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長門美保

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鈴木美保から転送)
長門 美保
生誕 1911年6月23日
出身地 日本の旗 日本福岡県若松市
(現: 北九州市若松区
死没 (1994-11-11) 1994年11月11日(83歳没)
学歴 東京音楽学校研究科修了
ジャンル オペラ
職業 声楽家ソプラノ
歌手
オペラ歌手
翻訳家(訳詞家)
歌劇団主宰者・総監督
オペラ演出家
活動期間 1933年 - 1994年
著名使用楽器
声楽

長門 美保(ながと みほ、1911年(明治44年)6月23日[1] - 1994年(平成6年)11月11日[1])は、日本の声楽家ソプラノ)、歌手オペラ歌手、翻訳家(訳詞家)、歌劇団主宰者・総監督、オペラ演出家。本名は鈴木 美保[1]

経歴

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福岡県若松市[2][脚注 1](現: 北九州市若松区)出身。3歳の時、家族とともにドイツに渡り[3]、幼時をドイツで過ごす[1]。小学校1年のとき帰国し、日本女子大学附属豊明小学校に半年遅れで編入[4]。日本女子大学校附属高等女学校を経て[5]東京音楽学校に入学。在学中に東京音楽学校春期演奏会[5]におけるマーラー交響曲第2番(指揮: クラウス・プリングスハイム[5])のソリストとなる[1]。1933年(昭和8年)同校を卒業し研究科に進む[6]船橋榮吉ヘルマン・ヴーハープフェニッヒ[5]ネトケ=レーヴェ[7]、クラウス・プリングスハイム[8]、研究科でマリア・トル[5]に師事。1934年(昭和9年)の第3回日本音楽コンクールで第1位に入賞[1][5]

1935年(昭和10年)6月有楽座開場記念のオペレッタ『シューベルトの戀』に出演[5][脚注 2]

1936年(昭和11年)5月7日、日比谷公会堂において第1回独唱会(ピアノ: 高木東六ヴァイオリン: 疋田小枝子[9])を開催[5][9]。盛況で聴衆があふれ始末書を書かされたという[10]

1937年(昭和12年)6月8日[9]日比谷公会堂[9]において第2回独唱会[5](伴奏: 橋本國彦、ピアノ伴奏: 竹村参郎、合唱: 門下生[9])。

1937年(昭和12年)11月及び1938年(昭和13年)4月の2回にわたって、新交響楽団、ローゼンシュトック指揮によるヴェルディレクイエム』ソロを務める[5]

1939年(昭和14年)3月当時すでに「長門美保音楽研究所」が存在[5]し、多くの弟子を養成し、またM・Nサークル女声コーラスを主宰した。PCL(東宝の前身)の社長の娘の依頼により[11]原節子清川虹子細川ちか子山根寿子堤真佐子高峰秀子など、映画俳優の声楽指導にも当った[5][11]

圧倒的な声量とスタミナを誇るドラマチック・ソプラノとして、藤原歌劇団の『ローエングリン』『フィデリオ』などにフリーで主演[1]声楽家としてオペラで活躍。

また、キングレコード専属の歌手として、1939年(昭和14年)には、永田絃次郎と『愛馬進軍歌』を吹き込み大ヒットする。同年、永田絃次郎と『出征兵士を送る歌』も吹き込み、こちらも大ヒットする。

昭和18年以降はオペラの仕事はなくなり、軍の慰問の活動が中心となる。それがきっかけで鈴木雄詞と結婚した[12]

戦後は1945年(昭和20年)に夫の鈴木雄詞と長門美保歌劇団(当初の名称は『長門美保歌劇研究所』)を結成[1]、1946年(昭和21年)11月プッチーニ蝶々夫人』で旗上げを行った。また、1948年(昭和23年)にアーサー・サリヴァンミカド』を日本人による日本語ではじめて上演[13]し、この2作品が同歌劇団のレパートリーの柱となる。

また、大衆に親しみやすいオペレッタ[1]や、ドヴォルザークスメタナヤナーチェクモニューシュコカールマンなど、東欧圏のオペラの紹介などオペラ運動に邁進。ヨーロッパ各国から数々の勲章を受章する。

日本語によるわかりやすいオペラの普及につとめ、自ら訳詞も行ない、手掛けたオペラはほとんど日本語である。また、演出も数多く手掛けた。

1954年(昭和29年)の第5回と1955年(昭和30年)の第6回NHK紅白歌合戦に出場し、第6回紅白は長門の歌のラジオ中継の音声が現存する。

1962年(昭和37年)映画『充たされた生活』に出演[14]

