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皇后盃全国都道府県対抗女子駅伝競走大会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
皇后盃全国都道府県対抗女子駅伝競走大会
開催地 京都市
開催時期 毎年1月の第2日曜日
種類 ロードレース英語版
距離 42.195km
最高記録 2時間14分55秒(神奈川県、2013年)
創立 1983年昭和58年)
スポンサー 村田機械
受益者 日本陸上競技連盟
公式サイト https://www.womens-ekiden.jp/

皇后盃 全国都道府県対抗女子駅伝競走大会(こうごうはい ぜんこくとどうふけんたいこうじょしえきでんきょうそうたいかい)とは毎年1月の第2日曜日(正月3が日に日曜日が重なった場合は1月の第3日曜日)に京都市で開催される駅伝大会である。略称は全国女子駅伝日本陸上競技連盟主催。京都新聞NHK共催。

概要

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1979年に国内初の女子マラソンである東京国際女子マラソンが始まったが日本勢は振るわず、当時の青木半治日本陸連会長が、帖佐寛章専務理事に、「何か策を考えろ」と命じて1983年に第1回大会が開催された。 京都市右京区西京極陸上競技場からスタートし、五条通西大路通北大路通堀川通紫明通烏丸通丸太町通東大路通今出川通白川通宝ヶ池公園の計11の通りを通って左京区国立京都国際会館前を折返し来た道を戻る42.195kmを9人で繋ぐ。アンカーの9区は10kmあり、烏丸・紫明・堀川・北大路・西大路・五条と6つの通りを走りゴール地点の西京極陸上競技場へと向かう。地元京都府チームが過去18回の優勝を果たしている(2023年開催大会終了時点)。

本大会の優勝チーム(県)には京都新聞優勝旗、日本陸連会長杯、NHK杯、文部科学大臣杯、さらに2010年以降皇后盃が賜與される。

日本国内においては、この大会を筆頭にひろしま男子駅伝大阪国際女子マラソン(大阪で開催)および、別府大分毎日マラソン(大分で開催)まで4週連続でロードレースの開催が続いている。また、この大会の出場選手のうち社会人と高校生の選手は、翌週に開催される選抜女子駅伝北九州大会に一般または高校代表として出場する者もいるほか、2009年まではこのレースの翌月に開催される横浜国際女子駅伝にも出場する選手が少なくなかった。 第1回から一貫して三菱自動車が車両提供を行っている[注 2]

出場資格

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原則として、選手は「日本陸上競技連盟の登記登録者」かつ「日本国籍を有する女子競技者であること」となっている。また出場チームは原則として、現在登録している陸上競技協会(陸協)の都道府県チームからとなる(概ね下記)。

  • 中学生高校生 : 所属する学校の所在地
  • 大学生 : 「出身高等学校の所在地」「大学所在地」「居住地」の何れか(陸協登録時に選択可)
  • 社会人 : 実業団やクラブ等に加入している場合はその本拠地。個人登録の場合は「本籍地」「居住地」「勤務地」の何れか(陸協登録時に選択可)

ふるさと選手制度

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本大会(及びひろしま男子駅伝)独自の特徴的な制度として、郷土色の濃いレースを演出するための『ふるさと選手制度』が導入されている。社会人・学生競技者は、出身高等学校または出身中学校の所在都道府県から当該年の登録にかかわらず特別に出場することができるという制度であり、これにより大学・社会人選手は生まれ育った都道府県からも概ね出場可能となっている。

制定後に何度か適用基準が見直されており、第26回大会(2008年)で各選手の適用回数上限(4回)が撤廃されたほか、選手の出身中学校と出身高等学校の所在都道府県が異なる場合、出身高校所在地からの出場に限定されていたものが、第28回大会(2010年)以降は出身中学校所在地からの出場も選択可能となった。また、現在は適用年齢制限なし、適用区間は各チーム2区間までとなっている。

チーム編成

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チームは監督1名、選手13名の構成。ジュニアB選手は3区・8区限定での出場。また残り7区間中、ジュニアA選手が3区間以上を走らなければならない。

  • ジュニアA選手 : その年の高校1年生から3年生に該当する年齢の選手
  • ジュニアB選手 : その年の中学2年生または3年生に該当する年齢の選手(即ち、中学1年生は出場不可。かつては『ジュニアB選手』ではなく『中学生』という条件だったため1年生も出場可能で、実際に都大路を走った1年生ランナーもいた。)

大会事務局に登録していた出場予定選手のエントリー変更については、「当該選手が事故や病気などの理由で出場できなくなった場合に限って、1チームにつき2名まで認める」という原則の下に、大会の前日まで受け付けている。その一方で、第42回大会の開催(2024年1月14日)に際しては、大会事務局がこの原則を条件付きで緩和。「出場を予定していた選手が(大会前々週の1月1日に発生した)令和6年能登半島地震石川県能登半島沖が『震源』とされる最大震度7の地震)で被災したことを理由に当該選手のエントリー変更を申し出るチームには、県内の帰省先や他県内で被災していた選手を含めて、変更対象選手の総数に上限を設けない」との方針を1月9日に発表していた[1]が、この方針を踏まえてエントリーを変更するチームはなかった[2]

