金剛 (プロレス)
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金剛(こんごう)は、日本のプロレス団体・プロレスリング・ノアにて活動していた反体制ユニット。2019年5月4日結成、2023年6月24日解散。
略歴
[編集]- 4月30日、ノア・横浜文化体育館大会で当時「海王」としてタッグを組んでいた清宮海斗に拳王が反発し、完全決別した。
- 5月4日、拳王、マサ北宮、小峠篤司、稲村愛輝で反骨集団「金剛」を結成。
- 7月27日、小峠篤司がジュニアヘビー級への回帰とチーム脱退を宣言。
- 12月14日、初の軍団興行でHi69が仁王に、2AWを退団した佐藤悠己が覇王と改名し、新加入。
- 4月19日、事前に予告されていた正体不明の新メンバー「X」として、征矢学が登場。
- 8月22日、新木場大会(昼の部)にてタダスケが原田大輔らを裏切り、加入。
- 8月28日、カルッツかわさき大会で中嶋勝彦が潮崎豪を裏切り加入。
- 10月28日、稲村が金剛を脱退。
- 1月8日、新日本プロレス横浜アリーナ大会にて「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」と対抗戦を行う。
- 1月16日、仙台サンプラザホール大会で覇王が金剛を脱退し、正規軍に加入する[1]。
- 1月22日、エディオンアリーナ大阪第2競技場大会にて船木誠勝がM's allianceを脱退し加入[2]。
- 2月17日、横浜ラジアントホール大会にて大原はじめが加入。
- 2月25日、横浜ラジアントホール大会にて試合後、亜烈破がタダスケを攻撃したことで混戦となり、タダスケが亜烈破のマスクを剥いで持ち去り追放を宣告。亜烈破はアレハンドロに戻り正規軍へ。
- 4月29日、両国国技館大会にて、近藤修司が共闘参戦、以降は金剛として不定期参戦。また、仁王と覇王が敗者リングネーム剥奪&髪切りマッチを行い、仁王が敗戦。リングネームをHi69に戻した。
- 8月5日、近藤修司が9年振りにHAYATAの持つGHCジュニア王座に挑戦したが敗戦。
- 3月19日、横浜武道館大会にてタダスケが正規軍のYO-HEYと結託し離反、二人はGood Looking Guys(GLG)へ加入した。
- 3月21日、全日本プロレスの大田区総合体育館大会にて、拳王&征矢が青柳優馬&野村直矢を下し世界タッグ王座を奪取。
- 4月5日、DRAGON GATE新宿FACE大会にて、拳王&近藤がKzy&BIGBOSS清水を下しオープン・ザ・ツインゲート王座を奪取。拳王はタッグ2冠王となる。
- 5月4日、両国国技館大会にて中嶋が潮崎を下した直後、潮崎との共闘及び金剛からの脱退を宣言。
- 5月31日、新宿フェイス大会にて試合終了後、Hi69がリング上で金剛から脱退を宣言。6月10日、横浜ラジアント大会にて拳王とHi69が一騎打ちを行い、勝利した拳王はマイクでHi69を送り出した。
- 6月24日、徳島市立体育館大会(拳王Debut 15th ANNIVERSARY大会)のメインイベント終了後、拳王が「安定望めば、進化なし」と切り出した後、リング上で解散を宣言した[3]。4年間の活動に突如終止符が打たれた。
解散時メンバー
[編集]拳王 | (2019年5月4日〜解散) | リーダー、初期メンバー | |
征矢学 | (2020年4月19日〜解散) | ||
船木誠勝 | (2022年1月22日〜解散) | フリーランス | |
大原はじめ | (2022年2月17日〜解散) | ||
近藤修司 | (2022年4月29日〜解散) | フリーランス |
元メンバー
[編集]小峠篤司 | (2019年5月4日〜2019年7月27日) | 初期メンバー、正規軍へ合流 |
稲村愛輝 | (2019年5月4日〜2020年10月28日) | 初期メンバー、正規軍へ合流 |
マサ北宮 | (2019年5月4日〜2021年5月31日) | 初期メンバー、正規軍へ合流 |
覇王 | (2019年12月14日〜2022年1月16日) | 正規軍へ合流 |
亜烈破 | (2021年7月23日〜2022年2月25日) | 正規軍へ合流 |
タダスケ | (2020年8月22日~2023年3月19日) | GLGへ合流 |
中嶋勝彦 | (2020年8月28日〜2023年5月4日) | 正規軍へ合流、潮崎豪との共闘 |
Hi69 | (2019年12月14日~2023年5月31日) |
タイトル歴
[編集]- 中嶋勝彦:1回(第36代)
- 拳王:1回(第40代)
- 中嶋勝彦&マサ北宮:1回(第55代)
