遠山明子
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遠山 明子(とおやま あきこ、1956年2月20日[1]- )は、日本のドイツ文学翻訳家。
人物・来歴
[編集]神奈川県生まれ。上智大学大学院でドイツ文学を専攻。青山学院大学非常勤講師。大学でドイツ語、ドイツ文化を教えながら、ドイツ語圏の児童文学の翻訳紹介をしている[2]。
翻訳
[編集]- 『空とぶブタ ゴットフリート』(ヴァルトルン・ベーンケ、ユタ・バウアー絵、福武書店) 1987.5
- 『おばあちゃんとあたし』(アヒム=ブレーガー、伊達正則絵、講談社) 1988.4
- 『みなしごギツネ』(イリーナ・コルシュノフ、ラインハルト・ミヒル絵、福武書店) 1988.5
- 『なしの木の精スカーレル』(ルイーゼ・リンザー、福武書店) 1989.7
- 『夢をみるアンネ』(レナーテ=ヴェルシュ、津尾美智子絵、講談社) 1989.9
- 『女の子はサンタクロースになれないの?』(エルフィー・ドネリ、津尾美智子絵、国土社) 1990.10
- 『パパは専業主夫』(キルステン・ボイエ、平野恵理子絵、佑学社) 1990.12、のち童話館出版 1996
- 『魔法のなべと魔法のたま』(バルバラ・バルトス=ヘップナーぶん、ドゥシャン・カーライえ、ほるぷ出版) 1990.5
- 『お月さまはハンバーガー』(アヒム=ブレーガー、ながしまよういち絵、講談社) 1990.7
- 『わたしもお母さんがほしい!』(ディミーター=インキオフ、牧野鈴子絵、偕成社) 1991.10
- 『うら庭の水の精』(グードルン・パウゼバンク、インゲ・シュタイネッケ絵、福武書店) 1991.2
- 『魔法のひまわり』(エヴェリーン・ハースラー、スーザン・オーペル絵、ほるぷ出版、くれよん文庫) 1992.9
- 『黒ネコ、ミコシュのぼうけん』(ユリィー・ブレジャン、クヴィエタ・パツォウスカー絵、ほるぷ出版、くれよん文庫) 1993.5
- 『サンタクロース失踪事件』(クニスター、ラルフ・ブチュコフ絵、講談社青い鳥文庫) 1994.11
- 『おじいちゃんは荷車にのって』(グードルン・パウゼバンク、インゲ・シュタイネケ絵、徳間書店) 1995.5
- 『モリーはどこ?』(ウーリ・ヴァース、ほるぷ出版) 1996.12
- 『ロレッタとちいさなようせい』(ゲルダ=マリー・シャイドル、クリスタ・ウンツナー=フィッシャー絵、ほるぷ出版) 1997.1
- 『愛の一家 あるドイツの冬物語』(アグネス・ザッパー、マルタ・ヴェルシュ画、福音館文庫) 2012.1
- 『霧の王』(ズザンネ・ゲルドム、東京創元社) 2012.12
- 『獣の記憶』(ニーナ・ブラジョーン、創元推理文庫 2015.10
- 『セーヌ川の書店主』(ニーナ・ゲオルゲ、集英社) 2018.7
- 『アルプスの少女ハイジ』(ヨハンナ・シュピリ、光文社古典新訳文庫) 2021.6
ベッティーナ・アンゾルゲ
[編集]- 『冬のオーレ』(ベッティーナ・アンゾルゲ、福武書店) 1983.10
- 『オッコーと魔法のカモメ』(ベッティーナ・アンゾルゲ、福武書店) 1984.5
- 『お月さまをのんだこぐまのプンメル』(ベッティーナ・アンゾルゲ、福武書店) 1985.1
- 『ゆきの子シュメ クリスマスのものがたり』(ベッティーナ・アンゾルゲ、福武書店) 1985.10
- 『風の子リーニ』(ベッティーナ・アンゾルゲ、福武書店) 1985.9
- 『空をとんだマルビンヒェン』(ベッティーナ・アンゾルゲ、福武書店) 1986.5
グリム童話
[編集]- 『赤ずきん 完訳グリムどうわ』(イブ・タルレ画、偕成社) 1986.12
- 『しらゆき姫 完訳グリムどうわ』(シャンタル・ミュラー=ヴァン=デン=ベルジェ絵、偕成社) 1988.3
- 『こびとのくつやさん グリム童話』(エヴ・タルレえ、ほるぷ出版) 1990.6
「ピッツァと子ゾウのオスカー物語」
[編集]- 『アフリカへいこうよ』(アヒム=ブレーガー、ギーセラ・カロウ絵、ほるぷ出版、ピッツァと子ゾウのオスカー物語) 1991.4
- 『絵のなかのぼうけん』(アヒム=ブレーガー、ギーセラ・カロウ絵、ほるぷ出版、ピッツァと子ゾウのオスカー物語) 1991.6
- 『オスカー、学校へいく』(アヒム=ブレーガー、ギーセラ・カロウ絵、ほるぷ出版、ピッツァと子ゾウのオスカー物語) 1991.8
カイ・マイヤー
[編集]- 『水の女王』 2003
- 『光る石』 2003.12
- 『ガラスの言葉』 2004.6
- 「海賊ジョリーの冒険」(カイ・マイヤー、あすなろ書房)
- 『死霊の売人』 2005.12
- 『海上都市エレニウム』 2006.8
- 『深海の支配者』 2007.7
- 『氷の心臓』(カイ・マイヤー、あすなろ書房) 2008.11
- 「天空の少年ニコロ」(カイ・マイヤー、あすなろ書房)
- 『消えた龍王の謎』 2010.2
- 『呪われた月姫』 2011.7
- 『龍とダイヤモンド』 2012.3
- 「嵐の王」(カイ・マイヤー、酒寄進一共訳、創元推理文庫)
- 『魔人の地』 2015.12
- 『第三の願い』 2016.4
- 『伝説の都』 2016.7
「ファンタージエン」
[編集]- 『ファンタージエン 愚者の王』(ターニャ・キンケル、ソフトバンククリエイティブ) 2006.3
- 『ファンタージエン 言の葉の君』(ペーター・デンプフ、ソフトバンククリエイティブ) 2007.10
- 『ファンタージエン 反逆の天使』(ヴォルフラム・フライシュハウアー、ソフトバンククリエイティブ) 2008.3
ケルスティン・ギア
[編集]- 「時間旅行者の系譜」(ケルスティン・ギア、東京創元社)
- 『紅玉(ルビー)は終わりにして始まり』 2013.2、のち文庫
- 『青玉(サファイア)は光り輝く』 2013.5、のち文庫
- 『比類なき翠玉(エメラルド) 』 2013.8、のち文庫
- 『夫に出会わないためのTo Doリスト』(ケルスティン・ギア、東京創元社) 2014.10
- 「夢の書」(ケルスティン・ギア、東京創元社)
- 『緑の扉は夢の入口 第一の夢の書』 2018.4
- 『黒の扉は秘密の印 第二の夢の書』 2018.7
- 『黄色の扉は永遠(とわ)の階 第三の夢の書』 2018.10