コースと各区ごとの特徴

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節内の全座標を示した地図 - OSM
節内の全座標を出力 - KML

西京極競技場→京都国際会館折り返し→西京極競技場のルートをとる、9区間・42.195kmのコースである。これは全国高校駅伝の男子のコースと同じルートだが、区間編成が異なる。なお1983年から1985年は西京極陸上競技場が京都国体の開催に伴う改修で使用できなかったため、競技場近くの道路が発着点だった。

1区(6.0 km)

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西京極競技場北緯34度59分42.8秒 東経135度42分44.4秒座標: 北緯34度59分42.8秒 東経135度42分44.4秒⇒平野神社前北緯35度1分41.7秒 東経135度43分53.2秒

  • 西京極陸上競技場(スタート)→(五条通)→西大路五条→(西大路通)→平野神社
    • 年末に開催される高校駅伝・女子の1区と同じ区間。
    • 西大路通に入って来ると上り坂が始まり、特に残り1km地点の円町付近からはハードさが一層強まる(競技場から中継所までの高低差約40m)。
1区歴代10傑[3]
タイム 氏名 都道府県・所属 年次・順位
1 18分39秒 廣中璃梨佳 長崎・JP日本郵政G 2020年・区間賞
2 18分41秒 五島莉乃 石川・資生堂 2022年・区間賞
3 18分44秒 山中美和子 奈良・ダイハツ 2003年・区間賞
- 18分49秒 五島莉乃 石川・資生堂 2024年・区間賞
4 18分59秒 田中希実 兵庫・豊田自動織機 2022年・区間2位
5 19分00秒 永山育美 鹿児島・京セラ 1998年・区間賞
上原美幸 鹿児島・鹿児島女高 2013年・区間賞
7 19分01秒 阿蘇品照美 熊本・京セラ 2003年・区間2位
8 19分02秒 小﨑まり 京都・ノーリツ 2003年・区間3位
- 19分03秒 山中美和子 奈良・ダイハツ 2002年・区間賞
9 19分06秒 小島江美子 埼玉・埼玉栄高 1998年・区間2位
小海遥 新潟・第一生命G 2023年・区間賞

2区(4.0 km)

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平野神社前北緯35度1分41.7秒 東経135度43分53.2秒⇒烏丸鞍馬口北緯35度2分22.3秒 東経135度45分33.4秒

  • 平野神社前→(西大路通)→金閣寺道→(北大路通)→北大路堀川→(堀川通)→堀川紫明→(紫明通)→烏丸紫明→(烏丸通)→烏丸鞍馬口
    • 4ヶ所のカーブ(金閣寺道・堀川北大路・堀川紫明・烏丸紫明)と船岡山を回り込む下り坂の攻略が作戦上重要な区間。
    • 混戦から抜け出し、徐々に力の差が出る区間で、しばしばごぼう抜きが見られる。29人抜きというこの大会のごぼう抜き記録は過去2回達成されたが、いずれもこの2区での記録である。
2区歴代10傑
タイム 氏名 都道府県・所属 年次・順位
1 12分07秒 小林祐梨子 兵庫・豊田自動織機 2009年・区間賞
2 12分11秒 田中希実 兵庫・New Balance 2024年・区間賞
3 12分13秒 鷲見梓沙 愛知・豊川高 2015年・区間賞
- 12分15秒 鷲見梓沙 愛知・豊川高 2014年・区間賞
- 12分18秒 小林祐梨子 兵庫・須磨学園高 2006年・区間賞
4 12分20秒 翁田あかり 岡山・天満屋 2014年・区間2位
- 12分22秒 小林祐梨子 兵庫・須磨学園高 2007年・区間賞
5 木村友香 福岡・筑紫女学園高 2011年・区間賞
6 12分23秒 小林由佳 群馬・常磐高 2014年・区間3位
7 12分25秒 園田聖子 福岡・立命館大 2014年・区間4位
和田有菜 長野・長野東高 2018年・区間賞
9 12分26秒 安藤友香 愛知・豊川高 2012年・区間賞
10 12分27秒 熊坂香織 山形・スポーツ山形21 2005年・区間賞



3区(3.0 km)・ジュニアB(中学生)

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烏丸鞍馬口北緯35度2分22.3秒 東経135度45分33.4秒⇒丸太町河原町北緯35度1分2.6秒 東経135度46分0.8秒