1980年(昭和55年)夫の鈴木雄詞が死去[15]

1982年(昭和57年)11月6日 - 1982年12月3日には、長門美保歌劇団会長として日本経済新聞私の履歴書』が掲載された。その中では、東京音楽学校で唯一の男性同期であった藤山一郎、譜面が読めず何でも聞き覚えしてしまう藤原義江、長門を「グンカン」と名付けた山田耕筰杉村春子岡田嘉子安達瞳子などとの交流が記されている。

1994年(平成6年)11月11日死去。83歳没。

2000年9月2日 - 11月26日に、千葉県銚子市新国立劇場舞台美術センター資料館において、長門美保と砂原美智子に視点をあてた企画展「二人のプリマドンナ」が開催された[16]

2019年9月14日 - 12月5日、ロームシアター京都において、長門美保が実際に着用した衣裳の展示が行われた[17]

主な舞台出演

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  • 長門美保歌劇團 アーサー・サリヴァン『ミカド』ヤムヤム、訳 1948年12月25日(2回)26日(2回)27日(2回)28日(2回) 東京劇場[45][46]
  • 長門美保歌劇團 ジャン・カルロ・メノッティ『泥棒とオールドミス』レティシァ 1949年2月4日(2回)5日(2回)6日(2回)7日(2回)8日(2回)9日(2回)10日(2回) 新橋演舞場[47][48]※日本初演[49]
  • 長門美保歌劇團 ベートーヴェン『フィデリオ』レオノーレ 1949年2月12日(2回)13日(2回)14日(2回)15日(2回)16日(2回)17日(2回)18日(2回)19日(2回)20日(2回)21日(2回)22日(2回)23日(2回)24日(2回) 新橋演舞場[50][51]
  • 長門美保歌劇團 プッチーニ『蝶々夫人』タイトル・ロール、譯詞 1950年4月9日(2回)16日(2回)23日(2回) 日比谷公会堂[52][53]
  • 長門美保歌劇團 モーツァルトフィガロの結婚』ロジーナ 1950年6月11日 日比谷公会堂[54]
  • 長門美保歌劇団 アーサー・サリヴァン『ミカド』ヤムヤム 1951年7月1-3日 大阪・北野劇場 4日神戸松竹座[55]
  • 長門美保歌劇団 アーサー・サリヴァン『ミカド』ヤムヤム 1951年9月21-23日 日比谷公会堂[55]
  • 長門美保歌劇団 アーサー・サリヴァン『ミカド』ヤムヤム 1952年2月7日・3月20日 アーニー・パイル劇場[56]
  • 長門美保歌劇団 プッチーニ『蝶々夫人』蝶々さん 1952年5月15 - 16日 アーニー・パイル劇場[56]
  • 長門美保歌劇団 ビゼーカルメン』カルメン 1952年7月31日 - 8月1日 アーニー・パイル劇場[56]
  • 東京芸術大学 藤原歌劇団 長門美保歌劇団 二期会 東京オペラ協会 関西オペラグループ モーツァルト『フィガロの結婚』伯爵夫人ロジーナ 1952年11月16日(2回) - 21 - 23日(2回) 仙台劇場 静岡市公会堂 御園座[57]
  • 大阪勞音11月例會・東京芸術大学 藤原歌劇団 長門美保歌劇団 二期会 東京オペラ協会 関西オペラグループ モーツァルト『フィガロの結婚』伯爵夫人ロジーナ 1952年11月24 - 25 - 26日(2回) - 27 - 28 - 29日(2回)30日(2回) - 12月1 - 2日(2回) 大阪産経会館[58]
  • 東京芸術大学 藤原歌劇団 長門美保歌劇団 二期会 東京オペラ協会 関西オペラグループ モーツァルト『フィガロの結婚』伯爵夫人ロジーナ 1952年11月27 - 28日(2回) - 29日(2回) 歌舞伎座 12月3日 日比谷公会堂で再演[59][60]
  • 長門美保歌劇団 プッチーニ『蝶々夫人』タイトル・ロール 1954年1月15日 日本青年館ホール[61]
