錦戸春吉
表示
錦戸 春吉(にしきど はるきち、1872年4月21日(明治5年3月14日) - 1945年4月24日[1])は、愛知県豊川市赤坂町出身(当時は額田県赤坂町)で錦戸部屋に所属した力士。本名は吉澤 春吉(旧姓:大場)。5代錦戸。164cm、96kg。最高位は西前頭15枚目。
経歴
[編集]静岡県で草相撲をしていたが、1891年5月錦戸部屋に入門し初土俵を踏む。1901年5月、29歳で十両昇進。そして1909年6月、旧両国国技館が開館した場所に初土俵から18年、37歳にして新入幕を果たした。幕内在位は1場所のみで、その後幕下まで陥落。すでに二枚鑑札となっており、1911年6月に引退して、親方業に専念した。一時、招猫の四股名を名乗った。
年寄として34年間在籍したが、役職には就けず1945年に疎開先で73歳で死去した。
成績
[編集]- 幕内1場所3勝7敗
改名
[編集]若左倉→招猫→小左倉→錦戸[2]
出典
[編集]- ^ https://web.archive.org/web/20010115140200/http://www.fsinet.or.jp/~sumo/profile/1/19090605.htm
- ^ 大相撲力士名鑑平成13年版、水野尚文、京須利敏、共同通信社、2000年、ISBN 978-4764104709