  • 烏丸鞍馬口→(烏丸通)→烏丸丸太町→(丸太町通)→丸太町河原町
    • 第7回大会以降ジュニアB選手限定区間となった。なだらかな下り坂である(中継所間の高低差約20m)。
    • 烏丸今出川からは暫く、京都御苑を常に左側に見ながらの走行。前半の流れを作る重要な区間で、下りなので8区よりもスピードランナーを配するチームが多い。
3区歴代10傑
タイム 氏名 都道府県・所属 年次・順位
1 9分02秒 ドルーリー朱瑛里 岡山・津山鶴山中 2023年・区間賞
2 9分10秒 髙松望ムセンビ 大阪・薫英女学院中 2013年・区間賞
南日向 千葉・葛飾中 2019年・区間賞
4 9分11秒 高橋由衣 山形・飛鳥中 2004年・区間賞
5 9分14秒 小林祐梨子 兵庫・旭丘中 2004年・区間2位
不破聖衣来 群馬・大類中 2018年・区間賞
米澤奈々香 静岡・北浜中 2019年・区間2位
8 9分15秒 山中美和子 奈良・香芝中 1993年・区間賞
9 9分16秒 遠藤蒼依 静岡・日大三島中 2024年・区間賞
10 9分17秒 中川文華 埼玉・朝霞三中 2012年・区間賞
阪井空 愛知・水無瀬中 2019年・区間3位

4区(4.0 km)

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丸太町河原町北緯35度1分2.6秒 東経135度46分0.8秒⇒北白川山田町北緯35度2分2.1秒 東経135度47分29.8秒

  • 丸太町河原町→(丸太町通)→熊野神社前→(東大路通)→百万遍→(今出川通)→銀閣寺道→(白川通)→北白川山田町
    • コースは全体的にやや登っている(高低差約30m)が、最後はわずかに下っている。
    • 2区同様にカーブが多い(主なカーブは熊野神社前・百万遍・銀閣寺道の3ヶ所)。
4区歴代10傑
タイム 氏名 都道府県・所属 年次・順位
1 12分29秒 不破聖衣来 群馬・拓殖大 2022年・区間賞
2 12分32秒 廣中璃梨佳 長崎・長崎商業高 2018年・区間賞
3 12分34秒 米澤奈々香 宮城・仙台育英高 2022年・区間2位
4 12分40秒 木﨑良子 京都・ダイハツ 2014年・区間賞
5 12分41秒 小林祐梨子 兵庫・豊田自動織機 2011年・区間賞
6 12分43秒 小﨑まり 京都・ノーリツ 2006年・区間賞
7 12分44秒 小島江美子 埼玉・埼玉栄高 1997年・区間賞
8 12分45秒 沼田未知 埼玉・豊田自動織機 2015年・区間賞
- 12分47秒 廣中璃梨佳 長崎・長崎商業高 2017年・区間賞
9 12分48秒 竹中理沙 滋賀・立命館大 2012年・区間賞
森唯我 群馬・ヤマダ電機 2014年・区間2位
宮田佳菜代 愛知・ユタカ技研 2014年・区間2位

5区(4.1075 km)

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北白川山田町北緯35度2分2.1秒 東経135度47分29.8秒⇒国際会館前北緯35度3分51.3秒 東経135度47分4.3秒(折り返し)

  • 北白川山田町→(白川通)→叡山・宝ヶ池北→(宝ヶ池通)→京都国際会館前(折り返し)
    • 登りの多い区間(高低差約25m)で、中間点付近には叡山電鉄の跨線橋があり、ここの登り下りが、この区間の最大の攻略ポイントである。
    • 比叡山近くを走るので時には「比叡颪」と言われる強い風が吹く事も。
5区歴代10傑
タイム 氏名 都道府県・所属 年次・順位
1 12分45秒 山﨑りさ 千葉・日本体育大 2024年・区間賞
2 12分52秒 池野絵莉 兵庫・須磨学園高 2024年・区間2位
3 12分53秒 五十嵐妙子 宮城・仙台育英高 1995年・区間賞
三原梓 京都・立命館宇治高 2020年・区間賞
5 12分55秒 渡部博子 京都・ワコール 1992年・区間賞
6 12分57秒 青木奈波 京都・立命館宇治高 2012年・区間賞
道清愛紗 兵庫・須磨学園高 2022年・区間賞
森安桃風 広島・銀河学院高 2024年・区間3位
9 12分58秒 関紅葉 京都・立命館宇治高 2014年・区間賞
木村梨七 宮城・仙台育英高 2020年・区間2位

6区(4.0875 km)

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国際会館前北緯35度3分51.3秒 東経135度47分4.3秒 ⇒北白川別当町北緯35度2分2.1秒 東経135度47分29.8秒

  • 京都国際会館前→(宝池通)→叡山・宝ヶ池北→(白川通)→北白川別当町
    • 5区をほぼ逆走する。ゆえに直前の区間とは対照的に下りの多い区間(高低差約25m)で、5区同様叡山電鉄をまたぐ跨線橋のアップダウンがある。
    • 比叡颪が強く吹くときにはこの区間では追い風となる。
6区歴代10傑
タイム 氏名 都道府県・所属 年次・順位
1 12分37秒 筒井咲帆 群馬・ヤマダ電機 2016年・区間賞
2 12分39秒 菅野七虹 京都・立命館宇治高 2011年・区間賞
3 12分40秒 菅華都紀 岡山・興譲館高 2011年・区間2位
4 12分42秒 赤松眞弘 岡山・興譲館高 2010年・区間賞
関根花観 愛知・豊川高 2014年・区間賞
6 12分43秒 藤田真弓 長崎・十八銀行 2006年・区間賞
7 12分44秒 松井千加子 広島・鈴峯女子高 1991年・区間賞
大西ひかり 兵庫・須磨学園高 2019年・区間賞
9 12分45秒 竹中理沙 京都・立命館宇治高 2008年・区間賞
内藤早紀子 千葉・パナソニック 2019年・区間2位