  • 長門美保歌劇団10周年記念 長門美保歌劇団 アーサー・サリヴァン『ミカド』ヤムヤム 1955年5月1 - 2 - 3 - 4 - 5日 産経ホール[62]
  • 大阪労音4月例会・長門美保歌劇団 ジャン・カルロ・メノッティ『泥棒とオールド・メイド』レティシア『電話』ルーシー 1956年4月11 - 12 - 13 - 14日(2回)15日(2回) - 16 - 17 - 18 - 19 - 20 - 21 - 22日(2回) 毎日会館、23 - 24日 尼崎文化会館[63]
  • 藤原歌劇団 レオンカヴァッロ『パリアッチ(道化師)』ネッダ(特別出演) 1957年5月30 - 31日 日比谷公会堂[64]
  • コンセールfオペラ ジャン・カルロ・メノッティ『電話』訳、ジャン・カルロ・メノッティ『泥棒とオールドミス』レティーシア 1957年12月19 - 20日 読売ホール[65]
  • 長門美保歌劇団 西崎嘉太郎『髭櫓』※初演[66] お花、奥村一『人待つ女』※初演[67] 里の女/井筒の霊 1958年11月8 - 9日(2回) 九段会館ホール[68]
  • 長門美保歌劇団 ドヴォルザークルサルカ』ルサルカ、訳 1959年11月24 - 25 - 26 - 27日 社会事業会館ホール[69]※日本初演[70]
  • 国立パリ・オペラ座歌劇団 ビゼー『カルメン』音楽参与 1961年9月26 - 27 - 28 - 29 - 30日(2回) 10月1日(2回) 東京宝塚劇場 10月4 - 5 - 6日 フェスティバルホール[71]
  • 藤原歌劇団 ヨハン・シュトラウス2世こうもり』ゲスト出演 1963年12月15日(2回) 東京文化会館大ホール[72]
  • 長門美保歌劇団 アーサー・サリヴァン『ミカド』演出 1970年2月13 - 14日 国立劇場大劇場[73]
  • 長門美保歌劇団・コンセール・アミ ドヴォルザーク『ルサルカ(水の精)』総監督、演出、訳 1971年3月25 - 26日 都市センターホール[74]
  • 長門美保歌劇団 ヴィクトール・マッセ『ジャンネットの結婚』総監督、訳 1972年1月31日 - 2月1日 虎ノ門ホール[75]※日本初演[76]
  • 長門美保歌劇団 アーサー・サリヴァン『ミカド』総監督、訳詞 1972年3月20 - 21日 虎ノ門ホール[77]
  • 長門美保歌劇団・コンセール・アミ モーリス・ティリエ『恋はばら色(宿屋の女主人)』総監督、演出、訳詞 1972年10月3 - 4日 東京郵便貯金ホール[78]※日本初演[79]
  • 三越創業300年記念 長門美保歌劇団 ヴィクトール・マッセ『ジャンネットの結婚』総監督、シャンテ、訳 1972年11月21 - 22 - 23日(2回) 三越劇場[80]
  • 長門美保歌劇団 ドヴォルザーク『ルサルカ』総監督、魔女、訳 1973年2月17 - 18日 東京文化会館大ホール[81]
  • 長門美保楽壇生活40年記念 オッフェンバック地獄のオルフェ(天国と地獄)』総監督 1973年11月16日・18日 東京文化会館大ホール[82]
  • 長門美保歌劇団 スメタナ売られた花嫁』総監督、訳 1974年2月14 - 15日 東京文化会館大ホール[83]
  • 長門美保歌劇団 オッフェンバック『ラ・ぺリコール』総監督、脚色 1974年11月19 - 20日 中野サンプラザホール[84]
  • 長門美保歌劇団30周年記念 長門美保歌劇団 プッチーニ『蝶々夫人』演出、訳 1975年2月13 - 14日 東京文化会館大ホール[85]
  • 長門美保歌劇団創立30周年記念公演 その2 モニューシュコ『ハルカ』総監督、訳 1975年7月3 - 4日 NHKホール[86]※日本初演[87]
  • 長門美保歌劇団 スッペボッカチョ』総監督、訳 1976年2月25日・27日 東京文化会館大ホール[88]
