鈴田照次
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鈴田 照次(すずた てるじ、1916年10月27日 - 1981年9月8日)は、日本の染織家。鍋島更紗を、「鍋島更紗秘伝書」と「見本帖」をもとに復元に着手し、「木版摺更紗」を完成させた。人間国宝であり、染織家である鈴田滋人の父[1]。
略歴
[編集]- 1916年:佐賀県杵島郡白石町生まれ
- 1934年:佐賀県立鹿島中学校卒業[2]
- 1935年:東京高等工芸学校(現:千葉大学工学部)工芸図案科入学。講師の鹿島英二より蝋染の技法を学ぶ。
- 1936年:沖縄に渡航して紅型に魅せられる。
- 1938年:東京高等工芸学校卒業。応召。
- 1944年:傷病除隊、帰郷する。
- 1945年:郷土玩具「能古見人形」の創作を始める。
- 1950年:稲垣稔次郎に型絵染を学ぶ[2]。
- 1958年:個展(東京・日本橋高島屋美術部)[2]。
- 1959年:鍋島更紗秘伝書と見本帖を見て、その解明と復元を期す事を開始[2]
- 1962年:日本工芸会正会員[2]
- 1964年:日本工芸会理事。インドネシア、セイロン、インドを調査研究旅行[2]。
- 1972年:鍋島更紗の技法に基づく木版摺更紗を発表[2]
- 1981年:没(享年64)
受賞
[編集]著書
[編集]- 染織の旅(芸艸堂、1969年)
- 型と版染・鈴田照次作品集(芸艸堂、1980年)
- 染織の旅―源流を訪ねて(芸艸堂、1972年)
脚注
[編集]外部リンク
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