7区(4.0 km)

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北白川別当町北緯35度2分2.1秒 東経135度47分29.8秒 ⇒丸太町寺町北緯35度1分2.6秒 東経135度46分0.8秒

  • 北白川別当町→(白川通)→銀閣寺道→(今出川通)→百万遍→(東大路通)→熊野神社前→(丸太町通)→丸太町寺町
    • コースは全体的にやや下っている(最高点からの高低差約30m)。
    • 行きの2区・4区同様に交差点を多く通るので、カーブの攻略が作戦上重要な区間。
7区歴代10傑
タイム 氏名 都道府県・所属 年次・順位
1 12分21秒 小島一恵 京都・立命館大 2007年・区間賞
村松結 京都・立命館宇治高 2020年・区間賞
3 12分22秒 伊藤紋 京都・立命館宇治高 2008年・区間賞
4 12分23秒 松田瑞生 大阪・薫英女学院高 2013年・区間賞
5 12分24秒 大塚茜 長崎・十八銀行 2000年・区間賞
中新井美波 兵庫・須磨学園高 2010年・区間賞
- 12分26秒 伊藤紋 京都・立命館宇治高 2009年・区間賞
7 12分27秒 浦田佳小里 岡山・天満屋 2006年・区間賞
樽本知夏 兵庫・須磨学園高 2018年・区間賞
9 12分28秒 石橋美穂 京都・ワコール 1991年・区間賞
10 12分29秒 佐藤あゆみ 宮城・日本ケミコン 1994年・区間賞
三田有貴子 千葉・市立船橋高

8区(3.0 km)・ジュニアB(中学生)

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丸太町寺町北緯35度1分2.6秒 東経135度46分0.8秒⇒烏丸紫明北緯35度2分22.3秒 東経135度45分33.4秒

  • 丸太町寺町→(丸太町通)→烏丸丸太町→(烏丸通)→烏丸紫明
    • 3区とともに第7回大会以降はジュニアB選手限定区間である。3区を逆方向に走る後半が連続の上り区間である(中継所間の高低差約20m)ため、9分台の記録は、過去第7回~34回大会で延べ12人が記録したのみである(久馬萌が2回記録したので人数は10人)。
    • 長らく9分45秒というジュニアB選手限定区間になる前の(第6回大会)高校生(吉田直美:京都網野高)の記録を更新できなかったが、ついに2009年の第27回大会で京都の中学生久馬萌によって、21年目にして中学生としての驚異的なタイムをもって区間記録が塗り替えられた。2016年の第34回大会で同じく京都の中学生村尾綾香がタイ記録で走った。
    • 烏丸丸太町から北上する際に北山からの向い風が吹く事も。
8区歴代10傑
タイム 氏名 都道府県・所属 年次・順位
1 9分30秒 川西みち 福岡・永犬丸中 2022年・区間賞
2 9分41秒 久馬萌 京都・綾部中 2009年・区間賞
村尾綾香 京都・桂中 2016年・区間賞
男乕結衣 宮城・五城中 2024年・区間賞
5 9分42秒 石松愛朱加 兵庫・浜の宮中 2018年・区間賞
山田祐実 京都・加茂川中 2022年・区間2位
7 9分43秒 木戸望乃実 福島・石川中 2023年・区間賞
8 9分44秒 磯陽向 栃木・厚崎中 2023年・区間2位
9 9分46秒 田中結女 静岡・富士岡中 2010年・区間賞
田中希実 兵庫・小野南中 2014年・区間賞

9区(10.0 km)

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烏丸紫明北緯35度2分22.3秒 東経135度45分33.4秒⇒西京極競技場北緯34度59分42.8秒 東経135度42分44.4秒座標: 北緯34度59分42.8秒 東経135度42分44.4秒