  • 長門美保歌劇団 ヤナーチェクイェヌーファ』総監督、訳 1976年12月1 - 2日 東京文化会館大ホール[89]※日本初演[90]
  • 長門美保歌劇団 スッペ『ボッカチョ』総監督、訳、殿下 1977年7月7日 - 8日(2回) NHKホール[91]
  • 長門美保歌劇団 ドヴォルザーク『ルサルカ(水の精)』総監督、訳 1977年11月14 - 15日 東京文化会館大ホール[92]
  • ミカド日本初演30周年記念 長門美保歌劇団 アーサー・サリヴァン『ミカド』総監督、訳 1978年2月10 - 11日(2回) 東京文化会館大ホール[93]
  • 長門美保歌劇団 山田耕筰『黒船』総監督 1978年9月7日・14日 日比谷公会堂[94]
  • 長門美保歌劇団 オッフェンバック『天国と地獄(地獄のオルフェ)』総監督、レポーター 1979年1月16 - 17 - 18日 東京文化会館大ホール[95]
  • 長門美保歌劇団 モニューシュコ『幽霊屋敷』総監督、作詞 1979年6月16日・18日 東京文化会館大ホール[96]
  • 長門美保オペラ生活45周年記念 プッチーニ『蝶々夫人』総監督、演出、訳詞 1979年10月26 - 27日(2回) 歌舞伎座[97]
  • 長門美保歌劇団 ヴェルディ『椿姫』総監督、演出 1980年2月6 - 7日 東京文化会館大ホール[98]
  • 長門美保歌劇団 マスカーニカヴァレリア・ルスティカーナ』※原語、レオンカヴァッロ『道化師』総監督 1980年7月3日・4日 日比谷公会堂[99]
  • 長門美保歌劇団 モニューシュコ『伯爵夫人』総監督、訳 1980年12月2 - 3日 新宿文化センター大ホール[100]※日本初演[101]
  • ステファノ・オペラ劇場 プッチーニ『蝶々夫人』演出 1981年1月13 - 14日 東京郵便貯金ホール[102]
  • 長門美保歌劇団 オッフェンバック『ラ・ぺリコール』総監督、詞 1981年10月17日 東京文化会館大ホール[103]
  • 長門美保歌劇団 初演より35周年記念公演 アーサー・サリヴァン『ミカド』総監督、訳 1981年7月3 - 4日 東京文化会館大ホール[104]
  • 長門美保歌劇団 ジャン・カルロ・メノッティ『泥棒とオールドミス』総監督、訳 1982年2月1 - 2 - 3日 虎ノ門ホール[105]
  • 長門美保叙勲記念 長門美保歌劇団 スッペ『ボッカチョ』総監督、詞、本屋実は王妃 1982年7月7 - 8日 ゆうぽうと簡易保険ホール[106]
  • 長門美保歌劇団 カールマンチャルダッシュ姫』総監督、詞、宮廷舞踊手 1982年12月22 - 23日 新宿文化センター大ホール[107]※日本初演[108]
  • 長門美保歌劇団 ヴィクトール・マッセ『ジャンネットの結婚』総監督、詞 1983年2月16 - 17 - 18日 ヤマハホール[109]
  • 長門美保歌劇団 プッチーニ『ラ・ボエーム』総監督 1983年4月8 - 9日(2回) 東京文化会館大ホール[110]
  • 長門美保歌劇団 プッチーニ『蝶々夫人』訳 1983年10月6 - 7日 新宿文化センター大ホール[111]
  • 長門美保歌劇団 アーサー・サリヴァン『ミカド』訳 1984年1月24 - 25日 東京郵便貯金ホール[112]
  • 長門美保歌劇団 ドニゼッティ愛の妙薬』 1984年7月5 - 6日 新宿文化センター大ホール[113]
  • 長門美保歌劇団 カールマン『チャルダッシュ姫』総監督、詞、宮廷舞踊手 1985年1月23 - 24日 ゆうぽうと簡易保険ホール[114]
  • 長門美保歌劇団 アーサー・サリヴァン『ヴェニスの恋(ゴンドリエーレ)』総監督、イネス 1985年10月29 - 30日 新宿文化センター大ホール[115]※日本初演[116]