- 拳王&征矢学:1回(第95代)
- 拳王&近藤修司:1回(第62代)
- N-1 VICTORY 優勝
- 拳王:1回(2019年)
- 中嶋勝彦:2回(2020、2021年)
- NOAH Jr. TEAM GAME 4vs4 イリミネーショントーナメント 優勝
エピソード
[編集]- メンバーの半分がヒールレスラーであるからかファンからはヒールユニットと間違われることがある(拳王、中嶋勝彦、タダスケ等)。
- チーム全体としては「敗者は多く語らない」「試合内容で語る」ことをコンセプトとしているが[4]、新日本プロレスとの対抗戦ではスポーツ報知の記者から伝わり辛い、言葉力の欠如と批判を受けた[5]。これに対して拳王はTwitter、週刊プロレスの連載コラムなどで返答した。
自主興行
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
DIAMOND | ||
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イベント詳細 | ||
シリーズ | 金剛 自主興行 | |
開催年月日 | 2019年12月14日 | |
開催地 | 日本東京都江東区 | |
会場 | 新木場1st RING | |
開始時刻 | 18:00 | |
放送局 | YouTube Live(無料生配信) | |
入場者数 | 350人(超満員札止め) |
- 自主興行開催を発表後、完売できなければ「金剛解散」「拳王引退」が条件として発表されたが、前売り券完売となり達成された。
- 拳王の入場曲「失恋モッシュ」を歌うGARLICBOYSのボーカルPETAが来場し生歌を披露した。
- 新メンバー「X」として覇王、仁王が初登場した。
- 完売したことでYouTubeLiveで無料生配信された。
試合結果
[編集]第1試合 | ||
×稲村愛輝 | 13分16秒 ジャーマンスープレックスホールド |
関本大介○ |
第2試合 | ||
○拳王 マサ北宮 |
11分49秒 P.F.S |
齋藤彰俊 井上雅央× |
第3試合 | ||
○覇王 仁王 |
10分42秒 ファイヤーバードスプラッシュ |
宮脇純太 諸橋晴也× |
第4試合 | ||
拳王 マサ北宮 ×稲村愛輝 |
20分48秒 オリンピック予選スラム |
杉浦貴○ 清宮海斗 潮崎豪 |
DIAMOND 2 | ||
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イベント詳細 | ||
シリーズ | 金剛 自主興行 | |
開催年月日 | 2020年7月24日 | |
開催地 | 日本東京都千代田区 | |
会場 | 後楽園ホール | |
開始時刻 | 11:30 | |
放送局 | レッスル・ユニバース | |
入場者数 | 385人 |
- 新型コロナウイルス感染防止のため入場制限が設けられた。
試合結果
[編集]第1試合 | ||
×仁王 | 15分31秒 首固め |
獅龍○ |
第2試合 | ||
×稲村愛輝 | 13分14秒 顔面へのランニングローキック |
望月成晃○ |
第3試合 | ||
×征矢学 | 20分48秒 顔面蹴り |
谷口周平○ |
第4試合 | ||
○マサ北宮 | 14分11秒 サイトースープレックス |
稲葉大樹× |
第5試合 | ||
○拳王 | 20分00秒 ドラゴンスープレックスホールド |
覇王× |
関連項目
[編集]脚注・出典
[編集]- ^ “【ノア】金剛の結束にまさかのヒビ! 裏切りの覇王「環境を変えたいんです」”. 東スポWeb (2022年1月16日). 2022年1月22日閲覧。
- ^ “【ノア】衝撃!船木誠勝 拳王からナショナル王座奪取 「俺と組みましょう」そのまま金剛加入!”. 東スポWeb (2022年1月22日). 2022年1月22日閲覧。
- ^ “拳王、デビュー15周年記念大会で「金剛」解散を宣言…「これからさらに大きなものを作り上げていく」…6・24徳島(2023年6月24日)|BIGLOBEニュース”. BIGLOBEニュース. 2023年6月24日閲覧。
- ^ “【ノア】拳王が対抗戦で敗れ〝沈黙〟した理由「負け惜しみを言えるほど軽い戦いじゃなかった」 – 東京スポーツ新聞社”. 東スポWeb (2022年1月14日). 2022年1月22日閲覧。
- ^ “中嶋勝彦と拳王はなぜ無言で去ったのか…新日との5年ぶり対抗戦でノアに感じた「言葉力」の欠如”. スポーツ報知 (2022年1月10日). 2022年1月22日閲覧。