  • 烏丸紫明→(紫明通)→堀川紫明→(堀川通)→堀川北大路→(北大路通)→金閣寺道→(西大路通)→西大路五条→(五条通)→西京極競技場(ゴール)
    • 行きの1区と2区をあわせた区間の逆方向である。アップダウンが多い(2km過ぎまで25mほど登り、ゴールまでは約70m下っている)。
    • 前半は2区の決め手とも言われるカーブの位置取りと船岡山を回り込む上り坂、後半は1区の決め手とも言われる坂の走り方が其々、重要視される。
    • 本駅伝の最長区間でもあり、世界へと羽ばたいていくランナーが多数この区間から誕生するため注目される。有森裕子真木和高橋尚子野口みずき川上優子千葉真子などのオリンピック女子マラソンや女子10000mの出場選手のほとんどがこの9区経験者である。
9区歴代10傑
タイム 氏名 都道府県・所属 年次・順位
1 30分52秒 福士加代子 青森・ワコール 2004年・区間賞
2 30分57秒 新谷仁美 東京・東京陸協 2020年・区間賞
3 31分01秒 川上優子 熊本・沖電気宮崎 1997年・区間賞
- 31分03秒 福士加代子 青森・ワコール 2010年・区間賞
- 31分06秒 新谷仁美 東京・NTTC 2019年・区間賞
4 31分08秒 鈴木亜由子 愛知・JP日本郵政G 2019年・区間2位
- 31分17秒 新谷仁美 千葉・ユニバーサル
エンターテインメントAC
2013年・区間賞
5 31分18秒 関根花観 東京・JP日本郵政G 2016年・区間賞
6 31分22秒 松田瑞生 大阪・ダイハツ 2023年・区間賞
- 31分24秒 福士加代子 京都・ワコール 2002年・区間賞
7 31分27秒 廣中璃梨佳 長崎・JP日本郵政G 2022年・区間賞
- 31分30秒 鈴木亜由子 愛知・JP日本郵政G 2016年・区間2位
8 31分31秒 千葉真子 京都・旭化成 1997年・区間2位
- 31分32秒 福士加代子 京都・ワコール 2006年・区間賞
9 31分35秒 小鳥田貴子 広島・デオデオ 2003年・区間賞
10 31分38秒 朝比奈三代子 宮崎・旭化成 1989年・区間賞
小原怜 岡山・天満屋 2018年・区間賞
安藤友香 京都・ワコール 2022年・区間2位

大会記録

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  • 2時間14分55秒 第31回(2013年
神奈川(青山瑠衣・秋山桃子・佐藤成葉・松山祥子・出水田眞紀森田香織・森田詩織・木下友梨菜・吉川美香

優勝チーム

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 優勝タイム は(当時の)大会記録、 -数字- は回数。

開催日 優勝 優勝タイム 2位 3位
01 1983年1月23日 千葉県 2時間29分02秒 京都府 兵庫県
02 1984年1月22日 京都府 2時間27分14秒 千葉県 兵庫県
03 1985年1月20日 千葉県 -2- 2時間25分32秒 茨城県 鹿児島県
04 1986年1月19日 鹿児島県 2時間22分59秒 大阪府 神奈川県
05 1987年1月18日 神奈川県 2時間23分05秒 熊本県 鹿児島県
06 1988年1月17日 京都府 -2- 2時間20分25秒 神奈川県 鹿児島県
07 1989年1月16日 京都府 -3- 2時間18分41秒 鹿児島県 熊本県
08 1990年1月14日 京都府 -4- 2時間17分17秒 熊本県 福岡県
09 1991年1月13日 京都府 -5- 2時間16分01秒 千葉県 熊本県
10 1992年1月12日 京都府 -6- 2時間17分55秒 千葉県 広島県
11 1993年1月17日 大阪府 2時間19分15秒 京都府 広島県
12 1994年1月16日 千葉県 -3- 2時間18分04秒 宮城県 熊本県
13 1995年1月16日 宮城県 2時間17分50秒 京都府 千葉県
14 1996年1月14日 京都府 -7- 2時間17分19秒 宮城県 熊本県
15 1997年1月12日 熊本県 2時間15分19秒 京都府 福岡県
16 1998年1月11日 埼玉県 2時間16分54秒 京都府 熊本県
17 1999年1月17日 福岡県 2時間18分16秒 兵庫県 埼玉県
18 2000年1月16日 長崎県 2時間17分19秒 愛知県 福岡県
19 2001年1月14日 兵庫県 2時間17分57秒 千葉県 京都府
20 2002年1月13日 京都府 -8- 2時間15分55秒 長崎県 福岡県
21 2003年1月12日 兵庫県 -2- 2時間16分02秒 京都府 長崎県
22 2004年1月11日 兵庫県 -3- 2時間16分18秒 神奈川県 京都府
23 2005年1月16日 京都府 -9- 2時間16分22秒 兵庫県 山形県
24 2006年1月15日 京都府 -10- 2時間15分26秒 埼玉県 長崎県
25 2007年1月14日 京都府 -11- 2時間17分03秒 岡山県 兵庫県
26 2008年1月13日 京都府 -12- 2時間14分58秒 兵庫県 岡山県
27 2009年1月11日 京都府 -13- 2時間15分39秒 岡山県 兵庫県
28 2010年1月17日 岡山県 2時間16分24秒 千葉県 京都府
29 2011年1月16日 京都府 -14- 2時間17分16秒 岡山県 福岡県
30 2012年1月15日 大阪府 -2- 2時間16分37秒 京都府 千葉県
31 2013年1月13日 神奈川県 -2- 2時間14分55秒 兵庫県 大阪府
32 2014年1月12日 京都府 -15- 2時間15分32秒 群馬県 岡山県
33 2015年1月11日 大阪府 -3- 2時間17分26秒 京都府 兵庫県
34 2016年1月17日 愛知県 2時間16分02秒 兵庫県 群馬県
35 2017年1月15日 京都府 -16- 2時間17分45秒 岡山県 千葉県
36 2018年1月14日 兵庫県 -4- 2時間15分28秒 京都府 長崎県
37 2019年1月13日 愛知県 -2- 2時間15分43秒 京都府 大阪府
38 2020年1月12日 京都府 -17- 2時間16分15秒 宮城県 東京都
39 2021年1月17日 新型コロナウイルスによる感染拡大防止のため大会中止[4]
40 2022年1月16日 京都府 -18- 2時間15分05秒 福岡県 宮城県
41 2023年1月15日 大阪府 -4- 2時間15分48秒 京都府 福岡県
42 2024年1月14日 宮城県 -2- 2時間16分30秒 京都府 広島県
都道府県 優勝 2位 3位
京都府 18 12 3
兵庫県 4 5 5
大阪府 4 1 2
千葉県 3 5 3
宮城県 2 3 1
神奈川県 2 2 1
愛知県 2 1 0
岡山県 1 4 2
熊本県 1 2 5
福岡県 1 1 6
長崎県 1 1 3
鹿児島県 1 1 3
埼玉県 1 1 1
群馬県 0 1 1
茨城県 0 1 0
広島県 0 0 3
山形県 0 0 1
東京都 0 0 1