主なディスコグラフィー

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1950年以前の音源は国立国会図書館歴史的音源による[117]

  • 世界子守唄名曲 シューベルトの子守唄 国立国会図書館/歴音参加館限定 歴史的音源録音・映像関係資料 内藤水翟[作詞], 杉山長谷雄[編曲], 長門 美保, キング管絃樂團 (キングレコード, 商品番号: 4063_5079)
  • 東京都制定 東京都歌 国立国会図書館/歴音参加館限定 歴史的音源録音・映像関係資料 長門美保, 木下保, キングヴォカルアンサンブル, キング管絃樂團 (キングレコード, 商品番号: N14_6694)
  • 獨唱 ミネトンカの湖畔 国立国会図書館/歴音参加館限定 歴史的音源録音・映像関係資料 キャバナス[作詞], リユーランス[作曲], 杉山長谷雄[編曲], 長門美保, 中央交響樂團 (キングレコード, 商品番号: 10058_456)
  • 獨唱 關の夕ざれ 国立国会図書館/歴音参加館限定 歴史的音源録音・映像関係資料 伝承音楽, 本居長豫[作曲], 杉井幸一[編曲], 長門美保, キング管絃樂團 (キングレコード, 商品番号: 57073_4661)
  • 獨唱 四ツ葉のクローヴア 国立国会図書館/歴音参加館限定 歴史的音源録音・映像関係資料 乙骨三郎||譯詞, 篠原正雄[編曲], 長門美保, キング管絃樂團 (キングレコード, 商品番号: 30022_2780)
  • 獨唱 (日本古謠)子守唄 国立国会図書館/歴音参加館限定 歴史的音源録音・映像関係資料 篠原正雄[編曲], 長門美保, キング管絃樂團 (キングレコード, 商品番号: 30005_2629)
  • きよしこの夜 国立国会図書館/歴音参加館限定 歴史的音源録音・映像関係資料 MOHR JOSEPH[作詞], TRADITIONAL[作詞], GRUBER FRANZ XAVER[作曲], TRADITIONAL[作曲], 長門美保 (キング, 商品番号: C271, 1947-12)
  • しきしまのやまと心 国立国会図書館/歴音参加館限定 歴史的音源録音・映像関係資料 本居宣長[作詞], 弘田龍太郎[作曲], 永田絃次郎, 長門美保 (キングレコード, 商品番号: と300, 1943-05)
  • オリンピックの歌 国立国会図書館/歴音参加館限定 歴史的音源録音・映像関係資料 山田千之[作詞], 高田信一[作曲], 篠原正雄[編曲], 長門美保, 畑中良補, 長門歌劇団合唱団, キングオーケストラ (KING RECORD, 商品番号: C779)
  • 世紀の若人 国立国会図書館/歴音参加館限定 歴史的音源録音・映像関係資料 福田伝吉[作詞], 林伊佐緒[作曲], 篠原正雄[編曲], 長門美保 (キングレコード, 商品番号: 57066, 1941-10)
  • 世紀の若人 国立国会図書館/歴音参加館限定 歴史的音源録音・映像関係資料 福田伝吉[作詞], 林伊佐緒[作曲], 篠原正雄[編曲], 永田絃次郎, 長門美保 (キングレコード, 商品番号: 57067, 1941-10)
  • 大政翼賛の歌 国立国会図書館/歴音参加館限定 歴史的音源録音・映像関係資料 山岡勝人[作詞], 鷹司平通[作曲], 永田絃次郎, 長門美保 (キングレコード, 商品番号: 57019, 1941-04)
  • 愛馬進軍歌 国立国会図書館/歴音参加館限定 歴史的音源録音・映像関係資料 久保井信夫[作詞], 新城正一[作曲], 篠原正雄[編曲], 永田絃次郎, 長門美保 (キングレコード, 商品番号: 30033, 1939-03)
  • 慰問の花束 国立国会図書館/歴音参加館限定 歴史的音源録音・映像関係資料 鶴原みゆき[作詞], 森義八郎[作曲], 長門美保 (キングレコード, デジタル変換後ノイズ除去: ノイズ除去なし, 1945-01)
  • 桜花の調べ 国立国会図書館/歴音参加館限定 歴史的音源録音・映像関係資料 南條歌美[作詞], 佐藤長助[作曲], 長門美保, キング合唱団 (キングレコード, 商品番号: 67035, 1942-06)
  • 熊野(三) 国立国会図書館/歴音参加館限定 歴史的音源録音・映像関係資料 長門美保 (キング, 商品番号: 77017, 1943-04)
  • 熊野(四) 国立国会図書館/歴音参加館限定 歴史的音源録音・映像関係資料 長門美保 (キング, 商品番号: 77017, 1943-04)
  • 獨唱曲 ほろゝん子鳩 国立国会図書館/歴音参加館限定 歴史的音源録音・映像関係資料 古谷玲兒[作詞], 杉山長谷雄[作曲], 長門美保, キング管絃樂團 (KING RECORD, 商品番号: 77010)
  • 紀元二千六百年 国立国会図書館/歴音参加館限定 歴史的音源録音・映像関係資料 増田好生[作詞], 森義八郎[作曲], 永田絃次郎, 長門美保 (キングレコード, 商品番号: 40023, 1940-02)
  • 若い力 国立国会図書館/歴音参加館限定 歴史的音源録音・映像関係資料 佐伯孝夫[作詞], 高田信一[作曲], 長門美保, 秋元清一, キング管弦楽団, キング・ヴォーカルアンサンブル (キングレコード, 商品番号: C600, 1950-06)
  • 若い力 国立国会図書館/歴音参加館限定 歴史的音源録音・映像関係資料 佐伯孝夫[作詞], 高田信一[作曲], 長門美保, 秋元清一 (キングレコード, 商品番号: C255, 1947-09)
  • 雨の日の子守唄 国立国会図書館/歴音参加館限定 歴史的音源録音・映像関係資料 酒井東輔[作詞], 松山芳野里[作曲], 杉井幸一[編曲], 長門美保 (キングレコード, 商品番号: 67003, 1942-01)
  • LP 長門美保楽壇生活40年記念 わが心のうた キングレコード 1973年

