鎌田英夫
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鎌田 英夫(かまた ひでお[1]、1921年(大正10年)8月4日 - 2009年(平成21年)4月23日[1])は日本の官僚。会計検査院事務総長や、会計検査院長を務めた[2][3]。退官後、大成建設常任顧問[3]。
経歴
[編集]愛媛県出身。海軍中将・鎌田道章の長男として生まれる[3]。1947年(昭和22年)東京大学法学部政治学科卒業[3]。同年10月会計検査院に入り、終戦処理検査第一課、法規改善課、管理課、出資検査第二課を各勤務[3]。その後、第一局大蔵検査課調査官を経て、1962年(昭和37年)4月第五局上席調査官、1966年(昭和41年)1月官房会計課長、1967年(昭和42年)4月第二局参事官、同年7月第四局参事官、1969年(昭和44年)7月第五局参事官を歴任[3]。
1970年(昭和45年)2月第二局長、1971年(昭和46年)7月第五局長、同年12月事務総局次長、1975年(昭和50年)12月同総長、1978年(昭和53年)19月会計検査院検査官を経て、1982年(昭和57年)11月院長に就任[3]。
1985年(昭和60年)退官し、大成建設常任顧問を務めた[3]。
人物
[編集]家族・親族
[編集]- 父・道章(1890年(明治23年)1月15日生)
- 海軍兵学校卒。海軍中将。
- 母・キヨノ(1904年(明治37年)7月18日生)
- 今治高等女学校(現:愛媛県立今治北高等学校)卒[3]。秦好夫の長女[3]。
- 姉・百合子(1918年(大正7年)6月21日生)
- 東京女子高等師範学校附属高等女学校専攻科(現:お茶の水女子大学附属高等学校)卒[3]。夫は興和不動産元取締役の大澤廣太郎。義弟はアナキズム研究家で平凡社元取締役の大澤正道[3]。
- 妹・みどり(1926年(大正15年)1月生)
- 妻・徳子(1923年(大正12年)12月7日生)
- 国府台高等女学校(現:国府台女子学院小学部・中学部・高等部)卒[3]。鈴木徳五郎の次女[3]。
- 長男・英彦(1956年(昭和31年)2月13日生)
- 東京工業大学大学院(原子核工学)修了[3]。NTT物性科学基礎研究所主任研究員[3][4]。
- 次男・俊哉(1958年(昭和33年)8月10日生)
- 東京都立青山高等学校卒[3]。ジャニーズ出版元勤務[3]。音楽プロデューサー。
参考文献
[編集]- 人事興信所編『人事興信録 第34版 上』人事興信所、1987年。