都道府県別最高成績

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都道府県 最高順位 最高タイム
北海道 15位(第25回) 2時間20分10秒(第34回)
青森県 17位(第2回) 2時間21分02秒(第28回)
岩手県 18位(第2回) 2時間20分43秒(第31回)
宮城県 1位(第13回、他) 2時間15分42秒(第40回)
秋田県 22位(第17回、他) 2時間21分44秒(第34回)
山形県 3位(第23回) 2時間17分49秒(第23回)
福島県 4位(第17回) 2時間17分58秒(第40回)
茨城県 2位(第3回) 2時間19分37秒(第25回)
栃木県 10位(第15回) 2時間20分05秒(第20回)
群馬県 2位(第32回) 2時間15分39秒(第32回)
埼玉県 1位(第16回) 2時間16分29秒(第24回)
千葉県 1位(第1回、他) 2時間15分46秒(第31回)
東京都 3位(第38回) 2時間16分36秒(第38回)
神奈川県 1位(第5回、他) 2時間14分55秒(第31回)
新潟県 11位(第30回) 2時間19分39秒(第30回)
富山県 14位(第3回) 2時間20分39秒(第31回)
石川県 10位(第8回) 2時間22分06秒(第20回)
福井県 15位(第30回) 2時間20分24秒(第28回)
山梨県 11位(第33回) 2時間20分00秒(第33回)
長野県 4位(第38回) 2時間16分37秒(第38回)
岐阜県 13位(第14回) 2時間20分27秒(第31回)
静岡県 5位(第31回) 2時間16分36秒(第31回)
愛知県 1位(第34回、他) 2時間15分43秒(第37回)
三重県 6位(第5回) 2時間19分49秒(第31回)
滋賀県 12位(第28回) 2時間18分53秒(第28回)
京都府 1位(第2回、他) 2時間14分58秒(第26回)
大阪府 1位(第11回、他) 2時間15分24秒(第31回)
兵庫県 1位(第19回、他) 2時間15分18秒(第31回)
奈良県 12位(第10回) 2時間21分54秒(第12回)
和歌山県 5位(第4回) 2時間21分18秒(第25回)
鳥取県 12位(第13回) 2時間21分17秒(第13回)
島根県 23位(第30回) 2時間20分53秒(第31回)
岡山県 1位(第28回) 2時間16分13秒(第32回)
広島県 3位(第10回、他) 2時間17分23秒(第42回)
山口県 7位(第7回) 2時間19分16秒(第34回)
徳島県 12位(第29回) 2時間20分13秒(第42回)
香川県 13位(第21回) 2時間20分40秒(第21回)
愛媛県 8位(第14回) 2時間20分12秒(第34回)
高知県 16位(第36回) 2時間20分18秒(第36回)
福岡県 1位(第17回) 2時間15分25秒(第40回)
佐賀県 11位(第15回) 2時間20分36秒(第15回)
長崎県 1位(第18回) 2時間16分42秒(第36回)
熊本県 1位(第15回) 2時間15分19秒(第15回)
大分県 10位(第33回) 2時間19分41秒(第33回)
宮崎県 4位(第7回、他) 2時間17分26秒(第25回)
鹿児島県 1位(第4回) 2時間17分04秒(第38回)
沖縄県 36位(第12回) 2時間25分20秒(第16回)

功労者

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全国女子駅伝事務局は第15回記念事業の一環として、この駅伝大会で都大路を走り、オリンピックマラソン長距離走)に出場した選手の計18名を功労者に選んでいる。なお、1997年に表彰されたものであるため、2000年に開催されたシドニーオリンピック代表以降の出場者は含まれていない。

メンバーは以下の通りで、括弧内は主にエントリーしていた都道府県である。

中継

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NHK共催(1983年から1996年までは後援、1997年から共催)の大会であり、1983年の第1回大会から総合テレビ(2022年以降はNHKプラスと同時)、1984年の第2回大会からラジオ第1放送で中継が毎年行われている[5]。また、2009年までは衛星放送でも放送されていた。2024年の第42回大会は能登半島地震に伴う非常放送体制に伴い、テレビ放送では一部時間帯でマルチ編成を行い、サブチャンネルにて放送した[6]