NHK放送歌劇出演

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  • 1947年2月20日放送『かぐや姫』[118]
  • 1947年4月29日放送『懐かしのウィーン』[118]
  • 1947年5月19日放送『魔弾の射手』アガーテ[118]
  • 1948年9月5日放送『蝶々夫人』蝶々さん[118]
  • 1948年10月31日放送『ミカド』ヤムヤム[119]
  • 1949年2月3日放送『泥棒とオールドミス』レティーシャ[119]
  • 1949年3月19日放送『フィデリオ』レオノーレ[119]
  • 1949年10月9・16日放送『軍艦ピナフォア』ジョセフィン[120]

門下生

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中澤桂[121]、飯塚ようこ[122]、西田美榮子[123]、など。

NHK紅白歌合戦出場歴

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年度/放送回 曲目 対戦相手
1954年(昭和29年)/第5回 松島音頭 藤原義江
1955年(昭和30年)/第6回 ハバネラ

受章・受賞歴

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脚注・出典

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脚注

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  1. ^ 『私の履歴書』には「福岡県」とのみ記載されている。
  2. ^ 『私の履歴書』では研究科修了後の1936年に第一回リサイタル、その後『シューベルトの戀』出演となっているが、有楽座の開場記念(1935年)と一致しないことから、出演年・出演順については疑問が残る。
  3. ^ 学校の申し込みが入って急に3回公演になり、1日3回3日間ぶっ通しで歌ったという。『私の履歴書』p533

出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k 日本人名大辞典+Plus,日本大百科全書(ニッポニカ), デジタル版. “長門美保とは”. コトバンク. 2021年3月14日閲覧。
  2. ^ 畑中p140
  3. ^ 『私の履歴書』p489
  4. ^ 『私の履歴書』p494
  5. ^ a b c d e f g h i j k l 『長門美保』 長門美保音楽研究所 (1939.3) - 蔵書目録”. 『長門美保』 長門美保音楽研究所 (1939.3) - 蔵書目録. 2021年3月14日閲覧。
  6. ^ 『私の履歴書』p512
  7. ^ 千田恭子, 森田信一「わが国における洋楽導入と声楽の専門技術修得の過程」『富山大学人間発達科学部紀要』第2巻第2号、富山大学人間発達科学部、2008年、45-56頁、doi:10.15099/00000665ISSN 1881316XNAID 120002694425 
  8. ^ タイムカプセルに乗った芸大”. www.geidai.ac.jp. 2021年3月14日閲覧。
  9. ^ a b c d e 『長門美保独唱会』 第一回・第二回 (1936、37) - 蔵書目録”. 『長門美保独唱会』 第一回・第二回 (1936、37) - 蔵書目録. 2021年3月14日閲覧。
  10. ^ 『私の履歴書』p515
  11. ^ a b 『私の履歴書』p523
  12. ^ 『私の履歴書』p529
  13. ^ 平成23年度 基礎研究費 研究成果報告書”. 横浜市立大学. 2021年3月15日閲覧。
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