遠山純生
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とおやま すみお 遠山 純生 | |
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生誕 |
1969年(54 - 55歳) 日本 愛知県 |
職業 | 映画評論家、編集者 |
遠山 純生(とおやま すみお、1969年 - )は、日本の映画評論家、編集者[1]。
経歴
[編集]1969年、愛知県に生まれる[2]。早稲田大学第一文学部卒業[3]。1990年代後半より映画評の執筆と書籍編集を始める[3]。これまでに、エスクァイア・マガジン・ジャパンのe/mブックスのほか、映画パンフレットの執筆、編集を手がけている[4]。2021年『アメリカ映画史 再構築 社会派ドキュメンタリーからブロックバスターまで』で芸術選奨新人賞受賞[5]。
著書
[編集]- 『〈アメリカ映画史〉再構築 社会派ドキュメンタリーからブロックバスターまで』2021年、作品社
編著
[編集]- 『ジャン=リュック・ゴダール』(1998年、カルチュア・パブリッシャーズ、E/Mブックス)
- 『ウディ・アレン』(1998年、カルチュア・パブリッシャーズ、E/Mブックス)
- 『「アメリカン・ニューシネマ」の神話 : American film 1967-72』(1998年、ネコ・パブリッシング)
- 『ジャック・タチ』(1999年、エスクァイア・マガジン・ジャパン、E/Mブックス)
- 『ヌーヴェル・ヴァーグの時代 1958-1963』(1999年、エスクァイア・マガジン・ジャパン、E/M ブックス)
- 『フィルム・ノワールの光と影』(1999年、エスクァイア・マガジン・ジャパン、E/Mブックス)
- 『クリント・イーストウッド』(1999年、エスクァイア・マガジン・ジャパン、E/M ブックス)
- 『追憶のロード・ムーヴィー』(2000年、エスクァイア・マガジン・ジャパン)
- 『映画監督のお気に入り&ベスト映画』(2000年、エスクァイア・マガジン・ジャパン)
- 『CHINA EXPRESS―北京~上海~香港~台北 疾走する電影都市』(2000年、エスクァイア・マガジン・ジャパン)
- 『60年代アメリカ映画』(2001年、エスクァイア・マガジン・ジャパン、E/Mブックス)上島春彦と
- 『映画監督の未映像化プロジェクト』(2001年、エスクァイア・マガジン・ジャパン)
- 『ジャン・ユスターシュ』(2001年、エスクァイア・マガジン・ジャパン)
- 『サム・ペキンパー』(2001年、エスクァイア・マガジン・ジャパン、E/Mブックス)
- 『ヴィム・ヴェンダース』(2002年、エスクァイア・マガジン・ジャパン、E/Mブックス)
- 『アレックス・コックス』(2002年、エスクァイア・マガジン・ジャパン、E/Mブックス、スティーヴン・ポール・デイヴィーズ著、鈴木玲子訳)
- 『チェコアニメ新世代』(2002年、エスクァイア・マガジン・ジャパン)
- 『チェコアニメの巨匠たち』(2003年、エスクァイア・マガジン・ジャパン)
- 『ジャン=リュック・ゴタール』(2003年、エスクァイア・マガジン・ジャパン、E/Mブックス)
- 『マノエル・デ・オリヴェイラと現代ポルトガル映画』(2003年、エスクァイア・マガジン・ジャパン、E/Mブックス)
- 『ジャック・タチの映画的宇宙』(2003年、エスクァイア・マガジン・ジャパン)
- 『アキ・カウリスマキ』(2003年、エスクァイア・マガジン・ジャパン)
- 『「冬の日」オフィシャルブック』(2003年、エスクァイア・マガジン・ジャパン)
- 『10ミニッツ・オールダー』(2003年、エスクァイア・マガジン・ジャパン)
- 『ヨーロッパ映画の美少年たち BEAU GARCON!』(2004年、エスクァイア・マガジン・ジャパン)
- 『ズデネック・ミレルの世界 :チェコ・カートゥーン・アニメの巨星』(2004年、エスクァイア・マガジン・ジャパン)
- 『デイヴィッド・リンチの映画空間』(2004年、エスクァイア・マガジン・ジャパン)
- 『イオセリアーニに乾杯!』(2004年、エスクァイア・マガジン・ジャパン)
- 『映画は音楽だ!ポップ・ミュージック篇』(2005年、エスクァイア・マガジン・ジャパン)
- 『ジム・ジャームッシュ』(2006年、E/Mブックス、エスクァイア・マガジン・ジャパン)
- 『マルチェロ・マストロヤンニ :ラテンラヴァーを知る10の断章』(2007年、エスクァイア・マガジン・ジャパン)
- 『紀伊國屋映画叢書1 イエジー・スコリモフスキ』(2010年、紀伊國屋書店)
- 『紀伊國屋映画叢書2 ビクトル・エリセ』(2010年、紀伊國屋書店)
- 『紀伊國屋映画叢書3 ヌーヴェル・ヴァーグの時代』(2010年、紀伊國屋書店)
- 『ロバート・オルドリッチ読本1』(2012年、boid)
- 『マイケル・チミノ読本』(2013年、boid)
- 『ロバート・クレイマー1964/1975 ヴェトナム戦争時代のニューレフトとラディカルシネマ』(2013年、シネマトリックス)
- 『イエジー・スコリモフスキ読本 「亡命」作家43年の軌跡』(2014年、boid)
訳書
[編集]- マーク・ソールズベリー編『バートン オン バートン』1996年、[映画作家が自身を語る]フィルムアート社)
- レイ・カーニー編『ジョン・カサヴェテスは語る』都筑はじめ 共訳、2000年、幻冬舎)
- ピーター・ボグダノヴィッチ「私のハリウッド交友録 映画スター25人の肖像」(2008年、エスクァイア・マガジン・ジャパン)
- クリスタ・ラング・フラー、ジェローム・ヘンリー・ルーズ共著『サミュエル・フラー自伝 わたしはいかに書き、闘い、映画をつくってきたか』2015年、boid)
脚注
[編集]- ^ “東京会場 - イベント情報”. 第37回ぴあフィルムフェスティバル. 2016年5月1日閲覧。
- ^ “【再掲載】サミュエル・フラー自叙伝抄 第1回 (遠山純生)”. boidマガジン. 2016年5月1日閲覧。
- ^ a b “チリ映画特集『チリの闘い』(3部作) / The Battle of Chile (trilogy)”. 東京外国語大学 TUFS Cinema (2018年10月31日). 2022年3月9日閲覧。
- ^ “創刊! 紀伊國屋映画蔵書 第一弾 - イエジー・スコリモフスキ”. 映画の國. 2016年5月1日閲覧。
- ^ “ティム・バートン 映画作家が自身を語る”. フィルムアート社. 2016年5月1日閲覧。
外部リンク
[編集]- 遠山純生 (@toyamasumio) - X(旧Twitter)