駅伝、マラソンの中継がテレビ、ラジオともNHKで行われているのは他に全国高校駅伝がある。かっては、びわ湖毎日マラソン福岡国際マラソンでも行われていた。

NHKで中継するのは、この大会が男子のフルマラソンだった京都マラソン(現在開催されている市民マラソンの京都マラソンとの関連性はない)を発展的に解消しこの大会が制定されたからである。この京都マラソンはテレビ中継はなくラジオ第1放送で全国に中継された[7]

テレビの解説者は、かつては沢木啓祐豊岡示朗など大学教授らが務めていた。なお最近の中継状況は以下の通りであり、テレビは金哲彦(ニッポンランナーズ理事長、東京経済大学陸上部アドバイザリーコーチ)、ラジオは梶原洋子文教大学教育学部教授)の解説が定着していたが、2011年以降はラジオの解説を山中美和子ダイハツ陸上競技部コーチ、第1区区間記録保持者)が担当した。実況は大阪局所属のスポーツ担当アナウンサーが務めるケースが多い。

1993年(第11回)大会
1994年(第12回)大会
1995年(第13回)大会
  • テレビ - 解説:梶原洋子/実況:森中直樹
  • ラジオ - 解説:渡辺敏彦(市立船橋高陸上部監督)/実況:福澤浩行
1996年(第14回)大会
  • テレビ - 解説:梶原洋子/ゲスト:宮原美佐子/実況:森中直樹
  • ラジオ - 解説:鈴木従道/実況:高山典久
1997年(第15回)大会
1998年(第16回)大会
1999年(第17回)大会
  • テレビ - 解説:梶原洋子/実況:森中直樹
  • ラジオ - 解説:金哲彦/実況:松本一路
2000年(第18回)大会
  • テレビ - 解説:梶原洋子/実況:小野塚康之
  • ラジオ - 解説:金哲彦/実況:松本一路
2001年(第19回)大会
  • テレビ - 解説:金哲彦/ゲスト:高橋尚子/実況:森中直樹
  • ラジオ - 解説:梶原洋子/実況:松本一路
2002年(第20回)大会
  • テレビ - 解説:金哲彦/ゲスト:鈴木博美/実況:石川洋
  • ラジオ - 解説:山下佐知子/実況:斎藤洋一郎
2003年(第21回)大会
2004年(第22回)大会
  • テレビ - 解説:金哲彦/ゲスト:高橋千恵美/実況:道谷眞平
  • ラジオ - 解説:梶原洋子/実況:斎藤洋一郎
2005年(第23回)大会
2006年(第24回)大会
2007年(第25回)大会
  • テレビ - 解説:金哲彦/ゲスト:野口みずき/実況:竹林宏
    • 総合・デジタル総合・衛星ハイビジョン・NHKワールドプレミアムで中継、総合テレビ、NHKワールドプレミアムは14:9の画像サイズで放送(以後2009年・第27回大会まで同様)
  • ラジオ - 解説:梶原洋子/実況:田代純
2008年(第26回)大会
2009年(第27回)大会
  • テレビ - 解説:金哲彦/ゲスト:高橋尚子/実況:田中崇裕
  • ラジオ - 解説:梶原洋子/実況:田代純
2010年(第28回)大会
  • テレビ - 解説:金哲彦/実況:石川洋
    • 総合・デジタル総合・NHKワールドプレミアムで中継、総合テレビ、NHKワールドプレミアムは14:9の画像サイズで放送
  • ラジオ - 解説:梶原洋子/実況:坂梨哲士
2011年(第29回)大会
  • テレビ - 解説:金哲彦/実況:広坂安伸
    • 総合・デジタル総合・NHKワールドプレミアムで中継、総合テレビ、NHKワールドプレミアムは16:9の画像サイズで放送
  • ラジオ - 解説:山中美和子/実況:田代純
2012年(第30回)大会
  • テレビ - 解説:金哲彦・有森裕子/実況:田中崇裕
  • (デジタル)総合・NHKワールドプレミアムで中継。NHKワールドプレミアムは16:9の画像サイズで放送
  • ラジオ - 解説:山中美和子/実況:塚本貴之
2013年(第31回)大会
  • テレビ - 解説:金哲彦/実況:三瓶宏志
  • (デジタル)総合・NHKワールドプレミアムで中継。
  • ラジオ - 解説:山中美和子/実況:伊藤慶太
2014年(第32回)大会
  • テレビ - 解説:金哲彦/実況:渡辺憲司
  • (デジタル)総合・NHKワールドプレミアムで中継。
  • ラジオ - 解説:鯉川なつえ/実況:松野靖彦
2015年(第33回)大会
  • テレビ - 解説:金哲彦/実況:伊藤慶太
  • (デジタル)総合・NHKワールドプレミアムで中継。
  • ラジオ - 解説:鯉川なつえ/実況:早瀬雄一
2016年(第34回)大会
  • テレビ - 解説:金哲彦・小林祐梨子/実況:渡辺憲司
  • (デジタル)総合・NHKワールドプレミアムで中継。
  • ラジオ - 解説:山中美和子/実況:星野圭介
2017年(第35回)大会
  • テレビ - 解説:金哲彦・小林祐梨子/実況:太田雅英
  • (デジタル)総合・NHKワールドプレミアムで中継。
  • ラジオ - 解説:山中美和子/実況:広坂安伸
2018年(第36回)大会
  • テレビ - 解説:金哲彦・小林祐梨子/実況:星野圭介
  • (デジタル)総合・NHKワールドプレミアムで中継。
  • ラジオ - 解説:鯉川なつえ/実況:筒井亮太郎
2019年(第37回)大会
  • テレビ - 解説:金哲彦・小林祐梨子/実況:冨坂和男
  • (デジタル)総合・NHKワールドプレミアムで中継。
  • ラジオ - 解説:鯉川なつえ/実況:筒井亮太郎
2020年(第38回)大会
  • テレビ - 解説:金哲彦・小林祐梨子/実況:冨坂和男
  • (デジタル)総合・NHKワールドプレミアムで中継。
  • ラジオ - 解説:鯉川なつえ/実況:稲垣秀人
2022年(第40回)大会
  • テレビ - 解説:金哲彦・小林祐梨子/実況:稲垣秀人
  • (デジタル)総合・NHKワールドプレミアムで中継。
  • ラジオ - 解説:鯉川なつえ/実況:横山哲也
2023年(第41回)大会
  • テレビ - 解説:金哲彦・小林祐梨子/実況:坂梨哲士
  • (デジタル)総合・NHKワールドプレミアムで中継。
  • ラジオ - 解説:鯉川なつえ/実況:鳥海貴樹
2024年(第42回)大会
  • テレビ - 解説:小林祐梨子・福士加代子/実況:伊藤慶太
  • (デジタル)総合・NHKワールドプレミアムで中継。
  • ラジオ - 解説:鯉川なつえ/実況:北嶋右京

