金山神社 (名古屋市中村区)
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金山神社 | |
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拝殿 | |
所在地 | 愛知県名古屋市中村区長戸井町1丁目2番地 |
位置 | 北緯35度09分36秒 東経136度52分31秒 / 北緯35.16000度 東経136.87528度座標: 北緯35度09分36秒 東経136度52分31秒 / 北緯35.16000度 東経136.87528度 |
主祭神 | 金山毘古神など5柱[1] |
社格等 | 村社・10級社 |
創建 | 不明 |
本殿の様式 | 神明造[1] |
例祭 | 10月第2土曜・日曜 |
金山神社(かなやまじんじゃ)は愛知県名古屋市中村区長戸井町1丁目2番地にある神社。
由緒
[編集]創建年代は不明[1]。美濃国一宮の南宮神社から勧請したとされる神社で、現在では金山毘古など5柱を祀る[1]。名古屋城築城の際、このあたりを流れていた笈瀬川(おいせがわ)[注釈 1]を使って石材を運んだ際に[2]現在の露橋付近に石切場を置いていたと伝わっており[3]、ここで働いた石工たちの信仰を集めたとされる[2]。かつては金山社と称していた[4]。
近代
[編集]1872年(明治5年)村社に列格[1]。1913年(大正2年)に地元の無格社(西宮社、宗像社)を合祀するとともに金山神社と改称[5]。1927年(昭和2年)、境内地が鉄道用地となったため、現在地に遷座した[5]。旧境内は、現在の向野橋南側であったという[注釈 2]。地域住民の崇敬を受けるほか金属業者にも信仰され[1]、氏子は1,500戸(1992年(平成4年))[1]。
笈瀬川から出土した名古屋城築城の際の残石とされる石が、社務所前に2つ置かれている[2]。
祭神
[編集]境内社
[編集]- 御霊社など2社
祭事
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当社を扱った史料
[編集]寛文年間(1661年 - 1673年)の『寺社志』、宝暦2年(1752年)の『張州府志』、文政5年(1822年)の『郡村徇行記』、天保14年(1843年)の『尾張志』[4]などに記述がある。
アクセス
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]参考文献
[編集]- 『尾張志 愛知郡編』ブックショップマイタウン、発行年:1999年(復刻版)
- 名古屋市蓬左文庫 『尾張徇行記』第二巻 愛知県郷土資料刊行会、発行年:1976年
- 横地清『名古屋区史シリーズ5 中村区の歴史』愛知県郷土資料刊行会、発行年:1983年、ISBN 4-87161-016-0
- 『中村区誌 -区制五十周年記念-』中村区制施行50周年記念事業実行委員会、発行年:1987年
- 『愛知県神社名鑑』愛知県神社庁、発行年:1992年
- 横地清『あだにえーなも中村』愛知県郷土資料刊行会、発行年:1998年、ISBN 978-4-28609-868-5
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- ウィキメディア・コモンズには、金山神社 (名古屋市中村区)に関するカテゴリがあります。