラグビーユニオンでの経歴
ポジション プロップ(PR)
アマチュア経歴
チーム 出場 (得点)
2001-2004
2004-2008
春日丘高校
京都産業大学
()
シニア経歴
チーム 出場 (得点)
2008-2014
2014-2020
2020-2021
2022
リコー
豊田自動織機
近鉄
中部電力
()
代表
チーム 出場 (得点)
2012-2021  日本 18 (0)
更新日:  2021年5月3日

長江 有祐(ながえ ゆうすけ、1985年7月19日 - )は、日本ラグビー選手・投資家起業家。株式会社SBS、一般社団法人スクラム、春日井シティウォリアーズ、春日井シティバルキリーズの代表を兼任しており、ラグビー日本代表[1]。U21、U23日本代表、日本A代表。ポジションはプロップ(PR)

人物

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来歴

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多治見中学校ではバスケットボール部に所属。

春日丘高等学校に入学しラグビーに出会う。 1年の夏休み前に「このままだと夏休みが暇になるから」という理由でラグビー部に入部。ラグビーを始めたときのポジションはセンター(CTB)公式戦デビューはウィング(WTB)。 2年の夏にプロップに転向し、3年に愛知県の選抜チームに選ばれ静岡国体ラグビー少年の部に出場。 高校時代の最高成績は愛知県ベスト8。

京都産業大学に入学後、1年生から公式戦全試合に出場。 2006年度の大学選手権では全国ベスト4に進出。 2007年、U21、U23日本代表に選出。

2008年リコーに加入[2]。同年9月14日に行われたトップイーストリーグ第2節の秋田ノーザンブレッツ戦にて先発出場で公式戦初出場を果たす[3]

2010年、プロ選手に転向。日本A代表に召集されヨーロッパ遠征。プロ選手としての活動だけでなく、日本大学通信教育学部に入学。投資家としての活動もスタート。

2011年、日本A代表でニュージーランド遠征。

2012年4月28日に行われたアジア5カ国対抗カザフスタン戦において日本代表として初出場。初キャップを獲得した[4]ワールドラグビーパシフィックネイションズカップにも全試合出場し、エディー・ジョーンズHCに「インターナショナルレベルで一番小さいプロップ」と言われる。秋の欧州遠征ではルーマニア代表に勝利し、日本代表の欧州での初勝利に貢献。 また同年に行われたラグマッチョ総選挙でリコーブラックラムズ代表となり最終14候補に選出される[5]

2013年ワールドラグビーパシフィックネイションズカップに出場。6月にウェールズ代表に勝利する快挙に貢献し、11月には秩父宮ラグビー場で行われたオールブラックス(ラグビーニュージーランド代表)戦に出場。

2014年豊田自動織機シャトルズへ移籍した[6]アジア5カ国対抗フィリピン代表戦で日本代表での初トライをする。11月のマオリ・オールブラックス戦ではメンバー入りするが出場はなかった。

2015年アジアラグビーチャンピオンシップ香港代表戦に出場し勝利に貢献。代表合宿の練習中にケガをし、離脱。ラグビーワールドカップ2015のバックアップメンバーに選出された[7]

2018年3月、株式会社SBSを設立。トップ選手のセカンドキャリアに対する活動をスタートさせる。

2020年2月International Rugby Academy of New Zealand(IRANZ)にてコーチング・クラブチーム運営などを学び、3月に豊田自動織機シャトルズを退団。

2020年5月近鉄ライナーズに加入[8]

2021年2月、一般社団法人スクラムを設立。中部大学ラグビー部との連携が決まる。

2021年4月、愛知県春日井市を拠点にしたラグビー組織「春日井シティウォリアーズ」の活動をスタート。全国各地で出張アカデミーを開催。[9]

2021年5月近鉄ライナーズを勇退した[10]

2021年12月、愛知県春日井市を拠点にした女子ラグビーのトップチーム「春日井シティバルキリーズ」の設立を発表。

2022年7月トップウェストリーグ中部電力ラグビー部に選手兼FWコーチとして入団を発表。

テレビ出演

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出典

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脚注

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  1. ^ 『プロ選手』兼『社団法人代表理事』長江有祐が語った夢「ラグビー界にSDGsを達成する場をつくりたい」.中スポ(2021年7月14日).2021年12月23日閲覧。
  2. ^ 2008-2009加入選手のお知らせ . リコーブラックラムズ公式サイト(2008年4月11日). 2018年2月1日閲覧。
  3. ^ ジャパンラグビートップイーストリーグ11 第2節 . 日本ラグビーフットボール協会. 2018年2月1日閲覧。
  4. ^ エディーJAPAN 発進! 13トライ完勝、10名初キャップ . ラグビー共和国 (2012年4月28日). 2018年2月1日閲覧。
  5. ^ 鍛え抜かれた肉体美を競う トップリーグ「ラグマッチョ総選挙」開催 . ラグビー共和国 (2012年9月10日). 2018年2月1日閲覧。
  6. ^ 豊田自動織機 2014年度新加入選手 . 豊田自動織機シャトルズ公式サイト. 2018年2月1日閲覧。
  7. ^ 日本代表「ラグビーワールドカップ2015」最終登録メンバー . 日本ラグビーフットボール協会 (2015年8月31日). 2018年2月1日閲覧。
  8. ^ 近鉄、元日本代表プロップ長江有祐獲得…ラグビー・トップチャレンジリーグ . スポーツ報知(2020年5月7日). 2020年5月7日閲覧
  9. ^ ラグビー上達 楽しむ心で 遠軽で元トップ選手に高校生ら学ぶ . 北海道新聞(2021年11月14日). 2021年12月23日閲覧
  10. ^ トンプソンの後継者といわれたストーバークが近鉄退団 有水ヘッドコーチの退任も発表 . ラグビー共和国(2021年5月3日). 2021年5月3日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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