視聴率

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1984年の第2回大会では、関東地区のテレビ視聴率が36.9%を記録した(ビデオリサーチ調べ)。この記録は箱根駅伝中継の歴代最高視聴率をも上回る、過去の駅伝中継では最高であるほか[8]、女子ロードレース中継全体としても高橋尚子が金メダルを獲得した2000年のシドニーオリンピック女子マラソンの40.6%に次ぐ記録である。

大会テーマ曲

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大会イメージソングとして第10回大会以来『美しい日々』(唄:小坂明子)が使われていたが、第20回大会を記念して新たに花*花による『涙のチカラ』が制作された。この曲は『みんなのうた』でも放送された他(アニメーション:南家こうじ)、花*花が音楽活動を休止していた時期も継続して使用されていた。

関連書籍

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  • 『美しい日々 熱走のドラマ 全国女子駅伝10周年記念誌』(全国都道府県対抗女子駅伝競走大会第10回記念大会企画委員会 編、京都新聞社、1992年4月、ISBN 978-4763802965

関連項目

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脚注

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出典

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  1. ^ “能登半島地震被災を理由にしたエントリー変更無制限に 都道府県対抗女子駅伝”. 日刊スポーツ. (2024年1月10日). https://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/202401100000039.html 2024年1月10日閲覧。 
  2. ^ “能登半島地震で大きな被害受けた石川県はエントリー変更なし【全国都道府県対抗女子駅伝】”. 中日スポーツ. (2024年1月13日). https://www.chunichi.co.jp/article/837161 2024年1月13日閲覧。 
  3. ^ 歴代区間ベスト10”. 皇后盃全国都道府県対抗女子駅伝競走大会事務局. 2016年12月31日閲覧。
  4. ^ 全国女子駅伝、初の中止正式決定 新型コロナ影響で、日本陸連が発表 京都新聞 2020年9月18日
  5. ^ 『NHK大阪放送局開局80年 大正・昭和から平成へ(1925年〜2005年)』NHK大阪放送局、2005年、96頁。 
  6. ^ 全国女子駅伝のテレビ中継 NHK総合はサブチャンネルも使用し放送”. 京都新聞 (2024年1月14日). 2024年1月14日閲覧。
  7. ^ 1982年2月11日付中日新聞テレビ・ラジオ欄
  8. ^ ホントかよ!? 1月14日号砲の「全国女子駅伝」はかつて「箱根駅伝」より人気があった!”. 日刊ゲンダイDIGITAL (2024年1月13日). 2024年1月14日閲覧。

注釈

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  1. ^ 車両提供から撤退後も番組提供は続けていた。
  2. ^ かつては、大阪国際女子マラソン、全日本大学駅伝福岡国際マラソン箱根駅伝[注 1]東京国際マラソンにも車両提供を行っており1シーズンでは業界最多だった時期もあったが一連の不祥事以降はこの大会の他びわ湖毎日マラソンに提供した。いずれもNHKのテレビ、ラジオで中継する大会で民放で中継する大会は皆無となった。2022年からは、びわ湖毎日マラソンが大阪マラソンに統合されたが新たに別府大分毎日マラソンに提供することが決まり一連の不祥事以来久しぶりに民放で中継する大会に提供する。

外部リンク

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